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異世界に響く銃声  作者: レコア
第2章 召喚された高校生銃士
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第二十二話 VS下級騎士

壁に耳あり障子に目あり。気持ち悪・・・(^_^:

一度持っている荷物を全部降ろして、一番大きなカバンを背負い、弾薬のカバン、お嬢様から預かったネックレス入りのカバン、剣、銃の順で身に着ける。ミルが何か言いたそうにこちらを見ていたが、獣人とはいえ女の子に持たせていいレベルの荷物でもないし、最も持たせても大丈夫なカバンにはお嬢様から預かったネックレスを入れたので、結局どの荷物も任せるわけにはいかなかった。勝手口のドアを開き、周囲の様子をうかがいつつ外に出る。お嬢様、ミルが出たのを確認して鍵を閉めた。裏門などは無いので屋敷の塀を乗り越えて屋敷の敷地から出る方法を取る。メルさんのメモ帳だと正面から出るようになっているが、屋敷の正面には旦那様達が出て行った後からずっとうろついている赤い点がある為、夜逃げのような形になった。塀に上っての上で止まり、お嬢様を引っ張り上げて反対側に降ろす。ミルも引っ張り上げて反対側に降ろし、最後に自分が飛び降りた。これだけの荷物を背負い、さらに人を引っ張り上げるなど普通は無理だが、身体強化アシストが可能にしている。休息をしっかりとらないと体への負担が酷くてそのうち体に悪影響が出るそうだが、剣道を続けていた体力は伊達ではないのである程度は大丈夫であるとアイからも報告を受けている。時間的には21時を過ぎる頃だろうか? もう外は暗く、道にはほとんど人が居ない。この辺は屋敷がたくさんあるいわゆる住宅地なのか、店の類が無かった。薄暗い関係で地図も見えないが、屋敷で見た時の記憶をアイのアシストで頭の中に思い描き、時々レーダーに映る赤い点を迂回しながらだいぶ回り道をしつつも町を囲う城壁までたどり着いた。少し移動した先に小さい通用門があり、そこから出られると書いてあったはずだ。少し探すと門は発見できたが、近くに人が居る。通りかかっただけかもしれないので少し待ってみたが動かないようだ。怖がるミルをさんざん説得した後、ミルとお嬢様を近くの家の陰で待たせて俺だけで偵察に行った。草むらから覗くと騎士風の男が1人とみすぼらしい服装の男が立っている。何か話し込んでいるらしいので聞こえる位置まで近寄った。暗いし、音を出さなければバレないだろう。

「しかし、サラード男爵の屋敷に貴様を送り込んだのは失敗だったな。まさか様子をうかがう前に護衛に見つかっただけでなく、捕らえられて連行されるなど恥を知るがいい。たまたま屋敷のメイドが無能で役所ではなく私の居る騎士の詰め所へ連れて来たから良いものを、もし役所に連行され、尋問を受けたらどうするつもりだ? 貴様ごとき簡単に口を割るような尋問方法が王国にはいくらでもあるのだぞ? 今晩の事がもしバレていたら、貴様はもちろん、我々の首も飛ぶのだ。死にたくなければ用心せよ」

「へい。申し訳ねえです。まさかあのババアメイドが護衛を雇っているなんて知らなかったもんですから」

「あれは奴隷だ。宰相様が王命として出した戦闘奴隷買占めの命令で、ふんぞり返った貴族共が私兵を増やせぬようになったはずだったが、まさか王都の外へ出て別の町から奴隷を買って来るとは予想外であった。サラード男爵は魔法研究の分野における重要人物だ。必ず生かして捕らえねばならぬ。捕らえ、新しい王国に従わせるには、娘の捕獲も重要だ。貴様が持ってきた話を信じてここで待っているが、本当に娘はここを通って王都脱出を図るのだろうな? 嘘だったら承知せぬぞ?」

「へい。サラード男爵の屋敷に出入りしている御者が、メイドが男爵と話しているのを聞いたそうで、確かにここを通る計画だとの事でごぜえます。男爵は自分が王命に従って城へ向かうのを囮に、メイドに命じて娘をここから逃がすつもりらしいです」

「あいつか。貴族の屋敷にはいろいろな人間が入るからな。せっかくの囮も無駄という訳か。無事娘を捕らえれば、我々の手柄だ」

「へい!」

どうやら、メルさんの計画はバレていたらしい。ここは引き返すべきか? そう考え始めた頃、もう一人男が合流した。暗くて顔は分からないが、声は聞き覚えがある気がする。彼もこの騎士に協力する屋敷関係の人物なのだろうか?

