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鋼鉄戦記メタリックソルジャー  作者: 燃えてる仮面
本編
38/53

第37話「強奪!メタリックアーマー」

 クリスマスが迫ったある日、雪乃がMS秘密基地にやって来た。



雪乃「突然だけど、みんなでクリスパーティーしよう!」


恭一郎「…本当に突然だな…!」


恭一郎と麗に、みんなでクリスマスパーティーをしようと提案する雪乃。



雪乃「今年も色々あったし、一大イベントくらいみんなで盛り上がろうよ!」


麗「雪乃ちゃんは、みんな揃って何かをしたい…って事ね?」


恭一郎「まぁ…なんだ、せっかくのクリスマスだもんな。みんなの都合を聞いて、可能ならそうしよう。」


雪乃「本当!?やったーっ!」


雪乃は大喜びしながら、みんなに連絡を始めた。



恭一郎「それじゃ、パーティー用の料理でも考えるかな~っと。」


麗「案外、雪乃ちゃんより恭一郎くんの方が楽しみにしてたんじゃないかな…?」


こうして、恭一郎はパーティー用の料理を考え始めた。






その頃、キングウォーレンスではギーン、ブロード、メリッサの3人によって新しい合体獣の製作が行われていた。



ギーン「やった…ついに新たな合体獣が誕生だ!」


ブロード「や…やった!」


メリッサ「うー、疲れたー。」


サタンウォーレンス「待ちわびたぞ、これが新たな合体獣か…!」


ゴダーイ「…何か嫌な予感がするな。」


サタンウォーレンスは新たに誕生した合体獣にご満悦だが、ゴダーイは何やら不満顔。



ゴダーイ「…ミーヤス様、どうかされたのですか?」


Dr.ミーヤス「ぐっ…うっ…!」


合体獣誕生の際に放たれた光が、Dr.ミーヤスに降りかかってしまった。

苦しむDr.ミーヤス。



サタンウォーレンス「ゴダーイよ、ミーヤスを奥で休ませろ!合体獣よ、早速行動開始せよ!」








鋼鉄戦記メタリックソルジャー

第37話「強奪!メタリックアーマー」



_



クリスマスイブの一日前、幸平がロードクルーザーに乗って東京へ向かっていた。



幸平「まさか全員予定がピッタリ合うなんてなぁ…待っててやみんな!」


全員がスケジュールを合わせて、クリスマスパーティーをする事になったメタリックソルジャー一同。




結衣「次はこれかな?雪乃ちゃん、拓馬くん、ツリーの飾り付けしましょう。」


雪乃「はーい。」


拓馬「凄い、かなりの数だ…!」


麗「最近のクリスマスツリーは凄いわね。それに周りの飾り付けだけで、基地の中が様変わりするなんて。」


結衣「いつもいる基地とは違う感じですね。」



恭一郎「やってるな、俺もまとめてしまわないと…!」


MS秘密基地でも、麗や結衣、雪乃に拓馬がパーティーの飾り付けを始めて、恭一郎はパーティー料理のレシピをまとめていた。



大樹「お待たせしました~!」


恭一郎「おぉ、来たか大樹!」


大樹「恭一郎さん、頼まれていた野菜、持ってきましたよ!」


そこへ大樹が到着、恭一郎が頼んでいた野菜を持ってきたのだ。



恭一郎「ありがとう!これで食材は揃った!」


麗「凄い量ね、材料。」


恭一郎「よし、一つずつ準備していくかな!」


こうして、準備が着々と行われていた。






幸平「やっと東京や…ん?」


その頃、東京に着いたばかりの幸平の付近で火薬が爆発する。



幸平「なんや…爆発かいな!?」


アーマーレンス「見つけたぞ、貴様がロードサンダーだな!」


幸平「…ウォーレンス!?」


そこに現れたのは、ウォーレンスの合体獣、アーマーレンスだった。



幸平「恭ちゃん、ウォーレンス出現や!」


アーマーレンス「さぁ変身しろ、ロードサンダー!」


幸平は突然の敵に対して恭一郎達へ連絡する。その最中にも、アーマーレンスは襲って来る。



幸平「とにかく、やるっきゃあらへん!メタリック…アァァァップ!」




電子音「Soldier Change Road-Thunder!!」




幸平はMSロードサンダーに変身する。



ロードサンダー「サンダージャベリン!そやああっ!」


アーマーレンス「ふんっ!その程度か!」


ロードサンダー「おわああっ…!」


サンダージャベリンを持って早速戦うが、アーマーレンスに攻撃を受け止められて、ダメージを負う。



アーマーレンス「くらえ!」


ロードサンダー「ぐあっ…あ、サンダージャベリンが…!」


アーマーレンスは胸からレーザーを放ち、ロードサンダーの手に命中させる。



アーマーレンス「とぉ!おらぁ!」


ロードサンダー「おわああああ…!」


吹き飛んだサンダージャベリンをキャッチして、そのサンダージャベリンでロードサンダーを攻撃するアーマーレンス。



ロードサンダー「ぐっ…。」


アーマーレンス「もらうぞ、貴様のメタリックアーマー!」


倒れたロードサンダーに、アーマーレンスは右肩からライトを浴びせる。



