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天使狩り  作者: 飛鳥
第1章
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I.heaven's underground


 ただただ全てが気に食わなかった。

 この胸で吠え猛る憎悪の渦が、俺に呪いを叫ばせていた。


 世界を憎み、

 神を恨み、

 孤独に噛み潰されながら這いずるように前に進み続けた。


 痛みは麻痺し、

 涙を流す意味さえ見失い、

 誰が死を選ぶものかと歯ぎしりし、

 いつか来るかも知れない敗北の日まで孤独に抗い続けていた。

 ずっとずっと、生きてるだけで痛かった。

 

 ――――なぁ、あんただってそうだろう?



God's in His heaven, All's right with the world.

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