「どうも。旦那、例の新しい奴隷の情報ですがね。あいつはやばいですぜ」

「挨拶もろくにせずいきなり何を言い出すのだ。貴様は確か屋敷の御者だったな。あの奴隷は確かに珍しくはあったが、気配や動きは素人同然であったぞ? 異邦人故素性が怪しいが、戦闘奴隷程度なら我が剣にはかなうまい。それとも、何か他に問題があるのか?」

聞き覚えのある声だと思ったら御者の男か。俺が銃を撃つところを見られているから、これはまずいかもしれない。

「ええ。女の方は単なる獣人のガキみたいなんですが、男の方が持っている異国の武器がすごいんでさ。見えても居ない距離に居る魔物に攻撃出来て、しかも1回の攻撃でウッドマンが何の抵抗もできずにやられちまったんでさ。あれはやばいですぜ」

「見えていない距離のウッドマンを一撃だと? 酔っているのか? 打撃や斬撃に耐性のあるウッドマンが一撃など聞いた事が無い。どのような武器だと言うのだ。特殊な弓か? いかに異国の技術といえど、見えないほど離れたウッドマンに命中させて一撃で倒すなどありえぬだろう。私が見た時は弓など持っていなかったぞ? それどころか剣すら持っていなかった」

「何か棒状の物を背負っていやしませんでしたか? あれが武器なんでさ。あれをいじって何かした後、こうやって持つとえらくでかい音と煙が出てきやしてね? そしたらあの奴隷が、倒しましたって言いやがって」

「棒状・・・あれか。しかし、思い出してみても武器には見えぬな。短い槍でも無かろうし、メイスなら見えない距離のウッドマンには届くまい。すると魔法か? あの奴隷は魔法が使えると言うのか? 魔術ではそんなもの聞いた事も無いが」

銃がどんな形をしているかバレてしまった。やはり魔法を疑われているようだが、騎士は信じられないらしい。

「嘘じゃねえです。あんな物食らったら騎士様の鎧だって木っ端みじんかもしれませんぜ」

「そんなことはあるまい。いかに私が下級騎士といえども、騎士である事に変わりはない。この鎧がそう簡単に壊れるものか」

「も、もちろん旦那の事は信じていやすが、あれをこの目で見た後だと心配になるのは仕方ないと思いやす」

騎士が御者の発言に機嫌を損ねたようで、御者が必死に言い訳をしている。さて、これはどうしたらいいものだろうか。

「ふん。どうせ娘がここに来ると言うなら、あの奴隷も一緒であろう。あの武器を使われる前にこの剣で叩き切ってくれるわ」

「さすが、騎士様は頼もしい限りでごぜえます」

「フハハハハハハ」

うーん。メルさんが侵入者を引き渡したあの騎士は、どうやら侵入者とグルだったらしい。おまけに御者も奴らの仲間のようだ。俺は移動してミル達の所に戻ろうとしたが、その前に騎士が鋭い声を出したのでその場で固まった。

「娘とは何かしら? 下級騎士の分際で、男爵令嬢の私に失礼じゃないかしら?」

「お、お嬢様!!」

「そこに隠れている奴、出てこい!」

「あ、しまった!」

娘呼ばわりが我慢ならなかったのか、お嬢様が反論して騎士に見つかってしまったようだ。なんてことしているんだ・・・。

「ハハハハ。まさか隠れていたのが娘本人とはな。おとなしくすれば命だけは助けてやる。逃げたり騒いだりしたら痛い目に合う事になるぞ? どうする? ハハハハハ」

「何をする気? 近寄らないで!」

「グヘヘヘ。かわいいメイドちゃん、おとなしくしてろよ? グヘヘヘ」

「ひぃ!」

「お、お嬢様。ここは抵抗せず騎士様に従いましょう?」

「あなたは屋敷の・・・。そう、あなたが情報を漏らしたのね!」

騎士が悪役のテンプレなせりふを吐き、侵入者の男がミル相手に気持ち悪い笑い声をあげている。御者は自分がここに居るのがバレた事に慌てているらしく説得を試みたようだが、思ったより冷静なお嬢様に完全に騎士サイドだと判断されたようだ。俺は急いで移動を開始する。騎士達の後ろ、ちょうどミル達の反対側に出るように動き、装填済みの銃を角から出して狙う。標的は騎士の首元だ。鎧を貫けるか不安だったのでそこを選んだが、俺の思考を読み取ったアイから、あの騎士の鎧ならこの距離からの射撃でどこでも抜けると返答が来たので後頭部に照準を変更する。侵入者の男がカンテラを付けたらしく、男の周囲がぼんやりと明るくなり、騎士の鎧が鈍く光っている。御者の男は半分以上が暗闇に隠れているが、一応位置は分かる。照準したまま、タイミングを待つ。


(まだだ、まだ早い。冷静に、冷静に・・・)


騎士がミル達に向かって一歩踏み出した。手にした剣を見てお嬢様が顔を背け、ミルが庇うように覆いかぶさる。今だ!

