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超級魔法しか使えない俺は【短編シリーズ】

超級魔法しか使えない俺は、宮廷魔法使いには向いていないらしい

作者: 豆柴の旅々
掲載日:2026/11/07

 アルトは、魔法使いだ。


 ただし、一つだけ問題がある。


 超級魔法しか使えないのだ。


 初級魔法も、中級魔法も、上級魔法も使えない。


 使えるのは、超級魔法だけ。


 その威力は凄まじく、以前、暖炉に火をつけようとして家を一軒燃やしたことがある。


 幸い、家族に怪我はなかった。


 だが、それ以来、屋内での魔法使用を固く禁じられている。


 そんなアルトは現在、冒険者をしていた。


 剣士のガルド、短剣使いのリーナと組んだ三人組のパーティーだ。


 もっとも、アルトの役割は魔法使いではない。


 荷物持ちである。


 なぜなら、ダンジョンで超級魔法を使うと、ダンジョンそのものが消えてしまうからだ。


 ……魔法使いなのに。


 以前、アルトは二人に尋ねたことがある。


「俺、魔法使いなのに荷物持ちしかできないけど、本当にいいの?」


 すると、ガルドは豪快に笑った。


「はははは! 何を言ってるんだ! お前がいなけりゃ、俺たちは今頃魔物の餌だったぞ!」


「そうよ。スタンピードのときだって、あなたがいなければ街ごと滅んでいたわ。」


 リーナも頷いた。


「それに、ダンジョンでは私たちが戦えばいいじゃない。」


「……そうかな。」


「そうよ。三人でパーティーなんだから。」


 リーナは当然のように言った。


 アルトは、少しだけ嬉しくなった。


 もっとも。


「だから、今日も荷物はよろしくね!」


「……うん。」


 結局、荷物持ちなのは変わらなかった。


 そんなアルトたち三人のもとへ、ある日、王宮から招待状が届いた。


 ◇


「……王宮?」


 リーナが目を丸くした。


「そうみたい。」


 アルトが招待状を差し出す。


「アルト! これ、本物じゃない!」


「うん。王家の紋章が入ってるね。」


「そんな呑気なこと言ってる場合じゃないでしょ!」


 リーナは招待状を読み直した。


 そこには、国王陛下の名で、三人を王宮へ招待する旨が記されていた。


 理由は、先日のスタンピード。


 街へ押し寄せた千を超える魔物の群れを、アルトが超級魔法で一掃したのだ。


 もっとも、魔物と一緒に広大な森も消えてしまったのだが。


「はははは! ついに王様に呼ばれるとはな!」


 ガルドが豪快に笑った。


「いやあ、アルト! お前のおかげで、俺たちまで王宮に行けるぞ!」


「でも、何をするんだろう?」


「褒美をくださるんじゃないかしら。」


 リーナが答えた。


「何しろ、街を救った英雄なんだから。」


「そうなの?」


「そうなの!」


 リーナは深いため息をついた。


 ……この男、自分が何をしたのか、本当に分かっているのかしら。


 ◇


 数日後。


 三人は王宮の謁見の間にいた。


 高い天井には美しい装飾が施され、赤い絨毯が玉座まで続いている。


 その玉座には、アルセリア王国の国王が座っていた。


「よく来てくれた。」


 国王は穏やかに微笑んだ。


「そなたたちの活躍は、すでに聞き及んでいる。」


「はっ! お招きいただき、光栄にございます!」


 ガルドが深く頭を下げた。


 リーナも慌てて礼をする。


 アルトも二人に倣った。


「特に、アルトと申したな。」


「はい。」


「そなたの魔法が、街を救ったと聞いた。」


「ええ。まあ、魔物は倒せました。」


「謙遜することはない。」


 国王は満足そうに頷いた。


「騎士団からも報告を受けている。あのままでは街が壊滅していたかもしれぬ。」


「そうだったんですね。」


「……そうだったんですね、じゃないわよ。」


 リーナが小声で呟いた。


 国王は三人を見渡した。


