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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
54/153

.21

旅立ちの日。


ほとんどのノーマンが行ける所まで見送った。

それぞれが墓標を担ぎ、または引きずって。


定期的に墓標を立てて進む。

墓標は点、点、と、だが綺麗に一直進に並ぶ。


最後まで見送ったノーマンは2昼夜付き合ってくれた。


天候は穏やかで風もそんなに強くはない。


逆にノーマンが悪天候と思う天候とは、夜、雪のシェルター(寝床)で寝ると凍死してしまう気温。大声で話しても聞き取れない程の強い風。

それ以外は穏やかな天候という。


ユーリ保護地区からボストーク基地へは南極極地点…南極の中心へと進む事。


南極は中心に行くほど標高は高くなり、気温はより低くなる。

そのせいで一歩歩くと足がフクラハギまで埋まってた雪の地面がだんだんと凍った地面になり歩き易くなる。


ノーマン達は一列になり進む。まっすぐ進む為に先頭が100歩数え進むと、一番後ろにいる人が先頭に代わる。

曲がってると後ろの人から声がかかる。


それを繰り返す。アリの行列のように黙々と淡々と。


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