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さみしさばかりじゃいけない

作者: Soraきた

時計の針が重なる頃

部屋の中に無音だけが居座る

「それじゃ、帰るね・・」

キミのひと言は

分かっていることでも

もうずいぶんと今日もふたり過ごしたばかりだけど

いざとなると、

さみしいものだね・・

冷静にいられるかと思ったけど

やっぱり僕には無理なこと

だれか、大丈夫だよと言うなら

教えてほしいかな


このさみしさを何かで表現するとしたら

涙の量ではどれくらいのもの?


泣き顔だとしたら、いったいどれくらいの時間分?


ようやく

キミの背中を見送ると決めたとき

キミの肩が少し揺れているような気がした


「大丈夫だから・・」

嘘でもいいから、そう言ってほしいことが

いまのふたりにはあるね

まちがいなく


さみしさばかりじゃない

それも分かってる

通り過ぎた夜

これから通り過ぎてく夜

何か少しでも

ふたりの共通な思いを

もうひとつくらい

いまから探してみたい



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