2話:戦争は過去のモノ
ランタンです。
読みにくかったり、変えたほうがいいところなど
ご意見お待ちしてます。はい。
「・・・・・・・・・・・・。」
ここは・・・どこだ・・・?
見覚えのない部屋に、俺は寝かされていた。
その部屋には、戦友や敵兵の死体もなければ
戦場に漂う 死臭もない。
だが、 戦友がすぐ近くにいる。
そんな錯覚をしてしまう。
「あれは・・・夢だったのか・・・?」
・・・そんなはずはない。
俺はたしかに戦場にいて 一人だけ生き残った。
あれが夢であるはずがない。
もし 本当に夢だったとしても
俺はそれを信じないだろう。
俺は戦い 一人だけ・・・・・・。
あぁ・・・一人だけ・・・・・・・・・。
・・・??? なんで俺は生きてるんだ???
俺は・・・あいつらの後を追って・・・・・・・・・
「・・・・・・大丈夫?」
「!!!???」
・・・不意に声を掛けられ、変な声がでてしまった。
「なかなか起きないから・・・心配した・・・。」
「・・・お前が・・・俺をここまで運んだのか?」
ほかに聞くこともあったと思うが・・・。(こんな俺ですまん。)
頭に浮かんだ疑問をつい口に出してしまった。
彼女(俺が思うに17〜20歳)しばらく黙っていたが [コクリ]と頷く。
「あの戦場から・・・一人でか・・・?」
ここが あの戦場からどのくらい離れているかは知らないが・・・。
・・・・・・もっと聞くことがあるだろ!!!俺!!!
「[コクリ]」 少し間を空けてから 頷いく。
「一人で・・・」 やめておこう。ややこしくなる。
「ここは・・・どこなんだ?」
「村。」 即答かい!
・・・ここは村だと言ったが・・・。
あの戦場の近くに村なんかあったか?
それに・・・なんでわざわざ戦場に?
う〜ん・・・これを聞くともっとややこしくなりそうだ。やめておこう。
「あなたの・・・名前・・・なに?」
「俺の名前? 「[コクリ]」 なんだったかなぁ・・・。」
は、恥ずかしいことだとは思うが・・・。
ずっと番号(102番)で呼ばれてたせいで・・・ 自分の名前忘れた。
「わからないの・・・?」
口に出すのが妙に恥ずかしい。迷子になって名前を聞かれてる気分だ。
「すまん・・・忘れた・・・。」
普通忘れるか? と言ってもらってもかまわないが
素直に言ったんだ 笑わないでくれ。
「・・・・・・・・・・・・[クスッ]」
「今笑っただろ! 絶対心の中で馬鹿にしただろ!!!」
彼女は笑いを必死に堪えている。
そんなに笑うことか? 怒ってもいいよな。 あぁ、誰も俺を責めないさ。
「み、水・・・持ってくる・・・。」
彼女は部屋を出ていってしまった。
・・・笑いを堪えながら・・・。
「・・・さっきまで・・・俺はなにを考えてたんだ・・・?」
彼女との会話で 考えることが多すぎたせいか
彼女が来るまでに考えたことが思い出せない。
「なかなかの話術だな・・・。」
頭に浮かんだ言葉がついつい出てしまう。
隠し事ができない体なのか? きっとそうだ。あぁ。そんなんだ。
俺はベッドから降りて、伸びをする。
さっきまで気づかなかったが、
軍服の上から包帯が巻かれている。
「彼女か・・・ 。」
すぐわかった。 いや、彼女以外の人間を知らないからな
違ったとしても俺は悪くない。 ・・・悪くないよな。
「み、水・・・置いとく・・・。」
まだ笑ってやがる・・・。
・・・それよりも 「いつからいた!」 と突っ込む所だろうか?
・・・・・・俺は誰に喋ってるんだ? 今更ながら思う。
「もし・・・動けそうなら来て・・・。」
「? あぁ、わかった。」
急に笑わなくなったからビックリした。
俺と彼女は階段を下りて(2階だったのか・・・)、
リビング(だと思うが・・・)に向かった。
「座って・・・。」
俺は近くにあった椅子に座る。
・・・リビングに呼ぶなら 水持ってこなくてよかったんじゃ・・・。
気にしないでおこう。
「一つ聞いていいか?」
「・・・・・・・・・。」
なんか反応しろよ・・・。
「お前の名前はなんだ?」
あ、一つじゃ済まないな。 俺のバカ。
「リン・・・。」
なんか聞いたことがある名前だったが・・・
どこで聞いたかは思い出せない。
「いい名前だな・・・。」
「男はそれしか言わない・・・。」
なんか 合コンで狙った女の子に言われたらショックな言葉 ベスト10に入ってそう。
じゃあなんで 俺は言ったんだ? ・・・誰かに言わされているんだ。 きっと・・・。
「この村は なんて名前なんだ?」
「さっき一つって・・・言ってた・・・。」
うっ・・・やはり覚えてたか・・・。
「じゃああと二つ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
なんか言ってくれないか?
