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見知らぬ世界の兄弟星  作者: Pvt.リンクス
第1章 未知との出会いは唐突に
7/66

1-6 戦友

 突然の発砲により戦端は切られた。トゥスカニアが封鎖を完了する前に何者かが突撃し、それに奴隷商側が攻撃、闖入者が反撃、という形だ。パスカルは慌ててゼップと連絡を取り、闖入者の正体を探ろうとしている。双眼鏡で観察したレイジにはその人物が何者か、大体分かってしまっていたが。


 同じてっぱちに迷彩服と防弾チョッキ、そして見慣れたミニミ軽機関銃。そして極め付けは、その腕に付けられているワッペンだ。双眼鏡で見て初めて気がついた。中央即応連隊の部隊章。つまり、レイジの同僚ということになる。そして、ともにレンジャー訓練を切り抜けたバディだ。


「おいパスカル、あいつ俺と同郷だ」


「何!? まあいいや。この混乱を使わせてもらおう」


 パスカルはニヤリと笑うと、またグライアスを起動する。その間にレイジは手頃な煙突に背嚢をパラコードで縛り付け、落ちたり簡単に盗られないようにすると、残弾を確認して戦闘態勢を整えた。


「ゼップ、別のクロノスの招き人だ。ドンパチ始めたからそれに乗じて突入する」


『わかった。トゥスカニアはどうする?』


「手出しさせるな」


 パスカルはそう言うと屋根から飛び降り、敵陣のど真ん中へと降下していく。そして、両方の袖から機械仕掛けのナイフが飛び出し、パスカルの降下地点にいた哀れな犠牲者の首へ深々と突き刺さった。


 レイジはそれに遅れて、89式小銃をスリングで背中からぶら下げると、グラビライト石に賭けて屋根から飛び降りた。普段ならザイルを張ってリペリングで降下するような高さを何も身につけずにダイブする。浮遊感が体を包み込む。絶叫マシンとは違う。ミスすれば命はない。


 下は既にアイツとパスカルが乱戦を始めている。自分も、生と死が隣り合わせになるそこへ突入するのだ。それなのに、何故か心が落ち着いていた。まるで、死を受け入れているかのように。否、もう受け入れていたのだ。自衛隊に入隊した、その日から。


 地面に近づくと、反重力が発生して体が急減速し、コトン、と音を立てて半長靴が石畳に接地する。それが始まりの合図になった。大剣を男が振りかざし、レイジに向かって今にも振り下ろそうとしていた。


 背中に吊った89式小銃を取るより拳銃を抜く方が早いと判断し、腰のホルスターから9mmけん銃を引き抜き、発砲する。近距離からの射撃なら感覚で狙える。わざわざ照準器を使う必要はなかった。


 額に9mm弾を食らった男は前につんのめるようにして倒れた。それをレイジは少し横にステップを踏んで回避する。そして、手早く拳銃をホルスターに戻し、今度は89式小銃に銃剣を取り付けた。飛び跳ねたパスカルの弾幕が敵を一掃していく。アイツのミニミも密集する敵に対して猛威をふるっている。ならばその間にすべきことは奴隷とされている人を救出することだ。


「んじゃ、任せるぞ皆坂士長」


 胸にとり付けてあるトランシーバーにそう言うと、レイジは敵を無視して走る。マイクからは驚愕とも取れる声が聞こえてくるが、それは後回しにしておくことにした。


「突撃にぃ……前へ!」


 自分に自分で突撃命令を出す。一種の自己暗示のようなものだ。銃剣を取り付けた89式小銃を構えて檻目掛けて全力で走る。


 もちろんタダでは通してくれない。邪魔が入る。それを作業のように、咄嗟に狙って撃ち、時には銃剣を胸に突き立てて"処理"していく。情を切り捨てて理に従い行動する。それは効率的で、酷く冷酷だ。


 世の中、そんなもんだろう。そう割り切ったレイジはただ本能の命ずるままに戦う。盾を構える敵がいても、迷わずに撃つ。89式小銃で使う5.56mm弾は高い貫徹性を持ち、近距離で歩兵の持つ盾程度なら余裕で貫通してしまう。盾持ちの敵はそんなことも知らずに盾で受け、貫通弾で絶命した。何があったかはわからなかったのかもしれない。


 目の前の檻まで血路を拓き、扉を開けられないか見てみると、閂が嵌められている上にご丁寧に施錠までされていた。よっぽど大切な商品なのだろう。反吐が出そうなほどだった。いっそ、奴隷商人をこの中にぶち込んで売り払ったら清々するかもしれない。


