表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
45/153

.11

狂気と死の世界に、活気と生が蘇る。


ぴったりと寄り添っていた死神が離れた。

死神はいなくなった訳ではないが。


ドクターとドミトリーが生き残ったノーマン…今回は315人…に注意と指示をしていく。

墓標となったノーマンは289体。


まだ外に出れなくともノーマン達の顔には笑みがあった。


太陽の光と紫外線で目を焼かないように、コケの灰を目のフチに塗る。

窓をふさいでた鉄板を外す。

ただそれだけでも歓声があがる。


雪を掘る順番も決まった。

手でかきわける。誰もが笑いながら。


淀んでた部屋の風が動いた。

外へのトンネルが開通した証拠だった。


わずかだが光が部屋へこぼれる。


笑いながら涙する者もいる。

目の下の灰が流れ落ちる。

[泣くな]というドクターの声を、涙は言う事を聞かずに溢れ出る。


外は風はあるが太陽がサンサンと地上に光を降り注いでいた。


ノーマン達はゾロゾロと這い出て、新鮮な空気を思い切り肺に入れ、冷たい雪の中を転がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