57話
お婆さん「人間の気持ちが分からなかったら使い魔の気持ちなんてわからないだろうからね」
イトワ「それはそうだと思いますけど」
お婆さん「じゃあ今そこのスライムが何を思っていると思う?」
イトワ「お腹が減ってる」
お婆さん「コボルトは?」
イトワ「強くなりたい」
お婆さん「ヴァンパイアは?」
イトワ「眠たいかな」
お婆さん「なんだわかっているんじゃないか、それならすぐだよ」
イトワ「?」
お婆さん「心から念じてみるといいさ、繋がりを意識して」
イトワ「やってみます」
イトワ(繋がりか・・・曖昧だなぁ)
お婆さん「曖昧でもやるんだよ」
イトワ「・・・」
お婆さん「頑張りなよ」
イトワ(繋がりかぁ…繋がりって言うと糸電話みたいな感じかな)
イトワは使い魔を見ながら思う。
自分のおでこから使い魔への眉間へ糸を伸ばすように。
_10分後_
?<やっと繋がった?>ヴァンくんがにっこりと笑う
?<主ならできると思ってました>コボちゃんが手を叩く
?<お腹すいたぁ>スラちゃんが体を震わせる。
“念話獲得”
イトワ「これが念話!」
お婆さん<おめでとう、私はテーラと呼びな>
イトワ「テーラさんありがとうございます!」
テーラ「こんな早く終わるとは思わなかったけどね、外の子も呼んできな」
イトワ「行ってきます!」
イトワはロイエたちが待つ入口まで歩いて行く
スラちゃん<お腹すいたぁ>
ヴァンくん<これでお話しできるね>
コボちゃん<これでより強さを求められる!>
テーラ「ご主人様が大好きなんだねぇ」
テーラの問いかけに頷くイトワの使い魔たちであった。




