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主人公になれないと消されます1
天界の一面が白い空間に、浮かんでいる不可思議な立方体。
我はそこに眠っている。
❝来たか❞
「ライチョウ様」
彼らは神の配下である証としてローブを纏っている。
そして、神である我が顕現したのを確認すると、フードをとり、顔をのぞかせる。
長身で穏やかそうな黒髪の女、猫背で狂気的な雰囲気の白髪の男、茶髪のお転婆そうな少女。
「わたくしたちは……何を……」
「わっ……」
「いてて!」
「……おっと」
言いかけ、呆気にとられている。急に目の前に3人の男が現れたからだ。
「そなたらには、この3人から1人を選んでもらう」
「ええと……それはもしや800歳のわたくしに……」
「それはちょっと。」
「神様に、そんなご趣味があったなんて!」
「勘違いするな。この人間を鍛えあげ、立派な〝シュジンコウ〟に育てるのだ」
「え」
「選ばれなければ死んでもらう」
「それはあまりに彼らが……」
「何を勘違いをしている?」
「ひぇ?」
「お前達も道連れだ」
「「えええええ!?」」