いいのか? ダメなのか? どっちかわからんだろ。
「この村の名前は?」
「ない。」
即答だった。
だが、あまり驚かない。
俺の生まれた村も 名前はなかったからな・・・。
「この村は大丈夫なのか?」
「・・・? なんのこと・・・?」
「戦争による影響は受けてないのか?」
「・・・・・・戦争は・・・・・・。」
「・・・? なんて言ったんだ?」
「・・・戦争は・・・・・・なかった・・・・・・。」
・・・・・・・・・嘘だろ。 戦争はなかった?
俺は戦争に参加してたんだぞ? そんなことありえないはずだ!!!
「ちょっと・・・待ってて・・・。」
彼女は俺を置いて どこかに行ってしまった。
「戦争はなかった・・・。」
ずっと平和だったってことか?
じゃあ俺は今までなにをしていたんだ?
疑問が疑問を生む。
「これ・・・見て・・・。」
どこかから帰ってきた彼女はテーブルに 一冊の本を置いた。
俺は それを手に取り ページをめくっていく・・・。
「・・・・・・俺じゃないか・・・・・・。」
あるページで手が止まった。
そのページには
血まみれで息絶えた兵士達の真ん中で、立ち尽くしてる男が一人・・・。
「・・・戦争は起きてるじゃねぇか・・・。」
「それは・・・200年前の出来事・・・。」
耳を疑った。 200年前?
戦争は200年前に終わった?
じゃあなんで俺は生きてる・・・。
「戦争の記録は・・・世界でそれしか残ってない・・・。」
戦争は終わり・・・。
戦争はなかったことにされ・・・。
その戦争に参加していた俺は200年先の今・・・生きている・・・?
意味がわからない・・・。
戦争がなかったことに・・・ それはあっただろう・・・。
だが・・・なぜ俺は生きている?
なぜ200年も先の未来に居る・・・?
わからない・・・。
なんで俺が未来に・・・?
「あなたは・・・私が呼んだ・・・。」
「呼んだ・・・?」
意味がわからないことが多すぎる・・・。
「その本を読んで・・・可哀相だと思ったから・・・。」
俺は黙ってリンの話を聞く。
「私が・・・呼んだ・・・。」
話が大体飲み込めてきた気がする・・・。
俺は戦争に参加していて・・・最後には死んだ・・・。
それを永遠と繰り返しているとき(パラレルワールドとゆうのか?)
200年先でさっきの本を見たリンが
俗に言う魔法か黒魔術かで・・・
俺を呼んだ・・・。
・・・漫画の読みすぎか?
でも そのくらいじゃないと説明できない。
・・・・・・どーにでもなれ。
もうなにが起ころうと驚かねぇからな。
今までの出来事がすべてドッキリだったとしても驚かない。
・・・それはさすがに驚くか・・・。
漫画やアニメの世界に来たんだと思えばいい。
そーだ。そーゆーことだ。
戦争とかどーでもいい。
俺がなんで生き残ったのかもどーでもいい。
そう思わないと体がもたん。
今日はもう疲れた・・・。
考えることが多すぎて・・・。
「余計なこと・・・した・・・?」
リンが声を掛けてきた。
「・・・いや・・・。
一人で死ぬよりはマシな死に方が出来そうだしな。
それに・・・残りの人生楽しく生きねぇと せっかくの命が無駄になっちまう。
未来で後悔して生きるより 楽しく前向きに生きていったほうがいいしな。」
・・・・・・・・・・・・カッコイイこと言った?
戦争のことなんか忘れろ。俺。
なかったことにされたんだ。 戦争なんてなかったんだ。
そんな暗黒の時代なんか忘れるべきだろう。
・・・俺の環境対応能力の高さに敬礼だな・・・。
(・・・自分で言っといてなんだが・・・ アニメってなんなんだ・・・?)
更新は早いときと遅いときがあると思います。
暖かい目でお待ち下さい。