「っ!」

「え?」

「な、なんだ?」

大きな発砲音の後、ガシャンと音がして騎士が崩れ落ちる。俺は侵入者の男に向かって思いっきり地面を蹴った。姿勢を低くしたまま剣を抜き、すれ違いざまに男の首筋を切る。血しぶきがかかるよりも早く離脱し、暗闇に隠れる。

「ごぼっ、ごはっ」

「ひぃぃ!」

口からも首からも血を流して倒れた侵入者の男を見て、御者が悲鳴を上げてしりもちをついた。俺は素早く背後に回り、御者の首筋も切り裂く。再び返り血が飛び散る前に離脱した。声も無く御者が倒れた事を確認すると、近くの草の葉で剣に付いた血を拭って鞘に戻し、銃を拾ってミル達の下へ向かう。戻ったら2人して震えていたのでもう少し早く助けるべきだったかと後悔したが、今更なのでとりあえず2人に声をかける事にした。肩に手を置かれ、ミルがビクッと体を震わせる。

「ミル、お嬢様、奴らは始末しました。もう大丈夫ですよ」

「ふぇ? あ、あの、う、うぇぇぇぇぇぇん」

「よ、よくやったわ。さすがは奴隷商館一の戦闘奴隷ね・・・」

「怖い思いをさせて悪かったな、ミル。ありがとうございます。お嬢様」

「ひぐっ、えぐっ、ぐすっ、うぅ・・・・」

俺の声を聞いて振り返り、泣きながら俺に抱き着いてくるミルの背中を優しく叩きつつ、若干放心気味のお嬢様からの評価にお礼を言う。侵入者の男が言った言葉で奴隷商館での出来事を思い出してしまったのか、しばらくミルの震えが止まらず、泣き止まないので抱き着かれた姿勢から動けなくなってしまったが、レーダーにはまだ敵意のある人影は見えないので背中をさすりつつ周りを警戒する。ミルの震えが止まったのを確認して離れようとしたが、ミルの抱き着く力が強くなった。別にそれだけならいいのだが、痛い。前から薄々思っていたけど、力の制御ができてない。痛い、痛いって、悪かったってば!

「ミル・・・。そろそろ辛いからやめてくれ」

「ぐすっ、え?」

「手、痛いっての、苦しいい!」

「しゅ、しゅみましぇん!」

「・・・何かしら、この感覚は」

お嬢様がジッと俺をにらんでくる。

「お嬢様? どうかされましたか?」

「ええ。主人を放置して奴隷仲間を慰める護衛に少々違和感を覚えているわ」

「も、もうしわけありましぇん。うぅ・・・」

「もうしわけありません。お嬢様」

「まあいいわ。それよりも下級とはいえ王国で騎士を殺害してしまっては本格的にここを離れなければいけないわね。早く移動しましょう? 先ほどの事で腰が抜けてしまったわ。何か移動手段を確保して」

「はい、少々お待ちください。ミル、あいつらをちょっと調べてくるから待っていてくれ。見える距離だから大丈夫だろう?」

「は、はい・・・」

ミルがうなずいたのを確認し、俺は騎士達の死体に近寄る。顔周辺は血まみれで見ていられなかったが、服や鎧を探って持ち物を全部奪い、強盗の仕業っぽく見せかけた。奪った物は全部カバンに押し込み、剣も奪ってカンテラを拾い、ミル達の下へ戻る。

