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黒龍殺しの付与術師  作者: しきな かいどう
少年期 ~王都編~
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第76話 カイリ VS サイファー

 毎回3000文字程度を目安にしているのですが、今回も倍以上に。

 最近ずっと5000オーバー(--;)

 バトル回は切り所が難しい(・・;)

「面白いことになってますね」


「おう、クラウスか。

 カミさんのところに居なくていいのか?」


「ええ、すぐ戻りますが団長がお酒飲んでないか確認に来たんですよ。

 今日は補佐官のフーゴさんがいないですからね」


 副団長のクラウスがヴァネッサを引き連れて運営席へと訪れた。


「ちょっと!あれ!いいの!?」


 そこへソフィアが非難を投げる。

 アレとは特別試合のことだ。


「ん?いいんじゃないですか。

 本人達が了承してますし。

 それこそ導師、いいんですか?

 “餓虎”がカイリ君を連れていく約束していましたけど。

 確か導師が出した条件は特別試合で勝つことだったはずですよね」


 導師の眉間に皺が寄る。


「あ~、クッカ導師。 

 僕からもいいですか?

 彼、サイファーの性格からして反対すると揉めると思いますよ」


 そう声を掛けたのはギルドマスターを捕まえに行っていたヨウゼンだ。


「彼、言葉遣いは乱暴ですけど約束を破ったり不義理は大嫌いですからね。

 間違いなく退きませんよ」


「……はぁ、そうさね。

 この時期に余計な時間は取られたくないねぇ(それに聖教国との調整もある)」


 導師の言葉にホッと胸を撫で下ろすヨーゼン。


「助かります。

 間に挟まれるのは僕ですから」


 その笑顔には若くして苦労が滲み出ていた。


「ところでマルコの馬鹿はどうした?」


「ギルマスなら今はギルド本部の執務室に居ます。

 今までサボっていた仕事がたんまりありますから」


「アイツがそれで仕事するとは思えないがね」


「ええ、僕もそう思います……が、それだと一生外に出れませんから」


「何をしたんだい?」


「執務室に中からの干渉を防ぐ結界魔法を設置してきました。

 サブマス権限でSランクの結界魔法使いに依頼して、ギルマスでも脱出出来ない強固なモノです。

 この間に今、部下に命令して自宅のモノを全て差し押さえて抵当に掛けています。

 それを居酒屋でのツケやら闇金含めた借用の精算に全てあてます」


 良い笑顔のヨウゼンだがそれで終わらない。


「仮にも元SS冒険者ですからね。

 隠し財産もあるでしょうから、それらの精算が終わるまでに仕事が終わらなかったら遠征する冒険者の資金提供に充てます。

 ギルド本部からの遠征への餞別としてね。

 多少本部への風当たりも良くなるでしょう。

 ギルマスの懐も風通しが良くなるかもしれませんが」


「……えぐ」


 ソフィアはこの男を怒らせないようにしようと決めた。


「ソフィアちゃんは借金大丈夫?」


「な、な、無いわよ借金なんて!

 ちょ、余計なことユハナ言わないで!」


 ユハナの言葉に導師の眼光がソフィアを射抜く。

 それを楽しそうにユハナは笑うと質問の先をクラウスへと変えた。


「クラウス君、いいかな?」


「なんですかユハナさん?」


「正直、僕はカイリ君がねぇバゼル君に勝てるとは思わなかったんだ。

 能力的にもそうだけど、なにより冒険者のバゼル君に比べてカイリ君は実戦経験が数段劣るはずだからね。

 それが蓋を開けてみればバゼル君の方が良いように駆け引きで踊らされた。

 まあ油断してたのが大きいんだろうけどさ。

 けれどそれまでの挑発や準決勝で見せた戦術が全て布石になっていた。

 巧すぎると思うんだ。

 あれはクラウス君のアドバイスなのかな?」


「私は何もアドバイスしていませんよ。

 おそらく彼自身が考えて実行したものです」


「ちょっとにわかには信じられないなぁ。

 けどクラウス君じゃないなら……ソフィアちゃんはそういうのは教えられないし」


「あーソフィア先輩は大魔法でゴリ押しですからね」


「何よユハナもゼンも。

 みんな考えすぎなのよ!

 グッと溜めてバンッて魔法撃って倒せれば何でもよくない?」


「……先輩よくカイリくんに魔法教えれましたね。

 ゲインさんじゃないですか?

 格闘はゲインさんが教えていたらしいですし」


 ヨウゼンの意見に、くわっと欠伸をしながらヨーゼフが同意する。 


「まあ、アイツは見た目と違って指導者に向いてるからな」


「団長には言われたくないと思いますよ」


「なんでだよ!

