抗争
駄文注意 雷狼の爪などの魔導器官を加工すれば魔力0の人間でも魔力を使えるようになります
雷狼を倒し南の町に向かう二人。
「そういえば壺さんの名前まだ聞いてませんでしたね」『あぁ、そういえばそうか。俺の名前はソウル、ソウル・ソーサラーだ。お前は?』「僕は永森真守です。あらためてよろしくお願いします、ソウルさん」『こちらこそよろしくな、マモル』自己紹介を終えのんびりと歩く真守、雷狼の爪の効果はすさまじく本当に獣が近寄ってこない。この爪を素材にして何が作れるんだろうと考えていたらいつの間にか町が見えてきた。
『お、あれだな。南の町』「…なんか凄い数の獣が暴れてませんか?」町の中では数十頭の雷獣と武器をかまえた住民らしき人間数人が争っている。もしこの中に入ってしまったら争いに巻き込まれて5分もたたぬ内に死んでしまいそうだ。
「今はまだ町に入るべきじゃなさそうですね…」『いや、そうでもないぞ』「?」『あの町の住民は血の気が荒いがそのぶん義理堅いんだ。もし俺達が雷獣を追っ払えたら普通に町に入るよりもいい待遇が待ってるぞ』「なるほど…そしたらこの雷狼の爪って使えないですか?雷狼の爪なら何匹かは追い払うか倒すかできると思うんですが…」『確かにそれを使えばアイツらを倒せる。でもそのままじゃダメだ。それを使っていいもんを作るぞ…♪』