ロードサンダー「ぐあっ…これは…!」


するとロードサンダーのメタリックアーマーが解除され、ソルジャーカードが吸い込まれてしまった。



幸平「ぐあっ…ありえへん…ソルジャーカードが…っ。」


アーマーレンス「まずは一人…!」


強制変身解除となった幸平は倒れ、アーマーレンスは姿を消した。



_



恭一郎「幸平さん!」



駆け付けた恭一郎、結衣、大樹が倒れている幸平を発見、MS秘密基地に連れて帰った。



光希「まさか、幸平さんがここまで…!」


幸平「…っ!」


恭一郎「幸平さん、大丈夫ですか?」


幸平「…ここは?」


結衣「基地ですよ。幸平さん、倒れてたんです。」


幸平「…大変な事になったで…!」


光希も到着している中、目を覚ました幸平から事情を聞いた一同。



麗「ソルジャーカードを奪うウォーレンス怪人…!」


幸平「もしかしたらやけど、奴は俺達が一人になる時を狙っとったんかもしれへん…!たぶん、他のみんなも狙われてまう…!」


大樹「それだとまずくないですか?まだ翔さんと美琴さんが来てないですよ!」


他のみんなもソルジャーカードを奪われるかもしれないと危惧する幸平。



恭一郎「麗、美琴に連絡だ!俺は翔に!」


麗「わかったわ!」


恭一郎と麗はまだ来ていない翔と美琴に連絡を入れる。




翔「俺か?いま警視庁でデスクワーク中。もう少しで終わる。」




八塩「美琴は現在ロケ中です。もう少しで終わりますが…。」




翔は警視庁内にいたが、美琴は八塩からロケ中で外にいる事を知らされる。



恭一郎「すまん翔、緊急事態で美琴の所へ向かえないか?事情は…。」


翔「…マジか!わかった、恭一郎達も待ってるからな!」


恭一郎「よし…俺達も行こう!」


麗「みんな、気を付けてね!」


美琴の所へは翔が向かう事になり、恭一郎達も助太刀するために向かう準備をする。






美琴「お疲れ様でしたーっ!」


八塩「美琴。」


美琴「あ、八塩さん。どうしたんですか?」


八塩「実は…!」


美琴のロケ現場では、八塩から話を聞いた美琴が警戒心を強める。



美琴「そんな事が…!」


八塩「翔さんやみんなが来るみたいだから、私達も早く基地に向かいましょう。」


美琴「そうですね…。」


スタッフ「わああああああっ…!」


美琴「え…あっ!」


だがそこへアーマーレンスが来襲、スタッフ達を襲おうとする。



アーマーレンス「見つけたぞ、アリスブロッサム!」


八塩「こんな時に…!」


美琴「とにかくみんなを助けないと!メタリック…アァァップ!」




電子音「Soldier Change Alice-Blossom!!」




アリスブロッサム「みんな、逃げて!」


スタッフ「あ…ありがとう!」


美琴はMSアリスブロッサムに変身してアーマーレンスをスタッフ達から遠ざける。



アーマーレンス「変身したか。」


アリスブロッサム「スタッフさん達を襲うなんて許せない!ブロッサムトンファー!」


アーマーレンス「甘い!」


アリスブロッサム「えっ…きゃっ!」


ブロッサムトンファーを装備してアーマーレンスと戦うも、ダメージを与える事ができないばかりか、逆に反撃を受けてしまう。



アリスブロッサム「何、この強さ…!」


アーマーレンス「これを試してみるか。ロードサンダーの力よ!」


さらにアーマーレンスは奪ったソルジャーカードの力でサンダージャベリンを装備。



アリスブロッサム「あれは、幸平さんのサンダージャベリン…!」


アーマーレンス「くらえ!ぬんっ!」


アリスブロッサム「きゃあああ…!」


サンダージャベリンを持ったアーマーレンスは、アリスブロッサムに猛攻する。



アリスブロッサム「うっ…!」


アーマーレンス「メタリックアーマー、いただいた!」


ダメージを受けて倒れた所へ、再び右肩のライトを浴びせて、アリスブロッサムのソルジャーカードを奪った。



美琴「そん…な…。」


八塩「美琴!」


強制変身解除になった美琴の所へ駆け寄る八塩。



_



アーマーレンス「さて、次へ行くか…ん?」



アーマーレンスはその場から立ち去ろうとするが、そこへブラストスコードが到着。



ブラストアクア「スコードレーザー!」


そのまま、アーマーレンスにスコードレーザーを放つ。



アーマーレンス「ぐっ…ブラストアクアか。」


ブラストアクア「遅かったか…このぉぉぉ!」


ブラストスコードから降りたMSブラストアクアは、アクアスナイパーで銃撃しながらアーマーレンスに立ち向かう。



アーマーレンス「ふん。早速奪ったばかりのこれを!アリスブロッサムの力よ!」


するとアーマーレンスは奪ったばかりのアリスブロッサムの力を使う。



アーマーレンス「ブロッサムトンファー!はあっ!」


ブラストアクア「このスピード…うわあっ…!」


スピード戦法でブラストアクアを翻弄、ブロッサムトンファーで攻撃してくる。



