表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
32/153

.20

ツァイが顔を出した。


妙に落ち着いている。暗くてツァイの表情が分からない。気のせいか?考えるのがもどかしかった。


[早く降りて来い]

ウンザリした口調でカオが言った。


ツァイが激しい口調で返事を返した。

[そうやっていつも俺をバカにしやがって。どっちがバカなのか今分からせてやる]


ツァイが顔を引っ込めた。次にカオが見たのはロープの束。


カオがハッと気付いた。

[逃げるんじゃ]


ツァイは

[遅えよ。死ね。クソジジイ]

吠えながらロープの束を蹴った。

ロープの束は電気ケーブル線の束だった。

ケーブル線の束は音を立てて転がり落ちる。地面に付くや否や、高圧電流が流れる音が流れる。その音に共鳴するようにカオと孫達の痺れた悲鳴。


ツァイが発電所に逃げ入って鍵をかけた後にした事は、発電機の冷却機の水を流し、部屋を水浸しにする事だった。


水の伝導性を利用して電流を流し電気ショック死。それが発電所担当であったツァイの武器だっだ。


カオと孫達は痙攣硬直し、倒れる事を許されず立ったまま高圧電流を浴びて死んだ。


ツァイは立ったまま死んでるカオ達を見ながら言った。


[さて、どうやって降りようか…]

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