「助けて!」


 少女が檻越しに手を伸ばしてくる。レイジは指ぬきのグローブを着けたままその手をしっかりと握りしめた。小さく、痩せ細った手を角ばった大きな手が包み込み、力強く握りしめた。


「任せろ。今出してやる!」


 また9mmけん銃を抜き、中の人に当てないように角度を考えて錠前に発砲する。南京錠のような薄っぺらい鍵は9mm弾に耐えることができず、あっさり壊れた。閂も忌々しいとばかりに掴み、その辺の敵へと適当に投げる。


 戦況は我が方に有利。レイジはそう判断し、このまま奴隷たちをトゥスカニアに引き渡し、保護してもらおうと思った。ミニミ軽機関銃の絶え間ない銃声と悲鳴が共鳴し、大剣に持ち替えていたパスカルが剣を振り回すたびに血飛沫が宙に散る、生々しい戦場がそこにあった、


「パスカル! トゥスカニアに合流するか!?」


「したいところだが、お前の知り合いどうにかしろ! 俺まで撃たれそうだ!」


 どうやら、パスカルも敵と勘違いされたようだ。仕方ないとばかりにレイジはもう一度トランシーバーを掴み、皆坂に指示を出した。


「皆坂士長、神崎3曹だ。射撃中止。お前が来た入り口の方へ行け。合流するぞ」


『神崎班長!? 今どこに!?』


「お前と同じところ。すぐに行け! 通信終了!」


 有無を言わさずに通信を切ると、レイジは89式小銃を構えて奴隷たちを先導し始めた。マスケット銃に銃剣を付けている敵も散見される。レイジは戦闘しつつも敵の戦力及びこの世界の技術レベルを推し量っていた。


 目の前から敵が迫る。迫る刃もレイジに恐怖を与えるには及ばない。絶対の信頼を置く銃が手の中にあるのだ。剣は銃に勝てはしない。その自信が安心を与えているのだ。


「死ね。何が起きたか分からぬままに」


 1発の小銃弾が男の鳩尾を貫く。この手で1つの命を奪った、その実感がレイジの心に打撃を与える。だが、足を止めることはない。そのまま駆け抜け、次から次へと敵を屠る。遠距離からの有無を言わせぬその必殺の一撃が次々と命を奪う。


 誰かの命を守るために誰かの命を奪う、そんな矛盾した状況がここにはある。覚悟はもうしていた。だから取り乱すことはない。これが役目なのだ。そして、前にもこんな感覚を味わった事があるような気がしてならなかった。


「パスカル! どこだ!?」


「もうすぐ入り口だ! 早く来やがれノロマ!」


「そりゃないぜ」


 レイジは苦笑いを浮かべて89式小銃を構え直す。こうも簡単に撃っていいのかと疑問に思うが、やるしかなかった。ここで戦うのを拒否すればゼップは自分たちを怪しむだろう。それよりは、こうして指示に忠実に動いたほうが身のためだ。それに、レイジには助けを求める人を捨て置くだけの冷酷さが無かった。もし帰還した時に叱責されたら、自衛のためだと報告しておこう。


 雪崩のように突破し、通りの入り口に辿り着いた。そこにはパスカルと、パスカルに羽交い締めにされている同僚の姿があった。その背後にはベージュの戦闘服と黒のポンチョを羽織り、、黒い金属製ヘルメットを被った兵士たちがいた。手には木製の銃床のボルトアクション式ライフルが握られている。きっと、彼らがトゥスカニアの兵士なのだろう。


 トゥスカニアの兵士たちが救出した人々を保護する。その間にレイジはパスカルと皆坂の元へ駆け寄った。トゥスカニアの兵士がレイジに銃口を向けようとしたが、パスカルが片手をかざしてそれを制止した。


「パスカル、そいつが俺の仲間だ。放してやってくれないか?」


「ちなみに話せるのは?」


「俺と同じ言語」


 パスカルは仕方ないとでも言いたげな表情で皆坂を放す。皆坂はパスカルの拘束が解けるとゆっくり立ち上がり、あちこちの関節を回し始めた。


「よう、生きてたか?」


「ええ……ここどこなんです? 言葉は全然通じないし、通じたと思ったら助けてってここまで引っ張ってこられて……それで撃たれて撃ち返してと散々ですよまったく……」


「まあ、事情が色々あるみたいなんだよ。ところで、そこの奴は一応味方だから喧嘩するなよ」


 レイジはパスカルを指差して言う。パスカルは特に反応を示すこともなくトゥスカニアに指示を出していた。レイジにはパスカルのしゃべるスピエルが理解出来ているが、やはり皆坂には理解出来ていないようだ。


