3話 とある惑星その名は
とある海辺の家にて
「オハヨウゴザイマス、アランサマ」
1mくらいのロボットが声をかける。
「おはよう、メイ」
「ゴチョウショクノゴヨウイガデキテオリマス」
「わかった、彼女は僕が起こしてくるよ」
男はそう言うと2階へと上がっていった。
「シズク!起きてるかい?」
そう言うと2階の部屋から、眠たそうな目で1人の女性が出てきた。
「おはよぉ~アランさん~」
「はい、おはよう朝ごはん出来てるよ」
「わかったぁ~ムニャムニャ」
2人はリビングへと向かう
「オハヨウゴザイマス、シズクサマ」
「メイさん、おはよう~」
少し目がはっきりしてきたようだ。
「美味しいー!メイさんの作るご飯本当に美味しいなー!」
「本当にシズクはよく食べるね」
「そんなことないよー、この星の料理が美味しいからだよー。」
「君が来てから1週間か、本当によかったのかい?」
「アランさんの事大好きになっちゃったからねー、私にはパパもママももう居ないし。」
「唯一の心残りは、レイナと離ればなれになっちゃったことかな。」
「でも理解はしてくれたし、2度と会えなくなるわけじゃないしね!」
「定期的に会えるように頑張るよ、レイナさんとも約束したしね。」
「私も手伝うよ!一緒に頑張ろうー!」
星の名は、『惑星ガレア』地球より遠く離れたこの地から物語が動き出す。