 それよりも、クラウスはどう見る?」


「どう、とは?」


「坊主の攻撃が一撃でも通るかどうか」


「そういう意味でしたら結構いい線行くと思いますよ」


「ほう、英雄様のお墨付きか。

 まさかお前との訓練で一撃入れられた訳じゃあるまい?」


「いえ、直接的な攻撃は一度も」


「いや、指導してるなら少しはわざと受けてやれよ。

 お前も鬼だな」


 不思議そうに首を傾げるクラウス。

 まあこの調子なら騎士団の錬度が落ちることはないだろう。


「それなりには合わせてますよ。

 それに、この間、マントを焦がされました」


「ほう、やるな。

 この間の火柱か」


「まあ、それです。

 具体的な方法は言いませんが、カイリ君は色々考えながら闘うから戦っていて面白いですよ」


「それなら戦い以外でもカイリ君の考えは面白いよ」


 ヨーゼフとクラウスの会話にユハナが口を挟む。


「彼に魔導具の授業をしてるんだけど、開発途中の魔導具を見せたら面白いアドバイスをくれてね。

 今は授業というか一緒に色々造ってる状態だよ。

 もちろん専門知識はまだまだだけど、発想が面白い」


「何それ、最近カイリが昼のあたしとの稽古の時間が短いと思っていたらあんた達そんなことやっていたの!?」


「いやぁ楽しくなっちゃってね。

 カイリ君がつけている仮面の魔導具もその制作過程で出来たやつなんだけど、そのお礼であげたんだ」


「いったい何を造ってるの?」


「ンフフゥ。 遠征が終わる頃には完成するから、帰ってきてからのお楽しみだね」


「ふーん、まああまりあたし魔導具には興味ないからいいけど。

 て言うかちゃんとカイリの稽古の割合は守ってよ!

 あたしが師匠なんだからね!」






 賑やかな観覧席と違い、カイリは静かに考えを廻らせていた。


(さて、一旦整理しよう。

 だいぶ予定とは違ったけれど、第一目標の遠征行きはクリアした。

 ならこの試合は簡単に負けてもいいか?

 否。

 目の前の獣人は討伐本隊のメンバーだ。

 この人にどこまで通用するか、だ。

 クラウスさんと一緒で出し惜しみしたら何も出来ずに終わる)


「えっとサイファーさん?」


 ソフィアや観客達がそう言っていたので合ってるはずだ。


「あん?」


「勝利条件を確認したいんですけど」


「……そうだな。

 俺を倒したら、は酷だしな。

 一撃、まともにダメージを入れられたら俺の負けでいいぜ」


 それだけでいいのか?と言わない。

 それがどれだけ大変なことかクラウスとの模擬戦でいやというほど知っている。


「反対に敗北条件は?」


「まあ普通にお前が敗けを認めたり立てなくなったりしたらでいいだろ」


「わかりました。

 ……では、お願いします」


 カイリは闘技場の中央へ立ち、礼をすると構えた。

 それに合わせサイファーも中央へと移動する。


「なんだ? さっきまであんなに拒否してたわりにはやる気満々だな」


 サイファーは笑う。


 審判は二人を確認すると、宣言する。


『始め!』


 カイリはまず身体強化の魔法を自身に掛けると、アウラを召喚する。

 その間もサイファーは動かない。


(予想はしていたけど格上に待たれるとやりづらいな)


 カイリも構えたまま、動かない。


「どうした? 来いよ」


(見合ってても仕方ないか)


「【火走り】!」


 左右の手を下から振り上げると地面を火の波が走る。


「見たことねぇ魔法だな。

 だが、そんな魔法じゃ小手調べにも――」


 そう口にした瞬間、2つの波はVの字に曲がりサイファーから逸れる。


「アウラ!」

「は、はい!」


 アウラがカイリに向かって呪文を唱えると風が巻き起こる。

 バゼル戦と同じように足元に風をはぜ、直突する。

 一気に距離が縮まると先に放った火の波に並ぶ。

 カイリは水平に構えた刀を突き出した。

 切っ先が当たる瞬間、トン、とサイファーは一歩横にずれるが、そこにはあらかじめ放っておいた炎が迫る。


「大したスピードだ。

 ランクで言えばAクラスをくれてやってもいい。

 けど、お前、それ見せるの今日三度目だろ。

 流石に気づくわ」


 サイファーは“炎”を足蹴にして打ち消す。


「ソレ、制御出来てねぇんだろ」

「くっ」


 横にそれたサイファーにカイリは全く体制を立て直せない。

 そこをサイファーが大きく腕を振って殴り付ける。

 かろうじてガードするも右腕から嫌な音が響く。

 殴られた勢いの余りボロ雑巾のようにリング上を転がる。


「おい、死んだんじゃねぇか!?」

「素手で殴られたリアクションじゃねぇだろ!?」

「ってかその前に魔法の炎を足でかき消してたけどあんなこと出来んのか!?」


 観客はSSランク冒険者の常識外の強さに驚きと興奮が止まない。


「っつ」

「ご主人様!?」


 アウラがカイリの元に飛んでいく。


「ごめんなさい僕がもっと巧く制御出来てたら――」

「いや、殴り飛ばされた時に咄嗟にアウラが風で衝撃をカバーしてくれなかったら致命傷だったかもしれない。

 ありがとう」


 (とはいえ右腕の上腕部が、折れたな。

 けど動かないこともない)



「ちっと強く殴り過ぎたか……。

 おい、もう終わりか?

