大森林の探索 5
「そういえば、この店の前まで来る途中なんかマキナさんが暴れたって聞きましたけど、もしかしてマレプランテが原因ですか?」
「ああ、アイツは過保護過ぎんだよ」
「違うよ、このとら男がマキナちゃんのおっぱい揉みたいっていって怒ったんだよ?ッヒク」
「おい酔いどれエルフ、話し捏造すんなよ!」
「サイファーさん、エッチなのはいけないと思います!……ヒック」
「誰がエッチだコラ!……っていうか何でルークてめぇミルクで酔ってんだ!?」
「あい?」
顔が真っ赤なルークが傾けたコップのそこにはドロッとしたリキュールが沈んでいた。
「おいオヤジ!こいつに出したのミルクじゃなくてカクテルじゃねぇか!」
するとカウンターでグラスを拭いていたオヤジが何でもないように
「うちが取り扱ってるのは酒だ」
ぶっきらぼうに返す。
冒険者が多く集まるこの手の店には、店主が相手によって思いっきり態度を変えるか、それともずっと変わらないかの二通り。
普通はサイファー達のことを知っていればこのような態度は取らないだうが、オヤジの態度からみて後者だろうとあたりをつける。
「あらあら、なんだかたのしそうですね」
すると入り口には白のレースをあしらった修道服というただでさえ目立つ格好に透き通る桃色のこれまた珍しい髪の少女がニコニコと立っていた。
「あれ、聖女だぁ」
ソフィアは上機嫌に手を振る。
それに聖女が少し恥ずかしそうに小さく手を振り返す。
「ソフィア様こんばんわ。サイファー様もルーク様も」
そう言って丁寧にお辞儀する。
所作も品があり益々浮いている。
「これは聖女様」
ルークは椅子から降りて聖女の足元に膝をつこうとした。
「ルーク様、私にそのような作法は必要ありません」
「いえ、」
「そういえばルークは聖教国出身だったか」
「はい」
「じゃあ知り合いだったの?」
「いえ、ルーク様とは初対面ですが先代からソフィア様と同じようにお話は伺っていましたから」
「はい、先代の聖女様にはお世話になりました」
「ところでこんな夜更けに殿方二人と妙齢の女性が何をされてるんですか?」
目を爛々とする聖女に首を傾げるルーク。
「ちょ、妙齢って」
「あ?酒飲みながらコイツらの様子を観てるんだよ」
サイファーはテーブルの上の水晶を指差す。
水晶には雪白の髪を一本の長い三つ編みにした可愛らしい子供と生意気そうな獣人の少年が映っており、二人はちょうど目的地に到着したところだった。
「おい、ここか?」
獣人の少年のバゼルは隣のカイリに問う。
二人は夜の森を進み、あるところで立ち止まった。
そこは大森林の中でも開けた場所で一本の大きな樹木と周囲には内出血のような赤黒い色の花が辺り一面に咲き乱れていた。
「その、はずなんだけど……」
周囲の様子を見ながらも歯切れの悪くなるカイリ。
「お前まさか間違えたんじゃないだろうな、と言いたいところだけどよ……これだけ嫌な感じの場所だ。
ここで、というかアレで間違いないだろ」
そう言ってバゼルは一本の大樹を睨み付ける。
大樹との距離はまだ100メートル以上離れており、二人は気配を殺しながら草むらに隠れ様子を伺う。
「……で、どうすんだ?」
「ん?」
「ん?じゃねぇよ、まだこちらを気取られてねぇんだ。先制仕掛ける他ねぇだろ!どういく?」
「マレプランテは火属性以外の魔法耐性がかなり高い。だから先制は火属性の魔法で仕掛けるからこちらの魔法が着弾と同時に君は闘気法で一気に勝負を決めて。遊びはいらないし、そんな余裕もないからね」
「確かに時間がもうあまりねぇな」
バゼルは月が傾き始めた空を見る。
「……では、行こうか」
カイリは大樹に向けて右手で二本の指を指すとコブシ大の火球が浮かび上がる。
「……付与強化・属性強化」
すると直径1メートル程の火球へと膨れ上がる。
カイリは隣のバゼルに目配せすると上級魔法に昇華したそれを大樹に向けて放った。
バゼルは闘気を纏い駆け出す。
大きな火の球が迫るなか大樹が突如揺らぐと枝先から何やら粒子のようなものが振り出し大樹の周りに漂った。
(なにを?)
