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 この世界には、それぞれに隠しておきたいことがある。それは、小さなことであったり大きなことでありそれぞれによって大きさは違えど隠しておきたい秘密である。だが、このお話は決して世に出してはいけない世界の理を守る部隊のお話である。その理を守る部隊、それが


 特殊国際情報防衛戦略保全隊(通称、特報保全隊)

  現在、この世界の秩序を保っている部隊の名前だ。総勢百名を要する特殊部隊。この部隊の隊員は原則として仕事をする際、赤と黒で象った軍服を着ることになっている。個々の力が強いという事もありこれだけの隊員で世界の秩序を守っている。そして新たに四名が加わることで動き始めた始まりの物語。


四月 入学式


啓太「なんで学校なんて物に行かないと行けないんだよ」

航「仕方ないよ、総督の命令だもん。さからえないよ」

啓太「だからってなんで学校なんだよ。俺らはもう15だぞ」

葵「うるさい、歳がまだ15だから学校に行かされるんでしょ」

なぜこんなことを言っているかと言うと

十六夜「お前らまだガキだろ、ガキは学校に行くのが常識だ」

という事がありここに至る。

啓太「だって俺らもう隊員だぞ、普通忙しいだろ」

飛鳥「知らないわよ、確かに先輩たちは忙しそうにしているけど私たちが学校に行くのは何か考えがあっ   てのことなんだろうから、命令には従わないと」

航「まあでも、学校だよ。普通ならそのまま隊員として世界を飛び回るんだろうけどせっかく学校生活を  送れるんだから」

葵「そう取れられるとはさすがね」

啓太「はぁーーー~~~、実戦がいい」

飛鳥「お前にはまだ早い」

航「あ、見えてきたよ、これから通う僕たちの学校、国際魔法師養成学園」

  この世界には、超能力だとか気を使う力だとかいろいろあったが呼称が多すぎるということで魔法と  いう名前に一括りされた。なので現在、超能力などの名前で読んでいるものはほとんどいない。そし  てこの世界には世界を我が物にしようと活動するテロリストや人間を好物とする魔物などから身を守  るために作られた学校が主流となっている。その中でも、五本の指に入るとされているのがこの、   国際魔法師養成学園だ」

啓太「なに言ってんだ一人で」

航「何でもない」

葵「何してんの、門の前で急がないと入学式遅れるわよ」

啓・航「あ~・今行くよ」


入学式

啓太「・・・・・・・・・・  つまらん」

飛鳥「ちゃんと聞きなさい」

啓太「いや、だって   つまらん」

飛鳥「(##゜Д゜)イライラ」

啓太「どうした、そんなに眉間にシワ寄せて」

飛鳥あんたのせいよ

パチパチパチ

続きまして生徒会長からです。

四人「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」

十六夜「皆さんご入学おめでとうございます。私はこの学校の生徒会長をしている十六夜です。我が校は、魔法師養成としては初めて作られた由緒ある学園です。あ、ふぅ。皆さんがこの世界に貢献できる魔法師に成られることを期待しています・・・・・」

飛鳥「なんで、総督がここにいんのよ」

啓太「知らねぇよ、通過誰も教えてくれなかったぞ」

葵「なにしてんのあの人」

航「生徒会長って言ってたけど」

啓太「一番えらいんだよなあ、あいつ」

飛鳥「そのようだけどなんでここにいるの。何時も忙しそうなのに」

葵「幻覚じゃないの、もしくは同姓同名か」

航「それはないと思う。同じ腕はしてるし」

啓太「つうかさっき、こっち見て笑っただろあいつ(##゜Д゜)イライラ」

航「まあまあ、終わってから会いに行こう」

飛鳥「そうね、今はまだ入学式だしね」

葵「そうしよ」

啓太「(#゜Д゜)y-~~イライラ」

飛鳥(なんでコイツかこのなかの隊長なのよ)


それから少し経ち

生徒会室前

啓太「よ~し  とりゃ~~  ズテーーーーン  痛っ~~~」

他「はぁ~~、普通に開ければいいのに」

十六夜「よ~ 来ると思ったよ、まあなんだ、入れ」

3人「失礼します」

啓太「・・・・・・・・・」

バタン

十六夜「そこに座れ」

3人「はぁ~い」

十六夜「で、なにから聞きたい」

葵「じゃ~まず、私たちがこの学校に入学させられたことから」

十六夜「そっちか~~、・・・・・まあいいか。お前たちも気付いたとおり仕事でだ」

航「どんな任務ですか」

十六夜「今はまだそこはいい、次」

飛鳥「なんでここに居られるのですか」

十六夜「なんでって俺はここの上級生だぞ」

飛鳥「歳はいくつで」

十六夜「うるさい、次」

啓太「これは、実戦なのか」

十六夜「あ~そうだ」

啓太「どんな」

キーンコーンカーンコーン・・・・・生徒は速やかに教室に入ってください、繰り返し・・・・

十六夜「おっと時間のようだ続きは放課後ということで教室にいけ」

啓太「・・・・・・・・・・・」

飛鳥「仕方ない、行こう」

航・葵「そうだね」  バッ

四人はそう言うと席をたった。

啓太「放課後、ここにいろよ」

十六夜「ふはははは、当たり前だお前らから逃げる訳無いだろう」

啓太「(##゜Д゜)イラ (そうこの人は特殊国際情報防衛戦略保全隊(通称、特報保全隊)の他の隊員を一人   で消すこどができる力を有している。この人が言ったのはお前らから逃げるよりお前らを消したほ   うが早いと言う方だ」

飛鳥「ほら行くよ、啓」

啓太「あ~」

4人「失礼します」 バタン

翔「はぁ~性格悪いですね~」

十六夜「あぁ~いたか」

翔「さっきまで話してただろうが」

十六夜「それにしてもけしからんなあいつらは」

翔(いや、あいつらもだけど俺が言ってるのはアンタだよ)

十六夜「おっと俺らも教室に行くぞ」

翔「あぁ~」

こうして止まっていた砂時計が動き初めた。


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