「此度の功績に報いるため、王国より褒賞を授けよう。」


 側近が進み出て、三人の前に金貨の入った箱を置いた。


「おおっ!」


 ガルドが目を輝かせる。


「これはありがたい!」


「本当に、こんなにいただいてよろしいのでしょうか?」


 リーナも驚いていた。


「ああ。街を救った功績に比べれば、決して多すぎることはない。」


 国王は微笑んだ。


「今後も、王国のために力を尽くしてくれることを願っている。」


「はい!」


 三人は揃って頭を下げた。


 こうして、謁見は無事に終わった。


 ……はずだった。


 ◇


 王宮を後にしようとした三人に、一人の少女が声をかけた。


「少々、お待ちください!」


 振り返ると、美しい金髪の少女が立っていた。


 年齢は十六歳ほどだろうか。


 上品なドレスをまとい、柔らかな笑みを浮かべている。


 その後ろには、侍女たちが控えていた。


「……王女殿下!?」


 リーナが慌てて頭を下げる。


 ガルドもそれに倣った。


「そんなにかしこまらなくても結構です。」


 少女は優しく微笑んだ。


「私は、第一王女のセレスティーナと申します。」


「アルトです。」


「存じております。先日のスタンピードを食い止めた英雄でいらっしゃいますね。」


「ええ。まあ。」


 アルトは頷いた。


 セレスティーナは、彼をまっすぐに見つめた。


「まずは、お礼を申し上げさせてください。」


「……お礼、ですか?」


「はい。あの街には、私も何度か訪れたことがございます。皆さん、とても温かい方々でした。」


 王女は柔らかく微笑んだ。


「その方々を救ってくださったこと、本当に感謝しております。」


「……いえ。俺にできることをしただけですから。」


「まあ!」


 王女の瞳が輝いた。


「なんと謙虚なお方なのでしょう!」


「……え?」


「実は、アルト様にお願いがございます。」


「何でしょう?」


「ぜひ、宮廷魔法使いになっていただけませんか?」


「えっ?」


 アルトが首を傾げた。


「宮廷魔法使い、ですか?」


「はい!」


 王女は嬉しそうに頷いた。


「それほどの魔法を使えるお方なら、きっと王国の大きな力になってくださいます!」


「いや、でも……。」


 アルトは少し困ったように頬を掻いた。


「俺、超級魔法しか使えないんで。」


「まあ!」


 王女の瞳が、さらに輝いた。


「超級魔法しか使えないのですか!?」


「はい。」


「素晴らしいではありませんか!」


「……え?」


「そのような方が、この王国にいらっしゃるなんて!」


 リーナは思わず額に手を当てた。


 ……ああ、駄目だわ。


 この王女様、アルトの話を全然理解していない。


「ちなみに、どのような超級魔法を使えるのですか?」


 王女が尋ねた。


「えっと……。」


 アルトは少し考えてから答えた。


「《天地開闢・森羅万象・灼熱輪廻・紅蓮終焉・業火天獄・万物灰燼・極大太陽神完全消滅究極殲滅魔法》です。」


「…………。」


 王女が固まった。


 リーナも黙った。


 ガルドだけが、楽しそうに笑っている。


「はははは! 何度聞いてもすごい名前だな!」


「……まあ!」


 王女が、ぱっと顔を輝かせた。


「素晴らしい! その極大太陽神なんちゃらで、スタンピードを止められたのですね!」


「えっ、ええ。まあ……。」


 アルトが曖昧に頷いた。


 リーナは思わず王女を見つめた。


 ……すごくはしょったわね。


 あれだけ長い名前だったのに、ほとんど消えてしまった。


「やはり、ぜひ宮廷魔法使いに!」


「いや、ですから……。」


 アルトが説明しようとした、そのときだった。


「王女殿下! 大変でございます!」


 一人の騎士が、慌ただしく駆け込んできた。


「どうしました?」


 セレスティーナが振り向く。


「王都の北にあるエルムの森で、大規模な火災が発生しました!」


