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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
38/153

.4

ユーリ保護地区では奇妙な墓標がいたるところにある。


新しく来たノーマン達はその墓標の中身を知ると恐怖と嫌悪感、そして絶望を覚える。


墓標はノーマンだっだ。

つまりノーマンの遺体自体が墓標なのである。


気温マイナスの外では死体は決して腐らず、数十分から120分でカチカチの冷凍肉になる。


目標物のないただっ広い雪の平原の中にある保護地区。

南極は方位磁石は効かない。

方角を知るスベは、たまに出る星座でしか確認できない。


一面真っ白な世界だからまっすぐ進む事もままならない。

だから、死んだノーマンの両腕を頭の上に伸ばした墓標をまっすぐ進む為の目印にした。


新しく来たノーマンの誰もが、所々に立たせてる凍った遺体を見て、狂ってる。キチガイだ…と嫌悪するが、返答する誰もが、いつも同じセリフを言う。


[最初は食肉にしようかって考えてたんだぜ]

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