 それじゃあ武器は持てないだろ」


 確かに、これじゃあ駄目だ。


 まだ、()()()()()()()()()


 左手で器用に刀を鞘にしまう。


「アウラ戻って」


「っ、はい」


 一瞬アウラは悲しそうな顔をしたが、しかたない。

 アウラに力がないのではない。

 ()()()には召喚に魔力を割きながらでは操作が難しすぎる。


「終わりか」


「まだですよ」


 サイファーに向かって駆け出す。


 カイリの速度は身体強化した状態でB-といったところだろう。


 サイファーは今度は避ける様子もない。


 距離3メートル

 まだだ


 距離2メートル

 まだ


 距離1メートル

 今!


付与術(エンチャント) 身体強化 二重(ダブル)


 地面を蹴る足に力が増し、グンッと踏み込みが伸びる。


 無防備な腹部に向かって左拳を打ち込む。


「ふっ」


 不意を突いたもののサイファーは一息はくと共に右手を腹に添え受け止めた。

 しかし受け止められたにも関わらず距離を取ろうとしないカイリに一瞬怪訝な顔をするも、サイファーはにとっては距離が近すぎる為、若干後ろに()()()

 カイリはすかさず右足の内股へローキックを放つ。


「ちっ」


 サイファーは鬱陶しそうに右足を引きながらもカイリを逃がさない為左手首を掴む。

 するとカイリも同じく左手でサイファーの右手首を掴む。

 サイファーに一瞬嫌な予感が働く。

 カイリは空振りした足をそのまま戻すことなく前へ突き出すと右手をサイファーの掴んだ腕に更に添えて、軸にして身体ごと回転した。

 サイファーの視界が反転する。

 腕返し、という技だ。

 体格差が無い、もしくは相手の方が大きい状況で無理に堪えると腕の関節を痛める。

 本来なら大柄なサイファーにとって小さな子供のカイリなど無理に堪えたところでどうとにでもなる。

 が、ローキックを避けるために右足を下げさせられ、崩れた体勢のまま自分から相手の腕を引いてしまった。

 タイミングは完璧だった。

 いや、完璧過ぎた。

 サイファーは流れに逆らわず自ら跳んだ。

 するとその大きな身体をクルンと回して膝を着きながら着地する。


「くっ」


 完璧に投げたと思ったカイリは戸惑いながらも頭の位置が降りてきたサイファーの顔面に蹴りを放つが上体を反らしてかわされる。


 カイリは自分の右足が空を切るのを見ながらもその先でサイファーの眼光が鋭くひかり、口元が開くと獰猛な牙が顔を出す。


「あ、やばっ」


 カイリは前世で車に轢かれる瞬間を思い出した。

 カイリは痛みも忘れて折れている右腕でガードする。 

 観覧席にいたヨウゼンが思わず立ち上がる。


「サイファー!」


 サイファーの左手フックがカイリの右肩に叩き込まれた。


 カイリは場外までおよそボールのようにバウンドしながら吹き飛んだ。


 会場が沈黙に包まれる。


 誰も言葉を発せられずにいると突然場内に風が吹き荒れた。


「先輩落ち着いて!」


 立ち上がったのはヨウゼンだけではなかった。

 ソフィアを必死にヨウゼンが宥めるが、瞳孔は開き、サイファーを睨み付けていた。


「今、アイツ本気で、アタシの弟子のこと殴ったよね」


「先輩!」

「落ち着きなこのバカたれ!」


 導師が諌めるも、聞いちゃいない。


 ソフィアが前に出て手すりを掴んだ瞬間、倒れていたカイリが立ち上がった。


 カイリは観覧席へと顔をあげると面越しに確かに目が合った。

 数秒、ソフィアは悔しそうに席に腰を降ろす。


「また……割り込むところだった。 はぁ」


 両手で顔を覆い、下を向く。

 そんな態度を取るソフィアに驚き、クッカは原因のカイリへと視線を向ける。

 カイリは右腕が折れ、肩が外れたのか後ろに庇うように左半身を前に足を引きずりリングへと上がる。


「まだ、やるか」


 好戦的な笑みを浮かべ、サイファーがカイリへ問う。


 そこへ審判がはっと気付き慌てて前に出る。


「じ、場外! サイファー選手のしょ―」


「待てよ」

「待ってよ」


 宣言を二人に先を遮られる。


「まだだろ?」

「勝手に決めないでよ。

 敗北条件は、僕が降参するまで、でしょ」


「なっ……」