「何ですって!?」


「すでに宮廷魔法使いたちが総出で消火に当たっておりますが、火の勢いが強く、まったく収まりません!」


 騎士は息を整え、続けた。


「このままでは、近隣の村にも火が広がる恐れがあります!」


「そんな……!」


 王女の表情が曇った。


「村の人々は?」


「現在、騎士団が避難を進めております!」


「分かりました。私も参ります!」


 セレスティーナはすぐに歩き出した。


 だが、数歩進んだところで振り返った。


「アルト様!」


「はい?」


「皆様も、お力をお貸しいただけませんか?」


「ええ。もちろんです。」


「ありがとうございます!」


 三人は王女の後を追い、火災現場へと向かった。


 ◇


 王都の北。


 エルムの森は、赤い炎に包まれていた。


 ゴォォォォォォォ――!!


 激しい炎が木々を呑み込み、黒い煙が空高く立ち上っている。


 すでに森の半分近くが焼け、炎は北側の村へ向かって広がっていた。


 森の向こうには、村の家々の屋根が見えている。


 その手前まで、赤い炎が迫っていた。


「急げ! 村人の避難を最優先にしろ!」


「風向きが変わったぞ!」


「このままでは間に合わん!」


 騎士たちが慌ただしく駆け回っている。


 森の外では、宮廷魔法使いたちが必死に消火を続けていた。


「《水流弾》!」


「《水壁》!」


「《豪雨》!」


 次々と水魔法が放たれる。


 しかし、火の勢いは衰えない。


「くっ! 駄目だ!」


「水が足りない!」


「このままでは、村まで燃えてしまうぞ!」


 魔法使いたちの表情には、焦りが浮かんでいた。


 セレスティーナは、その光景を見て唇を噛んだ。


「……何とか、ならないのでしょうか。」


 そのとき。


「あの。」


 アルトが声をかけた。


「何でしょう?」


「俺、火は消せますよ。」


「……え?」


 王女が振り向いた。


「本当ですか!?」


「はい。」


 アルトは燃え盛る森を見つめた。


「ただ、ちょっと問題がありまして。」


「何でしょう?」


「森が凍ると思います。」


「……凍る?」


「はい。全部。」


「…………。」


 王女は少し考え込んだ。


「……火は消えるのですよね?」


「はい。」


「村に被害は?」


「村までは届かないようにできます。ただ、森はしばらく凍ったままになるかと。」


 セレスティーナは、もう一度、燃え盛る森を見た。


 避難する村人たち。


 必死に消火を続ける魔法使いたち。


 そして、村へ迫る炎。


「それなら、構いません!」


 王女は即答した。


「村が焼けてしまうより、ずっとよいでしょう!」


「分かりました。」


 アルトは頷いた。


 その様子を見ていたリーナが、慌てて声を上げる。


「ちょっと、アルト!」


「何?」


「本当に大丈夫なの!?」


「うん。森を凍らせるだけだから。」


「……だけ?」


 リーナは、燃え盛る広大な森を見た。


 ……この男の「だけ」は、絶対に信用しちゃ駄目だわ。


「アルト。」


 ガルドが肩を叩いた。


「今回は氷の魔法か?」


「うん。」


「ははは! そいつは楽しみだ!」


「楽しみじゃないわよ!」


 リーナが叫んだ。


「ガルド! あんたも少しは心配しなさい!」


「まあまあ。アルトなら大丈夫だろう!」


「そういう問題じゃないの!」


 その間にも、炎は勢いを増していた。


 アルトは森へ向き直る。


「それじゃあ、少し下がってて。」


 宮廷魔法使いたちが、不思議そうにこちらを見る。


「……何をするつもりだ?」


「魔法を使うそうです!」


 王女が嬉しそうに答えた。


「……魔法?」


「はい! 超級魔法です!」


「…………は?」


 宮廷魔法使いたちが、一斉に固まった。


 ◇


 アルトは、ゆっくりと右手を掲げた。


 その瞬間。


 ゴォォォォォォォ――!!


