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心の伝書鳩

作者: ゆきろう

「心の伝書鳩」


気がづいたら

毎日カレンダーを眺めていた

いつからだろう

一日、一日がとても長くなったのは


気がついたら

君の後ろ姿を眺めていた

いつからだろう

君の瞳を見つめることができなくなったのは


今までと変わらず

楽しく過ごせる日々が、切ない

いつからだろう

そんな時間へと変わってしまったのは


携帯電話の画面を見つめて

ボタンを押すことに

勇気がでない

そんな気持ちに戸惑う毎日


君からかかって来る電話が

うれしくて

待ち遠しくて

気がついたら

携帯電話の履歴を数えている


心に伝書鳩

君へと飛ばす

そんな術もなく


君への想いは

届けようがなく


君の想いが

知りたくて、知りたくて

空回りする毎日が

雲のように流れゆく


君の心が遠くへ行くなら

今のままで

そう、

今のままで


でも、恋する心は

いつまでも

変わらない


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