 絶句する審判。

 どう見ても、勝負は決まってるはずだ。

 いやそれ以前に誰もこの子供が勝てるなんて思っていない。

 会場が盛り上がったのは単にSS冒険者の試合が観れるからだ。

 そんな審判を無視して二人が会話を始める。


「よく立てたな」


「師匠が心配するんでおちおち寝てられないんですよ」


「くくっ、弟子思いの師匠か」


「違いますよ、師匠思いの弟子なんです」


「……なぁ、途中で速度も力も上がったがなんだありゃ?」


「いやいや、まだ闘うんですからネタは明かしませんよ」


「ってことは俺の勘違いじゃないんだな。

 だが、本当にやるのか?」


「まだ、行けますよ」


「……なんか、お前怒ってねぇか?」


「腕返し」


「あ?」


「あの腕返し、読んでたんですか?」


「ああ、あの投げ技か。

 いや、危なそうだったから咄嗟に跳んだだけだ」


「猫かよ(ボソッ)」


「聞こえてんぞ。

 虎人族の俺に向かって猫とはよく言えたもだ」


「怒りました?」


「いや、俺にケンカ売る奴はいないから新鮮だわ。

 そんなに投げを抜けられたのが悔しかったのか?」


「……抜けれてはいないでしょ」


「投げれてもいないけどな」


「……」


「くくくっ。

 魔法も、剣も、俺に効かなくても大して悔しそうにしてなかったところをみると、お前は本職は()()()か。

 確かに剣士でも魔法師でもねぇな。

 まあ地味で観てた観客も気付いてねぇだろうが。

 で、その身体でどう戦うんだ?」


「そうですね、こう戦います」


 カイリは庇っていた右腕をダランと前に出すと、そこには右手には魔力が凝縮されていた。


「審判さん、降りて」


『は?』


「死にたくなかったら、降りて」


 カイリは審判に警告すると膝を地面に着けて右手を石畳に置くと手の甲に左手を添える。


付与術(エンチャント) “属性強化” 【海炎(カイエン)】!」


 カイリを中心に波紋が広がる様に炎の波が駆け巡る。

 審判は慌ててリングを飛び降りた。


「上級魔法か、だがこの程度の魔法が効くとでも――」


 炎の波が迫る中サイファーは落ち着いていた。


付与術(エンチャント) “属性強化” 二重(ダブル) 【蒼炎】!!」


 炎が赤から蒼へと色を変えていく。


「ほぅ、超級か。 流石にこれはまともには食らいたくはねぇな」


 サイファーは咄嗟ににその場を飛び上がる。

 先程までいた場所は蒼い炎に包まれ、やがてリングそのものがカイリの場所を除き蒼い炎の海へと変わった。

 だがカイリの魔力量では、限界だ。

 カイリはそのままかカクンと頭を垂れる。


「カイリ!」


 ソフィアは飛び出しそうになるのをぐっと堪える。


 サイファーは空中でカイリの様子を観ていた。


「魔力欠乏か。

 魔力量はCランクって話だったし限界か……だが大した奴だ」


 サイファーはカイリの健闘を素直に称賛しながらもカイリの真上へ到達すると拳を構えた。


「終わりだな」


 サイファーがカイリへと狙いを定めると、ある異変に気付いた。


「闘技場の炎が消えていく?

 ……違う!?」


 闘技場を埋め尽くしていた炎が引き潮の様にカイリの右手に引き寄せられていった。


「……付与術(エンチャント)、り……再変(リチェンジ)


「……再化、【蒼炎 葬槍(そうえん そうそう)】っ」


 右の掌に集まった炎に左手を差し込むと一気に引き抜いた。

 すると左手には蒼い炎の槍が出現する。


 それを、真上へと投げた。


 槍は朱と蒼の炎の軌道を残しながら爆進する。

 そしてサイファーに到達すると空に爆炎が巻き上がった。


 火の粉がユラユラと散りゆく中、カイリは気を失った。


ヨーゼンの名前をヨウゼンに変更しました。

だからなんだっていうね。

似た名前のヨーゼフももしかしたら変えるかも。

はぁ、ネーミングセンスが欲しい(切実)


あと2、3話で取り敢えず第1部を締めたいと思います。

第2部は予定よりだいぶ話が長くなってしまったのでもう少しまとまったら投稿予定です。

もうしばらくお付き合いお願いします。

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