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助けてくれたのはエルフ。

pixivにも投稿しました!スタジオアルティマと調べてみてください!

助けてくれたのはエルフ。

シオン「ふぁ」

意識が回復するログハウスの様な建物の一室で横には机と椅子があったその椅子の上には防弾チョッキ三型とニーパット、弾帯、それにP220がないレッグホルスターがあった。防弾チョッキには首部分に刃渡り15センチ程度のナイフが貫通仕掛けたかのような穴があるがどうやら貫通はしていない様子。さらにハンドガンポーチの左側には穴がありこれは貫通している様子。そして奥を見ると迷彩服3型がありその下には背嚢が置いてあった。服を見た限りだと変わらないので恐らくは背嚢から着替えを取り出して使用したと思われる。そして89式には銃剣はなくこれも机の上に鞘が見えるので恐らく大丈夫。迷彩服は下は着せられているが上だけは着せられてなくドッグタグが冷たく光っている。俺の両手上の身体には包帯が89式並みにぐるぐる巻きにされており頭にも多少巻かれている。相当ひどい傷だったらしい。そしてもう何も見物する物がなくなりそのままベットに再び背中を預ける。男の諸君らには一度はやったことがあるであろうポーズだ。ただ足は組まずまっすぐの状態。麻痺毒がまだ抜けないのか体が痛すぎる。

その時、コツンコツンと音がする。半長靴はこのベットの真横に綺麗に置いてある。しかもめちゃめちゃ手入れされている。そう思った時だった。ガチャ

エルフの少女?「あら…目覚めてたのね。」

シオン「え?エルフ?」

僕の目の前に立っていたのは優しい目つきに銀色に青い色が混じっていて目の色は赤色だった。

そしてそこそこボディーがいい。褐色肌の子が僕の目の前にお椀を持っていた。

ちょっと前…

「私は2日前、村のみんなと山菜取りに出かけた時にとてつも無い破裂音がしてさらに爆裂魔法の音らしき音を聴いて友達と村の人たちが怯えてる中、私一人で調べに行った。するとゴブリンが大量に倒れていたのを見て異常な光景に思わず吐きそうになるのをなんとか抑えた。その時に土砂降りの雨が降ってきたけど私は諦めずにゴブリンたちが狙ってたとされる地点へ向けて足を運んでみた。友達や姉が危ないわよと警告するけど私はもし人が倒れてたらと思い無視して歩く。すると黒髪ロングの10代ぐらいの幼い少女が見られない兜と鎧、服、と槍を持ってたのを見て私は思わず担ぐ。何か手に変なライト(P220)が右手に強く握り締められていたので取る。姉が私の代わりに持ってくれている安全のために四角いポーチに入れる。そしてみんなの元に駆け込んで彼女の持っている武器とリュックを分担して持って村に帰る。このままでは風邪を引かせてしまうどころか死んでしまうと思った私は移動前に軽い応急処置をしてみんなで駆け足で走る。女の子にしては重いけどスリムなのもまた疑問に思いつつ歩く。少し霞んだ声で助けて…こんなところでまだ仏になるわけにはいかんって言ってたのを聞いて少し疑問に思ったけど脳が死にたくないって直訳してくれた。私は誰よりも早く走り村のみんなを置いてけぼりにする。私は短剣より長い剣が着いた杖を部屋の適当なところにおいて寝かせてお医者さんを呼ぶそして今に至るの。あの子男の子だったらしい。そして私は今いるドアをノックして入る。健康に機を使って卵リゾット風にコーンスープの元を入れたお粥に山菜取りで取れて余っている山菜のきゅうりのおしんこにこの村が起源の味噌汁をお椀に入れてるのを一旦おいてドアを開けてまたお椀を持って入ってドアを閉める。」

エルフの少女「エルフ、珍しいですか?それとも嫌いですか?」

シオン「ただ珍しくてつい…誤解招きましたかな?」

エルフの少女「えへへそうですか。女の子でまな板なのも見たことがありませんよ。」

シオン「僕の服脱がしてたならわかりますけど僕こう見えて男です。」

すると彼女はビジネスホテルによくありがちな丸いテーブルのような物にお椀を置きお粥らしき物をかき混ぜながら俺に問いかける。

エルフの少女「あなたあそこで刺されて倒れてたけど何があったの?あんなにたくさんのゴブリンが倒れててあなたまで倒れてて……」

シオン「……まぁ強いて言うなら探検と言うか冒険というかなんつうか分からんけどまぁとにかく村かあわよくばそこそこでかい街に行けたらいいなって思いで歩いてたんだ。その時にゴブリンに襲われたんだよ。矢が左足に刺さって僕は倒れてそれでも生き延びたいって本能が働いてあそこの窪みに逃げて僕が持ってる武器を全て使った。」

パンパン(ハンドガンの音)、シュポーン(てき弾の音)、チャパリンドーン(手榴弾の音)バババババババーン(89式の音)

シオン「とにかく怖くて抵抗したんだ。けど防弾チョッキにナイフがぐっさぐっさ刺さって僕の意識が消えた。最後あたりには悲鳴が聞こえて誰かに担がれてる感覚がして最後に助けて仏になりたくないって振り絞って今に至る。こんな感じ?」

シオン「……うーん。。」

エルフの少女「それは相当私の名前言ってなかったね。フリィー・ベレッカよ。よろしく。ご飯食べる?」

シオン「せっかくだ。頂こうかな。」

ベレッカ「えへへ。お口開けて」

シオン「え?」

ベレッカ「やってみたいの」

シオン「あーん」

卵とチーズそれにコーンスープのリゾットの味だ。

シオン「こりゃめちゃイケるぜ」

ベレッカ「えへへよかった。喜んでもらえて。」

つづく。

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