プロローグ1愛しき友よ。
プロローグ1愛しき友よ。
俺の名前は西条紫苑どこにでもいる普通のミリオタだ。俺は今帰りの会をしたのちである。廊下を駆け足で歩き玄関口の上履きを目指す。下駄箱にたどり着くと密集状態だったのでしばらく人が居なくなるまで待つすると人が少なくなりゆっくりと脱げる環境になったのを確認し上履きを脱いでベルクロ式の白い靴を履く。人差し指を踵との間を調整するために入れて巻き込まれてる部分を上へと引っ張る準備が整い俺は顔を上げて背伸びをしながら腰を両手で押す。
ポキポキと言う言う音にある人間がクスクス笑いをする。
「ククシオンちゃんもしかしてお年ですかなぁ〜?」
俺は顔を赤くし反論する。
シオン「っさいわ!これでも俺は17じゃい!」
彼の名前は郷田隆二全国剣道部一位で自衛隊と警視庁に剣道大会で5分も掛からずして勝利したバケモン。彼に細長い物は持たせるなと言う人間も居るくらいのバケモンだ。
俺はと言うと全国射撃協会のナンバーワンで89式小銃で前回の大会で出場したところ委員会が支給する銃以外は持ち込んではならないと言われ渋々ながらHK416で出たのだがこれも綺麗に中心に命中したことから判定をした自衛隊隊員たちが終了後に俺に入隊してくれと詰め寄ってくるほどの腕、らしい。
ちな剛田のあだ名はオリュウさん
後ろの二人は一人は俺と同じく射撃部No.2の霧島ミョウコ。見た目はロリ顔でメガネの黒と茶色が混ざった色の髪を三つ編みで先端部分を白の小さいリボンで巻いている。イメージ的にはS○Oのシ○ンに近いだろう。あだ名はキウちゃん
左側には一見チャラそうな男だが性格イケメン系。イメージ的にはこれまたS○O、クラ○ン
だ。名前は松島五郎あだ名はゴロー
キウちゃん「まぁまぁ。」
ゴロー「先輩!あんまり人を揶揄っては行けませんよ?」
オリュウ「なんや、随分寂しい反応じゃけんのぉ〜もう少し参戦してくれたってえぇやん!」
シオン「お前らは早く靴履き替えろや電柱ジャンケン廃止したってえぇんやで」
3人「絶対嫌!」
シオン「卑しい連中や」
校門前
シオン「ほんでよぉ〜どのルートから行く?」
一同「うーん。」
駅に向かう道路は二種類ある。一つ目は目の前の339階段ルート二つ目はおぼろ坂ルート(校門右舷側)
なお最後の電柱の人は駅前の喫茶店で奢ると言う伝統が中学生の時からあるシオンは2年生の頃まで勝ってたのだが3年生になりそして現在も負けてる頻度が高い。
シオン「シャー!行くぞ!」
3人「オー!」
みんな「電柱じゃんけんッ!じゃけんぽん!」
結果
シオン「グー」
キウ「パー」
ゴロー「グー」
オリュウ「パー」
だった。二手に分かれて再びジャンケンをする。
みんな「二度目の正直ッ!!電柱じゃんけんッ!じゃけんぽん!」
結果
シオン「チョキ」
キウ「パー」
ゴロー「チョキ」
オリュウ「チョキ」
キウ「嘘ww私ww電柱ジャンケンのクイーンなのよッ!」
3人「ダハハハハッハハッハ恨みっこなしやでキウちゃん!」と嫌な笑顔で高笑いをする。
キウ(覚えてろよ特にシオン!男のくせして美少女の顔してこの野郎がそれにスタイルもいいしチクショウ!!!)ととてつもない顔で涙を浮かべて3人を睨む。