「パスカル、こいつスピエル話せないんだけどどうすればいい?」


「……一回屋敷へ連れて行く」


「了解。皆坂、ちょっとツラ貸せや」


 レイジは皆坂の襟首を掴む。勿論、皆坂はこれからどうされるのかと動揺したのは言わずもがな。


「か、神崎班長!? お許しを! まだ死にたくない!」


「反省はさせないから安心しろ」


「そう言って何度反省させたんだこのクソッタレ陸曹!」


 そんな悲鳴とともに、レイジの鉄拳がヘルメット越しに降り注いだ鈍い音が響き渡った。


 ※


 ゼップの屋敷に連行された皆坂は動揺していた。豪華の一言以外にどう表現すればいいかわからない豪邸に連れられ、動揺しない現代っ子がいるわけがないだろう。取り乱さないのは隣に気心知れた元バディがいるからだろう。


 皆坂はレイジたちと同じようにパスカルに魔晶石を埋め込まれ、言語の壁はなんとかクリアしたが、文化などの違いはどうにもならない。従って、落ち着かないのは仕方ないのだ。


 円卓で左に上官、右に上官の弟、前には厳つい男が3人と美少女2人、後は穏やかな雰囲気を醸し出す青年がいる。皆坂は威圧を感じ、小さくなるしかなかった。


「さて……手荒なことをして済まないな。名前を聞かせてくれるか?」


 ゼップが問いかける。横からレイジも肘で突っつき、言えと無言で圧力をかけた。にこやかな笑みで腕立てを命じられたこともあるため、皆坂は小さくなっていた。


「皆坂です……皆坂啓介。階級は陸士長」


「ミナサカ ケイスケ……だな。ようこそ、我が家へ。僕はヨーゼフ・アロイスだ」


「は、はあ……」


 ケイスケは動揺を隠しきれていない。むしろ、堂々としているレイジの方が異常なのだろう。


「神崎班長、俺たちはこれからどうなるんです?」


「分からん知らんからとりあえずゼップの所でご厄介になってる。原隊に復帰したいけど、手段がないからな。」


 レイジは腕を組んでそう言うしかなかった。自分の部隊に戻りたいという気持ちはあるが、そもそもここに来た原因も分からないのに対処が出来るはずもない。圧倒的に情報が不足しているのだ。つまり、詰みである。


「ええ……どうしましょうか……」


「とりあえず暫くの間情報収集。あと、ゼップに提案なんだが……」


「なんだ?」


 ゼップはレイジに訝しげな表情を見せる。レイジは既に示し合わせていたショウヘイと一度目を合わせると、同時に覚悟を決めたように縦に1つ頷き合った。


「俺とショウヘイを雇ってはくれないか? 何時までもタダ飯に甘える気はない。それに、未知の武器を持つ俺たち……クロノスの招き人を野に泳がせておくより、手元に置いておいたほうが監視もしやすいだろう?」


「はぁ!?」


 ケイスケは素っ頓狂な声を上げ、やられた、とばかりにゼップは唸った。


 ※


 屋敷に辿り付いて話し合いの場に着く1時間ほど前まで話は遡る。レイジとショウヘイは割り当てられていた部屋で話し合いをしていた。


「つまり、一時的にゼップに雇われるのが身のため、ってか?」


 レイジは89式小銃のメンテナンスを終え、組み立て作業をしながらショウヘイに問い返した。それに対しショウヘイは首肯して返す。


「ああ。ゼップが地下牢で言ってた"クロノスの招き人"って単語が気になる。多分、俺たちがこの世界の人間じゃないって気付いてるんだと思う」


「まあ、じゃなきゃ説明がつかないことが多いな。それに、俺が最初に武力があることを示しちまったから、警戒されてるだろうしな……」


「というより、あんなに易々と撃つなよ……」


 ショウヘイがレイジを詰ると、レイジは唸りつつも何かを考えるような仕草を見せた。何かあるのだろうか。


「……射撃命令は出ていたような気がするんだ」


「何バカなことを言ってるんだよ? ここには兄貴に命令する上官も何もいないんだぞ……」


 それを言ったところでショウヘイは何か引っかかるものを感じた。そうだ、この世界に来た日の記憶だ。前日に何をしていたかはしっかり覚えている。寝た瞬間の記憶もある。だけど、起きた時にはここにいた。寝ている最中にここに連れてこられたとは考えにくい。特に、レイジがフル装備な面からもそれはわかった。


