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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
37/153

.3

ユーリ保護地区の施設にはイスや机は1つもなかった。全て薪となり灰になった。


ここ数年間のノーマン達の徒歩による調査で2000人以上のノーマンが亡くなったが、約30キロ先に岩場がある事を発見。

片道10時間は歩かないと行けない場所。


その岩場の隅々に生えているコケを夏の間に採集。干して外に出れない2ヶ月分の燃料としている。


夏といっても気温はマイナス10度以下である。

何より太陽と雪の反射により紫外線の放射量が多く、雪上生活に適応出来なかいノーマンは目の角膜を焼き失明する。


他にも、凍傷による細胞壊死からの病死。

雪の下に隠れてた割れ(クラック)に落ちて死亡。

ツララが落ち刺さり死亡。

死んだ方が楽という絶望による自殺。


死が絶えず隣にある生活を送っている。

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