警告
次の日も詩織と中島は休みだった。学校中では、2人はどっかでデートしてるとか駆け落ちしたとか噂が広まってる。
朝、教室に来たら直人と誠二がすでにいて2人に呼ばれた。
「今日、俺が朝練しに学校来たら手紙が入ってた…。」
直人が手紙を読み上げる。
《中島と青山のコトを、かぎマワるナ。これから先、2人を調べるような真似したら…。》
書かれてる字は赤いペン…というより赤い絵の具?のような筆で書かれていて寒気がした。
「気味悪いな。誰がこんなことしたんだか…。」
俺は疑問に思った。
「これ書いた奴は、多分俺達が昨日青山さんの家に行ったことも知ってそうだな。山崎たちには申し訳ないけど、危ない感じするし青山さんのことは気にしない方がいいかもしれないな…。」
誠二は冷静に言った。
「まあ確かに青山さんとは、もともと仲良しってわけでも無いしな…。綺麗な人だけど。」
俺達が話している間、直人はずっと黙っていた。
そこで予鈴のチャイムが鳴った。
「とりあえずこの手紙は俺達だけの秘密にしよう。ゆかりとかにバレるとめんどそうだ。」
直人が口を開いた。俺も誠二も頷いた。
…ある教室。予鈴が鳴り終わり、先生が話してる。
とある髪型が天然パーマで肌が黒い男子生徒は、堂々と携帯を打っていた。そこでメールが来る。メールを読み上げる。
《これから一番厄介になりそうなアイツらは、もう青山のことは気にしないと思う。異常無し…。》
それを見て、パーマの男子生徒は笑みをもらした。
一話ずつ投稿して申し訳ありませんm(_ _)m(汗)
やり方はひどいと思いますが、中々書く時間が無いので空いてる時間に仕上がった話はどんどん投稿します(-.-;)