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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

アロトロピスト

作者:鑑創太
 これは地球の物語――「地球」という種から生まれた違う地球の物語。原初の惑星の気まぐれで数多に分かれ分岐した、もしかしたら在りえたか、在りえなかった世界の話。そんな世界の歴史の一幕に隕石は飛来した。
 西暦2042年。誰も待ち望んでいなかった空からの来訪者は、地表に甚大な被害をもたらした。〈大絶滅(グレート・ダイイング)〉。かつて恐竜を絶滅へと追いやった大規模な初期化作業の再来だった。そんな天の気まぐれからも、人類はさもしく生き延びた。

 その未曾有の大災害から17年後――2059年。南半球に位置するオーストランド大陸では『機械獣』と呼ばれる機械仕掛けの化物が大陸中を闊歩していた。
 殺し屋という過去を持つ男フィドは、住処にしている商工都市ウォンドンより西の町――モルビットに修理屋の出稼ぎに来ていた。しかし、客に料金を踏み倒されたことで自棄になり、偶々町で流れていた『ある噂話』に興味を持ち、北の山脈に立つ寂れた塔へと向かってしまう。
 塔に入ったはいいもの、そこを住処にしていた野犬の群れに追い回されて窮地に陥るフィド。そんな彼のことを救ったのはヘルメットを被った奇妙な怪人だった。

 その怪人を置き去りにし難を逃れ、一人ウォンドンへと帰還した彼だったが、なんとその怪人――少女がトラックの荷台から現れ、彼に言うのだった。
「あなたの住処に案内しなさい」
 その出会いこそが、後に待ち受ける過酷な人生のはじまりだった。

※随所で改訂作業を行っていますが、内容に変更はございません。
プロローグ
殺し屋だった男
2021/03/05 15:52
第一話 荒廃塔
Act.1 廃墟探索
2021/03/05 16:38
Act.2 未知との遭遇
2021/03/08 11:19
Act.3 死のダイブ
2021/09/03 11:20
第二話 拒絶
Act.1 怪人の要求
2021/03/06 11:50
Act.2 仕事とルール
2021/09/03 11:41
Act.3 移り変わる世界
2021/09/03 11:43
Act.4 迷惑な客
2021/03/09 11:02
Act.5 ボディガード
2021/09/03 15:20
第三話 関わり
Act.1 尽きない疑問
2021/03/07 15:09
Act.2 兵器の腕
2021/09/03 15:50
Act.3 修理開始
2021/03/09 11:06
Act.4 理想と現実
2021/09/03 15:44
幕間 先駆者の今
Act.1 似て非なる者たち
2021/03/09 11:10
Act.2 情と非常
2021/09/03 16:44
第四話 後悔
Act.1 パートナー
2021/03/12 11:45
Act.2 果たされなかった約束
2021/09/04 11:33
Act.3 銃を持つ意味
2021/03/12 11:46
Act.4 崩れゆく日常
2021/09/04 13:46
第五話 拾った人生
Act.1 夢はいつか覚める
2021/03/13 10:48
Act.2 果たされる約束
2021/09/04 15:10
Act.3 沈む者、引き上げる者
2021/03/13 10:49
Act.4 暗中、語り手二人。
2021/09/05 22:17
第六話 最後の一週間
Act.1 もう一人の
2021/03/14 10:23
Act.2 新たな約束
2021/09/09 11:52
Act.3 遺品整理と旅支度
2021/09/09 11:54
Act.4 忠告
2021/03/14 10:25
Act.5 いつかまた、もう一度
2021/09/10 11:16
第七話 心のうちで牙剥く獣
Act.1 狂った情動
2021/03/15 11:03
Act.2 蜘蛛の糸
2021/09/10 15:41
Act.3 逃亡劇
2021/03/15 11:07
Act.4 死中に生を
2021/09/10 16:15
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