「お待たせ致しました。何も手段が無い故、しばらくは私の背中をお使いください」

そう言って後ろを向き、おんぶの姿勢になる。

「な、私を背負う気なの? もう少し、その、考えなさい。何か他に方法は?」

「これがダメとなると歩いていただくしか・・・ん?」

どうやって自分が運ばれるのか理解したお嬢様が戸惑いを見せ、他の方法は無いか聞いて来た。困って周りを見渡すと、何か言いたそうなミルと目が合う。

「あの、その・・・」

このタイミングで何か言いたいという事は、自分がやると言う事ではないだろうか? 力の強さは知っているので一応確認する。

「ミル、できそうか?」

「はい、大丈夫でしゅ。うぅ・・・」

「な、何よ? 何をやらせようとしているの?」

「お嬢様。男の私に背負われるのが嫌なら、同性のミルではいかがですか? 多少は気持ちが楽なのでは?」

「そういう問題ではないわ。もっと他に方法は無いのかしら?」

「あいにく、私には思いつきません。ミルは何か案があるか?」

「い、いえ・・・」

別に俺が嫌なわけじゃなくて、おんぶされる行為自体が嫌なのか。ミルにも何か案は無いか聞いてみるが、無いようだ。

「お嬢様。申し訳ございませんが、ご自分で歩くか、私かミルのどちらかに背負われるしか今の所方法は無いようでございます」

「そんな・・・。男爵令嬢のこの私が背負われるなんて・・・」

「ご安心ください。今は夜で暗く、誰も見ていません。先ほどの音で周囲の家に住む者達が騒ぎ始めています。追手が来る前に」

「わ、分かっているわ。仕方ないわね。ミル、私を背負いなさい」

「は、はい!」

俺が周囲を見回しながらそれとなくせかすと、お嬢様は焦ったようにミルに背負われる事を了承してくれた。荷物を再び持ち、ミルがお嬢様を背負うのを手伝った後、門から城壁の外へ出る。カンテラの明かりは目立つので消してカバンにしまった。カバンがパンパンだが、時間が無いし、暗くて何を入れたか分からないので放置して城壁から離れる。離れ離れになったりするとまずいのでミルの服を掴んで引っ張り、ゆっくりと進んだ。ミルは真っ暗な森でも視界が効いて周りの地形を掌握できるし、俺がレーダーで魔物や野獣を避けるように指示をするので、まっすぐは進めなかったが安全だ。お嬢様は始め魔物を警戒してキョロキョロとしていたようだが、しばらくして緊張が解けたのか、眠気が勝ったのか寝息を立て始めた。ミルも時々ふらつき始めたので眠いのだろうが、こんな森の真ん中で眠る訳にもいかないので無理をしてもらっている。俺も眠くなってきているが、アイに検索をかけさせているので眠る事は出来ない。その結果次第で今晩眠れるかが決まるのだ。最悪の場合朝まで不眠で動き続ける必要がある為、ペースをさらに落としてゆっくりと進んだ。さすがにミルが限界だろうと思い始めた頃にようやくアイから報告があり、50m先の木がちょうど良いと言う返答が返って来たので、ミルにそこへ案内してもらう。その木は1本の大きな木が途中で2股に分かれた木で、少し上った所の分かれ目に座れる空間があった。地面に寝るのは何となく怖いので、森での安全策として木の上で良い場所が無いか探させていたのだ。まず俺が登って場所の安全を確認してみた。鳥の巣っぽい物があったのでそれを排除し、溜まった落ち葉をどかして危険な虫などが居ない事を確認する。奪ったカンテラが役に立った。荷物を下ろし、旅用の簡易毛布を敷いて居心地を良くした後、荷物を放置して木から降り、ミルからお嬢様を受け取る。お嬢様を背負って再び登り、最も安定する位置へ寝かせて、再び木を降りる。今度はミルを背負い、また登る。ミルは最初遠慮していたが、眠気でフラフラなのに登らせるのは危ないと説得した。ミルをお嬢様の隣に寝かせて一番外側に俺が陣取り、2人や荷物が落ちたり、魔物や野獣、鳥や虫などが襲って来たりしないか監視する。ミルは俺の服を掴み、俺のお腹に頭を乗せた状態で眠った。ミルの頭を撫でつつ、アイに周囲の警戒を任せて俺も眠る。アイによると、アイが俺の体を一時的に操作できるアシストがあるらしいのでそれを使ってもらい、ミル達が落ちないようにしている今の姿勢を維持したまま寝かせてもらった。身体強化アシストはこの機能の一部らしく、体の一部を俺の意思に従って動かす際にアイが指示を出して高速化、強力化するらしい。夢の中で俺は、人生で初めて殺したあの3人に散々追い掛け回されていたが、それを知っているのはアイだけだった。

第22話です。騎士様あっさり撃破w そりゃ不意打ちでしかも後頭部に至近距離から銃撃を加えられれば仕方ないですよね。甲冑をミニエー弾が撃ちぬけるのかわからなくて当初は下級騎士と剣術バトルして取り巻き2名のどちらかを銃殺する構図にしようとしていたのですが、剣道しか知らない高校生がいくらAIのアシストを受けても下級騎士に勝てるかどうかという方が現実的じゃなかったので素行不良の下級騎士が甲冑の手入れを怠っているという裏設定を作りましたw 次回もお楽しみに

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