カイリはその様子に疑問を浮かべるもすぐにそれは解かれた。
大樹に向けた火の球が粒子に触れると徐々に小さくなって行ったのだ。
「なっ!?」
そして大樹に届く頃には火球は元の大きさよりもさらに小さくなり、着弾寸前で大樹の太い枝が動き叩き落とされた。
驚くカイリを前に大樹の幹に窪みが出来、不気味に笑う顔に変わる。
「誘い込まれた!?一端下がって!」
カイリは叫ぶも獣人の少年はそのまま突き進む。
あと数歩という距離でバゼルの足元の地面が浮かび上がり鞭のようにしなる根っ子が襲いかかった。
しかし、その鞭は空を切る。
バゼルは猫のように身体をしならせて避けるとその勢いのまま近接する。
「っらあ!」
バゼルの蹴りがマレプランテのにやけた顔に直撃すると大きな爆発が起こる。
爆煙から開けた先には幹が大きく削られたマレプランテの姿が表れた。
「凄いな」
カイリはバゼルの攻撃力に素直に感嘆する。
選考会の時はバゼルを煽り相手の本領発揮前に決着をつけたが、明らかにあのときより爆発力が桁違いに上がっている。
「っち、しぶてぇな」
バゼルは舌打ちと共に止めを刺そうとマレプランテに近づくと背後から何者かの攻撃の気配を感じ咄嗟に飛び上がる。
その正体は骸骨だった。
「なんでこんなところにアンデットがいんだ!?」
骸骨のがらんどうの眼の窪みからはあの赤黒い花が咲いており、その花の茎と根は骸骨に巻き付いている。
「おい、カイリ!こいつもマレプランテの能力か!?」
「いや、そんな能力はないはず!操れるのは魔獣だけっ……まさか、変異種!」
魔物には極稀に“変異種”と呼ばれる個体が生まれる。
それは通常とは異なった環境から本来の能力とは違った状態で生まれるモノや変化していく魔物で、総じて従来よりも強化される場合が多い。
「っち、変異種とか初めて見たぜ。それでコイツは魔獣だけでなくアンデットも操れるってわけだ!」
「厳密にはアンデットに変えれるだろうね。恐らく種子の根城にした人の骸を」
「おい、それってまさか」
バゼルが嫌な予感を感じながら辺りを見回す。
カイリはため息を吐く。
すると周囲に咲き誇る赤黒い花が地面から盛り上がり骸骨が這い出てきた。
その数は軽く百を越していた。
中には元冒険者だったのか手に武器を持つモノもいる。
「この数はさすがに洒落にならねぇな。くそ、あと一撃でかいのを入れればしまいなのによ」
バゼルは忌々しげにマレプランテに目をやる。
マレプランテは窪みからは血のような液体を垂れ流しながらバゼルを睨むとくぐもった雄叫びをあげ一斉に骸骨が襲いかかる。
「邪魔だどけ!」
バゼルは骸骨を殴り飛ばし、カイリも腰の袋から槍を抜いて弾き飛ばしていく。
破砕と骨が散らばる音が響き渡るが、骸骨に咲いた花が根を伸ばし破片を集めると再び動き出す。
「キリがねぇ!?おい!コイツらアンデットなら光魔法が弱点だろ!何とかしろ!」
「無理、光属性あんまり得意じゃないから、この数をカバー出来る範囲魔法は構築出来ない」
「あ!?お前確か六属性使えるんじゃなかったのかよ!」
「使えるけどその中でも得意不得意はあるから。まあ唯一不得意なのが光なんだけどね」
テヘッと舌を出すカイリに苛つくバゼル。
「てめえ随分余裕そうじゃねぇか!ならどうすんだっ――」
しかし、喋り終える前に骸骨の隙間から顔を出す魔花が紫色の花粉を噴出する。
咄嗟に下がるも僅かに吸い込み咳き込むバゼルはやらかしたと顔をしかめる。
