プラネタリウム
本当の君とか何か
なぜか夜空を見上げていたらそう思った
夜のベランダ
なぜか急に行きたくなって
冬の空気がひんやりと
きれいな風を感じた
空には星がたくさん まさに
輝いていた
そして僕は君のことを思い出す
やさしい空のなかで
本当の星の輝く下で
君に会いたくなって
本物の夕焼けと
やさしい木陰と
本物の君に会いたくなった
本当の君に会ったなら 僕は
きっと迷わずあの花を 探すだろう
ひろいあつめた花びらの数々を
形にしよう
茎を束ねた軸のように
それはとても力強く吸収して
飛んだとしても揺らがないようなバランスで
本当の君にあったなら
本当のって何だろう
私はド近眼なので天の川をプラネタリウムでしか見たことがない
見える場所は今を大切にしてほしいです