表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/129

第一章 閑話 ~異世界ノート 一ページ目 ~

今回お見せするのは風見翔が

異世界で得た様々な知識をまとめた

ノートである。

無論会話はありません。


それではどうぞ閲覧してみて下さい。

~この世界の歴史について~


まずはこの世界は大小さまざまな島からなっている。

因みに俺が今いる島の大きさは

九州の二倍……位だと思う。


俺のいる島は三つの国に分かれている。

まず農業国であるディアトリア。

その東側にあるティアリア。

そして“元”この島を納めていた王都ガレックの三つである。


“元”と書いたのはガレックには既に王は居ないからだ。

原因は不明だがハデスの言った通りだとすれば

何らかの原因で力を失い滅びたとみていいだろう。


~この世界を治めていた者について~


まだ詳しくは分からないが

一人の男(多分人間)が

それぞれバラバラになっていた

様々な種類の魔物を一つにまとめあげ

強大な国家を作ったらしい。

多分だがその男も俺と同じ様な力を持っていたと推測される。


その後、

死期を察した男は息子たちを呼び

一人につき一つの大陸(島)を任せたらしい。


その後数千年は安泰が続いたらしいが

強大な魔力を持って治めていた王族達の弱体化、

それに続いて起きた貴族達のクーデターにより

王族は軒並み滅ぼされ、

そのクーデターの中心人物が

独立し国を作ったというわけだ。


因みに俺はその王族が滅んでから

約三十年程経った時代らしい。



現段階で分かった事はこれくらいだ。

これは後日談だが

ディアトリア城外では

俺がナロッジと戦っている時には

既に和解状態だったらしい。

まあそりゃ敵が国民巻き込んで

火を放ったと思って城の外に出たら

その敵が燃え盛る火の中

一般市民必死に助けてる光景が広がってたら戦う気無くすよね。



因みにナロッジがワープした先は

何故か敵国のティアリアの城の中だった。

そのせいでティアリア城は吹き飛び

重役達の殆どが瓦礫の下に埋まった上に

何故かディアトリアの軍が侵攻中だったので

ティアリアの軍は即行で降伏したらしい。


その事実を帰ってきた兵達に聞かされ

あまりの急展開ぶりに加えてその場にいた全員が


「ナロッジは何がしたかったんだ?」


と首を傾げることとなった、

今やもう彼の思惑を知るものはいない。


次のページには俺が会った奴と

種族の事を書こうと思う

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