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恋愛綴り  作者: 茶太朗
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占い

 僕の特技は占いだ。


 何気なく始めたタロットカード


 これが当たると評判になり、連日のように女の子がやってくる。


「あなたの運命の人は・・・ひとつ年上の人ですね。」


「うわあ、先輩のことだ、どうしよう、当たってる。」


 当たってるのか、僕にはわからない。


 さらに言えば、どうしようと勝手である。


 そんなとき、憧れのあの娘もやってきた。


 これはチャンスだ。


「あなたの運命の人は身近にいます。すぐ目の前にいると出ました。」


「え、全然当たってないんだけど。」


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