 凄まじい風が吹き荒れた。


「きゃあっ!?」


 王女の金髪が大きく揺れる。


 宮廷魔法使いたちが、驚いて空を見上げた。


 周囲の魔素が、一斉に動き始めていた。


 空から。


 大地から。


 森の奥から。


 膨大な魔素が、アルトのもとへと集まっていく。


「な、何だ、この魔力量は……!?」


「ありえん……!」


「こんな魔力、見たことがないぞ!」


 宮廷魔法使いたちが震える声を上げた。


 リーナは、すでに両手で頭を抱えていた。


 ……また始まった。


 あの、めちゃくちゃな魔法が。


 アルトは静かに息を吸い込んだ。


 そして、ゆっくりと口を開く。


「《絶対零度・永久凍土・氷河終焉・万象凍結・極大氷結神完全停止究極封印魔法》」


「…………。」


 王女が目を見開いた。


 宮廷魔法使いたちも、言葉を失っていた。


 次の瞬間。


 ピキッ。


 小さな音が響いた。


 燃え盛る森の上空に、白い光が広がる。


 そして――。


 ゴォォォォォォォォ――!!


 凄まじい冷気が、森全体へと降り注いだ。


 炎が、一瞬で消えた。


 木々が白く染まる。


 地面が凍りつく。


 空気中の水分が、細かな氷の結晶となって舞い上がる。


 赤く燃えていた森が、瞬く間に白銀の世界へと変わっていった。


 冷気は森の端でぴたりと止まり、その向こうにある村には届かなかった。


 やがて。


 風が止んだ。


 そこには、巨大な氷の森が広がっていた。


「…………。」


 誰も、何も言わなかった。


 宮廷魔法使いたちは、口を開けたまま立ち尽くしている。


 騎士たちも、呆然と森を見つめていた。


 リーナは、ゆっくりとアルトへ顔を向けた。


「……アルト。」


「何?」


「……本当に、凍ったわね。」


「うん。」


「……全部。」


「うん。」


「…………。」


 リーナは、もう一度、森を見た。


「……これ、いつ溶けるの?」


「うーん……。」


 アルトは少し考えた。


「春くらいかな。」


「…………。」


「…………。」


「今、夏なんだけど!?」


 リーナの叫び声が、氷の森に響き渡った。


 ◇


「……素晴らしい!!」


 セレスティーナが、感動したように声を上げた。


「なんという魔法なのでしょう!」


 王女は、白銀に輝く森を見つめていた。


「これが……氷なんちゃら魔法なのですね!」


「…………。」


 リーナが固まった。


 ……さっきより、はしょってるじゃない!


