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ルームシェアin僕の目  作者: ムラサメ
5/11

5話 悪意の塊

「ふぅっ!」

僕の心は、幾ばくかの諦めに包まれた。

よく見ると棒人間には目と口はある。

残忍な蟻のような顔をしている。

魔界とか言ってたか、大それた役職は自称だから別として異世界の生き物か…。


異世界の存在自体が懐疑的なのに、魔界の住人だって!?

僕の思考もオーバーフローだよ…。


「でっ…どうすれば回復するんだよ?」

絞り出すような声で聞いてみる。


『端的に言うと、魔界の力だな。』


全然端的じゃない、意味不明が増えただけだ。


「でっ…どうすれば魔界の力とやらが手に入るんだよ!?」


『うむ、理想は魔界人に会い、力を分けてもらうのが一番じゃが、人間界で言えば、悪意の塊を喰う事だ。』


さぁって…悪意の塊なんて抽象的過ぎる!ずっといる気か!


棒人間はニヤニヤしながら言った。

『よし!人間!街に出くぞ!悪意が集まってんだろ?人間の街には!!』


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