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ノーマン物語-サバイバル刑務所  作者: じゃむ
プロローグ
14/153

.2

どのノーマン保護地区にも大切なモノは3つ。水と食料と電気。


水は地下水や雨水を用い、電気は発電所がある。食料は一週間に一度、空からパラシュートでコンテナに詰まって降りてくる。

食料といっても味のない最低限の栄養が詰まったカプセル状のサプリメントだけである。


保護地区の面積は各保護地区により異なる。

それぞれの国の采配なのだが、地球憲法が決めた事は3つ。


第一。絶対に脱走はさせてはならない事。

第二。水と食料と電気を最低限確保させる事。

第三。ノーマンの世界に人間を関与させてはならない事。


だがこの憲法はあくまでも人間の為の憲法であり、ノーマンには何の保証もなかった。


事実、中国雲南省保護地区のノーマン人口は約2000人。毎週降りてくるサプリメントは2000人分。

不定期だが新しいノーマンは100人やってくる。


つまり雲南省保護地区では100人来たら100人は死ななければならない。


食料が足りないのだ。


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