「ええ。まあ……。」


 アルトも、何とも言えない顔で頷いた。


「アルト様!」


 王女が勢いよく振り返った。


「やはり、ぜひ宮廷魔法使いになってください!」


「えっ?」


「これほどのお力があれば、王国のどのような危機にも対応できるはずです!」


 アルトは少し考え込んだ。


 確かに、宮廷魔法使いになれば、超級魔法を使う機会も増えるかもしれない。


 王国のために働くというのも、悪くない。


 だが。


「……申し訳ありません。」


 アルトは静かに首を振った。


「俺は、宮廷魔法使いにはなれません。」


「……なぜですか?」


 セレスティーナが不思議そうに尋ねた。


 アルトは、隣にいる二人へ目を向けた。


 ガルド。


 リーナ。


 ダンジョンで魔法を使えない自分を、ずっと仲間として受け入れてくれた二人。


 役に立てなくても、笑って一緒にいてくれた。


 そして、いつも当たり前のように、三人で冒険を続けてきた。


 だから。


「俺は、この二人と一緒に冒険を続けたいんです。」


「……!」


 リーナが息を呑んだ。


 ガルドも、少し驚いたようにアルトを見た。


「……アルト。」


 リーナの声が、小さく震える。


 アルトは、ふっと笑った。


「ああ。」


 リーナは、しばらく彼を見つめていた。


 そして。


「……そんなに、荷物持ちが好きなのね。」


「……えっ?」


 アルトが固まった。


「ははははは!」


 ガルドが豪快に笑い出した。


「まあ、アルトは荷物を運ぶのが上手いからな!」


「いや、荷物運びに高度な技術はいらないだろ!」


「何を言ってるのよ!」


 リーナが腰に手を当てた。


「三人分の荷物を、いつも文句も言わずに運んでくれるじゃない!」


「いや、まあ、そうだけど……。」


「それだけ荷物持ちが好きなら、私たちも止められないわ!」


「いや、好きだから運んでるわけじゃ……。」


「……なんと!」


 セレスティーナが、感動したように両手を胸の前で組んだ。


「アルト様は、荷物運びに人生を捧げていらっしゃるのですね!」


「いや、捧げてませんけど!?」


「超級魔法を使えるほどのお方が、あえて荷物持ちの道を選ばれるなんて……!」


 王女の瞳が潤んでいる。


「なんと謙虚で、素晴らしいお心なのでしょう!」


「いや、だから……。」


「分かりました!」


 セレスティーナは力強く頷いた。


「アルト様のお気持ち、尊重いたします!」


「……ありがとうございます。」


「どうか、これからも立派な荷物持ちとして、王国のためにご活躍ください!」


「……えっ?」


「ははははは!」


 ガルドが腹を抱えて笑った。


 リーナも、とうとう吹き出した。


「ふふっ……。よかったじゃない、アルト。」


「何が?」


「王女様公認の荷物持ちよ!」


「そんな称号いらないんだけど!?」


 三人の笑い声が、氷の森に響き渡った。


 ◇


 数日後。


 アルトたちは、いつものように冒険者ギルドへ集まっていた。


「さて! 今日もダンジョンへ行くぞ!」


 ガルドが元気よく宣言する。


「ええ。今回は少し深い階層まで行きたいわね。」


 リーナも頷いた。


 アルトは、いつものように三人分の荷物を背負った。


「……ねえ、アルト。」


「何?」


「王女様から、またお手紙が届いていたわよ。」


「え?」


「あなたの今後のご活躍を祈っています、ですって。」


「そうなんだ。」


「それと……。」


 リーナは、笑いをこらえながら続けた。


「荷物持ちとしての技術向上に、王室としても期待しております、って。」


「…………。」


 アルトが固まった。


「……何それ。」


「ははははは!」


 ガルドが豪快に笑い出した。


「王室公認の荷物持ちだな!」


「いや、だから、俺は魔法使いなんだけど……。」


「分かってるわよ。」


 リーナは、にっこりと笑った。


「超級魔法しか使えない、荷物持ちの魔法使いでしょ?」


「…………。」


 アルトは、深いため息をついた。


 超級魔法しか使えない。


 森を焼き払うことも、凍らせることもできる。


 けれど、ダンジョンでは魔法を使えない。


 そして、宮廷魔法使いになることも断ってしまった。


 どうやら、超級魔法しか使えない自分は、宮廷魔法使いにも向いていないらしい。


「……まあ、いいか。」


 アルトは荷物を背負い直した。


「それじゃあ、行こう!」


「おう!」


「ええ!」


 三人は笑い合いながら、ダンジョンへ向かった。


 今日もアルトは、荷物持ちだ。


 ……王室公認の。


 ――おしまい。

最後までお読みいただき、ありがとうございます!


今回は、アルトが宮廷魔法使いに勧誘されるお話でした。


超級魔法で森の火災を鎮めたものの、森は春まで凍ったままに……。


そして、なぜか王室公認の荷物持ちになってしまいました(笑)。


今後もアルトたち三人の冒険を、短編シリーズとしてお届けできればと思っています。


このほかにも、異世界恋愛などの短編作品や、異世界ファンタジーの長編連載も投稿しています。


よろしければ、ほかの作品もお楽しみいただけると嬉しいです!


少しでも面白いと思っていただけましたら、評価やブックマークで応援していただけると励みになります。


今後ともよろしくお願いいたします!

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