「……兄貴、どこまで覚えてる?」


「前日の訓練で死ぬほど疲れて眠ったところ。起床ラッパが鳴らねえと思ったらフル装備でここだ。ご丁寧に弾倉には実弾がいっぱいいっぱい、背中にはクソ重いLAMと思ったら、ダンプポーチに最初から使用済みの弾倉が1本入ってた。どうやら、知らない間に30発入り弾倉を丸ごと使うような事態があったらしいな。背嚢にもまだ弾薬入れてあったし」


 レイジとショウヘイは同じ結論に辿り着いた。確実にこの世界に来た日の記憶が欠落している。たとえ神がいたとしても、レイジをフル装備でこの世界に送るだろうか。その上、その装備も使った形跡があるのだ。


「……俺だけこの役に立ちそうにない物だけで送られてきたのも、理由ありかな……察するに、俺は通学中にここに連れて来られたのかな?」


「じゃあ俺はどうなってるんだ? 幾ら何でも実弾を150発も持って歩くなんてありえないぞ? 空砲ならまだしも……」


 ショウヘイは考え込む。自衛隊に関することには無知に等しいが、流石にその量の実弾を持って歩くなんてありえないだろう。あるとしたらそれこそ戦争だ。


「思い出せないなら仕方ないさ。兄貴のその発砲許可の事も関連付けて、調べるしかないよ。その為にも……」


「今はとりあえず生き延びよう。話はそれからだ」


 レイジはそう結論づけた。分からない事が多すぎて、そうするしかないのだ。ゼップはカレリアの領主で、もし自分たちが害になると判断すれば領民を守る為にも殺しに来るだろう。ゼップ単独なら勝算はあるが、パスカル相手では話にならない。


 つまり、ここは生存の為に自ら首輪を付けられに行くのが正解ということなのだ。戦うにはあまりにも無力で、無知すぎる。


 ※


「……いつから気付いていた?」


 ゼップはレイジに問いかける。髪の毛と同じ色の茶色の瞳がどこまでも深く続く深淵のようにも思え、レイジは思わず息を飲んでしまった。


「先に気付いたのはショウヘイだ。この野郎、人の本心探るの上手いからな」


「ただ細かい事も覚えてるからだよ。人聞き悪いなぁ……」


 ショウヘイはそう言って肩を竦める。レイジの言い方には多少なりとも悪意を感じられた。


「最初に違和感を感じたのは地下牢でだ。ゼップが”クロノスの招き人”って言っていたのが聞こえた。だから、仮説を立てたんだ。気づいてるんじゃないかって。」


「ふむ……続けて」


 ゼップは興味深げにショウヘイに問いかける。釣れた、ショウヘイはそう確信した。こちらが状況を把握していて、警戒していると分かればゼップも下手に手出しはしてこないだろう。これも身を守る為のカードなのだ。あえて手札を晒して相手を躊躇させる。レイジがよく言っていた抑止力というやつだ。


「次に仮説が確信に変わり始めたのはさっきの件だな。会って間もない兄貴をドンパチやるのに巻き込んだ事だ。戦力評価がしたかったのか? まあいずれにせよ、あのタイミングで兄貴を戦闘に参加させたのが引っかかったな。もしかしたら、最初に屋敷の中で敵をすぐに倒した兄貴の腕前が見たかった?」


 やられた、とばかりにゼップはクスリと笑った。ショウヘイはその真意がわからずにいた。自分の推論に確信があった訳ではなく、半分は当てずっぽうのようなものなのだ。


 しかし、それは思いの外うまく行ってしまった。薄ら寒いものが背中を走るような感覚に襲われる。上手く行き過ぎるほど怖いものはない。何か落とし穴があるはずだ。そう勘ぐってしまう。テストも、出来がいいと感じた時ほど警戒しなくてはならないのだ。どこか単純なところでミスを犯している。それが経験則だ。


「分かった。君たちを雇おう。そこの彼も一緒にかな?」


「そういう事で」


「か、神崎班長!?」


「落ち着け皆坂。今は生き残る事が最優先事項。そうだろう?」


 レイジは少しだけ目を細めてケイスケへ言う。それを見たケイスケも同じように表情を真剣なものへと変えた。2人とも、戦士としての顔だった。


「ええ。分かりました。自分もそのように」


 こうして、話はまとまった。それと同時に強い疲労を感じ、レイジとケイスケはその場に倒れこんでしまった。レイジは意識を手放す少し前に、自分の身を案じてくれている弟の声を聞き、安堵したように微笑んでいた。

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