「くそっ、毒か!」
手のひらを開いては握りしめ毒の効果を確かめるが身体の動きに支障はない。
「遅効性の毒か?」
「大丈夫だよ、今の僕らには毒は効きづらいから」
「あ?」
「いや、ご飯の時にスープ飲んだでしょ。アレ、毒耐性をあげる薬膳料理だから。効果が現れるまで時間掛かるけどその分効能は確かなんだけど……あの“変異種”の毒にどれだけ耐えられるか分からないからなるべくあの花粉は吸わないようにして」
「てめっ、あの不味いスープはそういう意味だったのか!あらかじめ言え!他に言ってないこと無いだろうな!?」
「ちなみに副作用でしばらく便秘になります」
「そんなこと戦闘中にどうでもいい……が、やっぱ変なもん食わせてんじゃねぇっ!」
「大丈夫大丈夫。下剤の作り方も分かってるから安心しなよ」
「そういう問題じゃねぇ!」
「【アウラ】、この毒花粉を遠ざけて」
風と共に召還されたアウラは少し困った顔をする。
『ご主人さま、あの魔樹の粒子でボクの魔法も効果が薄く……。あ、けどご主人さまの範囲だけなら何とか払えます!あの獣は知りませんけど』
フンと鼻を鳴らす精霊を見てバゼルはこめかみの血管が浮き上がる。
「てめぇら二人していい性格してんなコラッ!」
「ほら、彼は鼻息が荒いから毒吸い込み易そうだろ?近くで戦うようにするからなるべくその周囲を払ってくれ」
「分かりました。バゼル?でしたっけ、ご主人様の慈悲に感謝するように」
「っ~~」
バゼルの目はマレプランテを睨み付けた時よりも鋭い。
(普段のアウラと違って随分バゼルに敵意剥き出しだな。っとそれはともかく骸骨らをなんとかしないと。それに、)
カイリは骸骨の奥で未だに動かないマレプランテを見る。
(動けない、というよりは動かないように感じる。あまり放置はしたくない)
「取り敢えず骸骨だけど、先に花を攻撃するようにして!」
「ああ!?もうそんなのやってる!花を潰してもコイツら動きやがるんだよ!」
「いや、花を潰したあとにもう一度撃破すれば動かないようになる」
何体か動かない骸骨を観察しながらカイリは指示を出す。
「くそ、なんだそれ!めんどくせぇ、なっ!」
バゼルは花を潰したあとに骨を粉々に砕くと骸骨は沈黙した。
「おい、取り敢えず動かなくなったのはいいけど普通の骸骨倒すより骨だぞ」
「“骨”だけに?」
「取り敢えずお前の無駄口を動けなくてしやろうか?」
「おっと失礼、年取るとついオヤジギャグが」
「?」
「ただ、確かに骨が折れる作業になるかもね」
カイリは骸骨に咲いた花がアバラや足首などに移動するのを見て思わず舌打ちしたくなった。
「……取り敢えず、マレプランテまでの道程を火魔法で焼き払うからその途中の骸骨は吹き飛ばしてマレプランテにトドメを、出来る?」
「いちいちムカつく言い方だなお前は、出来るに決まってんだろうが」
バゼルの返答を聞くと槍を大きく横に凪払い周囲の骸骨を吹き飛ばすと地面に槍を突き立てた。
右手を下げ後ろに構え、左手を添える。
「……付与強化・属性強化」
そして前方に大きく振り上げた。
「【炎波】」
【火走り】の強化版の上級魔法を繰り出すとマレプランテ方向にいた骸骨達が次々と炎の大波に全身焼かれ、赤黒い花が燃えていく。
奇襲を仕掛けた時と同じようにバゼルが走り出す。
はじめからマレプランテの粒子が飛んでいることもあり魔法はどんどんと減退していき、今度はマレプランテが払うまでもなく消滅するがその間にバゼルがたどり着いた。
