表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛綴り  作者: 茶太朗
2/91

髪を切ったから

 失恋した。


 髪を切った。


 一世一代の告白だった。


 「ごめん、好きな人がいるんだ。」


 そんなことは知らない。


 そんなことは聞いてない。


 私のことはどう思ってるの。


 どうして私はふられたの。


 髪を切ると男の子みたいと言われた。


 それから眉を細く整えた。


 少しダイエットもしてみた。


 髪を少し赤く染めた。


 ネイルをはがし、爪を丸くした。


 ガーリーなワンピースからカジュアルなメンズのシャツとデニムに着替えた。


 失恋したから髪を切る。


 そんな古風な女じゃないの。


 気づいてしまった。


 見つけてしまった。


 鏡の向こう側には、そう、


 そこには彼がいた。



読んで頂きありがとうございます。


ほかにも書いていますので、よろしければ読んでみてください。


重ねましてありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