マレプランテの根が密集しバゼルの前に壁を作る。
「悪あがきを!」
闘気を纏った拳で壁ごと爆散しようとすると、雄叫びが聴こえてきた。
マレプランテのものではない。
魔熊や魔猪のモノだ。
「このタイミングでかよ」
バゼルは壁ごとマレプランテを爆発させるつもりで拳を振るうが、新たな乱入者に気持ちが乱れたせいで爆発は最初よりも劣っていた。
その上バゼルがこの森で蓄積された疲労があの短い休憩では回復しきらなかったのだ。
目の前のマレプランテはダメージを負って虫の息だが、バゼルに魔熊と魔猪が襲いかかる。
本当にあと一息というところ。
バゼルは支援を求めて後方を振り返ると膝を着くカイリと心配そうに周囲を飛び回る精霊の姿があった。
『ご主人様!』
「はぁ、はぁ」
苦しそうに息をするカイリを見てバゼルは毒が回ったのかと思ったが、実際は違った。
魔力欠乏。
カイリは今回のクエストにおいて魔力消耗の激しい上級魔法は使わずに、そして魔法自体も極力は使わないようにしていた。
“夜間を除いては”。
夜間の休憩中はアウラを召還しており、下級精霊といえ召還中は魔力消費抑えられない。
この数日間、実質魔力回復は見込めなかったのだ。
カイリは周囲を骸骨に囲まれ多方から攻撃が来るも息を乱しながら致命傷を避け脱出する。
バゼルは目の前の魔熊に手こずりながらも何とかマレプランテにトドメを刺そうと機を伺うもチャンスを見出だせずにいた。
するとマレプランテの元に魔猪が近づき、マレプランテは魔猪に食らいつく。
魔猪は自ら食べられに行きながらも聞きがたい断末魔をあげる。
カイリとバゼルは二つの意味で思わず顔をしかめる。
マレプランテの怪我が僅かに回復したのだ。
マレプランテは再び根を伸ばしバゼルの足首を捕まえると上半身へと伸びて両腕を抑える。
そこへバゼルが悪態をつく暇なく魔熊が腹にかぶりついた。
薄くなっていた闘気を破り肌に鋭い牙が突き立つ。
「ぐぅあぁぁ」
バゼルはあまりの痛みに叫び声をあげ、その声を聞いてマレプランテは口許を端を吊り上げる。
カイリはバゼルの叫び声を聞いて駆け出そうとするも行く手を骸骨に阻まれる。
間に合わない。
「カイリっ!余計なことすんな!お前はアイツを殺れぇ!」
バゼルは苦悶の表情を浮かべながらも助けを拒否、いやトドメを託す。
「ご主人様!」
焦り、迷うカイリの正面にアウラが回り込み真っ直ぐ見つめ尋ねる。
『ボクは何をすればいいですか?』
それはカイリがこの状況をまだ覆せると信じた眼だ。
カイリはその眼を見つめ返す。
「付与する為の時間がいつもより長く欲しい」
『分かりました。ご主人様、今から真上に高く跳んでください』
「いや、ジャンプしてる時間でどうにかなる問題じゃ」
『ご主人様、アウラを信じてください』
それは決してふざけて言っているわけではないことは分かっていたが、アウラはカエサルのような飛翔魔法は使えないし、そもそもそれに回せる魔力量もカイリにはない。
「わかった」
身体強化した脚力でなるべく高く跳ぶとアウラは少し遅れて続き、カイリの真下に移る。
するとアウラは中空に指を添えてその指先が緑色に光る線を描きやがて一つの魔法陣に変わる。
カイリはその上にすり抜けることなく着地した。
空中に浮かんでいるのにアウラを通しての魔力の消費が無い。
「これは……」
『ご主人様、この足場はそれほど長くは持ちません。けれどボクが帰還しても効果は継続します!』
「ありがとうアウラ」
アウラは頷くとカイリはアウラの小さな頭に手を添えて帰喚を念じ、アウラが姿を消す。
すると毒花粉を払うための精霊魔法と召喚持続による魔力消費が止まる。
残りの残存魔力は僅か。
カイリは槍を取り出すと柄の根本を左手で逆手に持ち右手を添える。
「付与強化・【火属性付与】」
槍の刀身が添えた先から赤く光出す。
(まだ足りない)
「複数付与・【属性強化】」
カイリは別種の付与魔法を紡ぐ。
槍はさらに内から光を増す。
カイリはそれを空の足場から構えると上半身をおもいっきりしならせて投げ落とす。
槍は赤い軌跡を描く流れ星のようにマレプランテに向かう。
マレプランテは大量の粒子を周囲に振り撒く、が突き迫る槍には何の効果もない。
マレプランテは焦った。
足元の根を壁にしそれに枝を重ね盾にする。
近場の骸骨も間に合えとそれに列なる。
すると別方向から爆音が聞こえた。
マレプランテが爆音の先を見ると魔熊の顔から煙が上がり、煙が吹き流れた時には口先がポッカリとなかった。
魔熊はそのままゆっくりと倒れ、その先には手足を根で縛られたバゼルが口許をから煙を上げながら地面に何かを吐き捨てる。
欠けた魔熊の一部分だ。
「こちとら“獣人”だ。一番の武器はこっちなんでね」
口から魔熊の血を垂れ流しながら凄む獣人の少年にマレプランテは本能で恐怖した。
瞬間、より激しい破壊と炎の音がマレプランテの“盾”の向こうから聴こえてくる。
“削られる”
“燃やされる”
マレプランテはパニックに陥った。
魔法減退の粒子の中、何故?
カイリが放った槍はいわば魔剣や魔槍と呼ばれるモノに変質し、それは切った先に起こる事象であり、槍そのものに魔力減退の効果は意味がなかった。
さらに言えば切ったあとの事象に効果を及ぼすにはあまりにも遅すぎた。
骸骨は砕け、寄生していた花が焼け散る。
根と枝の盾に丸い穴を空け、一瞬で発火した。
そして槍はマレプランテの顔に突き立つ。
マレプランテの全身が炎で包まれる。
“まだだ、まだ死なない”
マレプランテは燃え盛る炎の中必死に魔力減退の粒子を振り撒くと火が少しずつ弱まる。
炎は何とかなる。
槍も貫通するには至らなかった。
生き残った。
あとは魔獣を操ってエサにすれば回復出来る。
マレプランテの顔には再び笑みが浮かぶ。
そして一瞬とはいえ失念していた。
恐怖はもう一人いたことを。
「あーくそっ、内蔵まで出てくるかと思ったぜ」
腹を片手で抑えながら近付いてくる獣人の少年。
「ふと思ったんだけどよ、お前には内蔵ってあんのか?」
もう片手は指をポキポキとならし、次第に赤い闘気が纏われていく。
「見せてくれよ」
バゼルは槍の柄を思いっきりぶっ叩いた。
マレプランテの顔が貫きはぜた。
「……燃えてて何が何だかよくわかんねぇな」
バゼルはそう呟くと中空に目をやる。
カイリはそれに気付き親指を立てると、バゼルも嬉しそうに親指を立て返した。
そこで足場の魔方陣が消えると同時にカイリは魔力切れで意識を失い落下した。
この度、私事で転職しまして何かといっぱいいっぱいな毎日でなかなか時間が取れず更新が遅れてしまいました。
次はここまで間が空くことはないと思いますが更新頻度はゆっくりになると思います。
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