ブラストアクア「くっ…ソルジャーアタックカード、装填!」




電子音「Blast-Aqua Soldier Attack!!」




ブラストアクア「ディープアクアショット!」


アーマーレンス「ふんっ!遅い!」


ブラストアクア「なっ…かわされた!」


ブラストアクアは「ディープアクアショット」を放つが、アーマーレンスは簡単に回避する。



ハイパーシャオロン「こうなったら、僕の力の出番だーよ!」


ブラストアクア「よし!ソルジャーガードロー!」




電子音「Soldier Weapon Soldier Guard-low!!」




電子音「Hyper Change Hyper Blast-Aqua!!」




ブラストアクアはソルジャーガードローを装備、ハイパーブラストアクアに強化変身。



ハイパーブラストアクア「アクアハイパーバスター!」


アーマーレンス「ぐぉっ…!」


アクアハイパーバスターで攻撃して、アーマーレンスを怯ませる。



ハイパーシャオロン「効いてるだーよ!」


ハイパーブラストアクア「よし、一気に…ぐああっ…!」


一気に攻撃を仕掛けようとするハイパーブラストアクアだが、突如背後から攻撃を受ける。



カオスダーク「…!」


そこに現れたのはリボルバー5を持ったMSカオスダークだった。



ハイパーブラストアクア「ゴダーイ…!?」


カオスダーク「これも任務なんでな、悪く思うなよ。」


アーマーレンス「隙あり!」


ハイパーブラストアクア「なっ…うわああああ…!」


一瞬の隙をつかれ、ハイパーブラストアクアはアーマーレンスにソルジャーカードを奪われてしまった。






その後、MS秘密基地で治療を受ける幸平、美琴、翔。



グレートフェニックス「シャオロン、お前は無事だったんだな。」


ハイパーシャオロン「僕のカードは奪われずに済んだんだーよ…。」


麗「でも3人のソルジャーカードが奪われ、さらにその能力をアーマーレンスが使うとは…。」


結衣「今までにない敵ですね…。」


麗「とにかく、私はソルジャーカードを取り戻す方法を調査してみるわ。」


麗はソルジャーカードを取り戻す方法を調査する。



八塩「まさか、こんな事になるなんて…。」


光希「とにかく、美琴ちゃん達の回復を待ちましょう。」


恭一郎「あぁ…んっ!?」


その間にアーマーレンスが街に出現、破壊活動を始める。



恭一郎「こんな時に…!」


光希「おそらく、残った自分達をおびき出そうとしてるんだろうな。」


大樹「どうするんですか?まだ打開策が…。」


結衣「でも…街の人達が危ないです…!」


恭一郎「だな…俺達だけで出動だ!」


打開策が無いままだが、被害を食い止めるために恭一郎、結衣、大樹、光希は出動する。



拓馬「大丈夫かな…?」


雪乃「うん…みんな集まってるけど…。」


その様子を見ていた雪乃は、みんなが集まっていてもどこか不安になっていた。



_




4人「「「「メタリック…アァァァップ!」」」」




電子音「Soldier Change Heat-Flame!!」

電子音「Soldier Change Blair-Wind!!」

電子音「Soldier Change Build- Ground!!」

電子音「Soldier Change Cool-Iron!!」




現場に到着した4人はMSヒートフレイム、MSブレアウィンド、MSビルドグランド、MSクールアイアンに変身。



アーマーレンス「来たな、ヒートフレイム!ブレアウィンド!ビルドグランド!クールアイアン!」


クールアイアン「これ以上、破壊は許さないぜ!」


ヒートフレイム「そして、みんなのソルジャーカード返してもらう!」


ブレアウィンド「いきます!ウィンドアロー!」


まずはブレアウィンドがウィンドアローで攻撃。



アーマーレンス「ぬんっ!」


ヒートフレイム「うおおおおおっ、フレイムブレード!」


ビルドグランド「グランドハンマー!」


そこからヒートフレイムとビルドグランドがフレイムブレードとグランドハンマーを持って攻撃を仕掛ける。



ヒートフレイム「なっ…!?」


ビルドグランド「そんな…!」


アーマーレンス「甘い!」


ヒートフレイム「おわっ…!」


ビルドグランド「うわああっ…!」


だがアーマーレンスは簡単に攻撃を受け止めて、2人を投げ飛ばす。



アーマーレンス「アクアスナイパー!」


ブレアウィンド「きゃっ…あれっ?」


アーマーレンス「防がれたか。」


クールアイアン「危なかった…!」


ブレアウィンド「光希さん!」


クールアイアン「ソルジャーボーガン!はぁっ!」


アーマーレンス「ぐっ…!」


アーマーレンスはアクアスナイパーでブレアウィンドを攻撃。

そこへクールアイアンがアイアンシールドで防御して、ソルジャーボーガンで反撃。



ヒートフレイム「反撃だ!オーバーライジング!」




電子音「Heat-Flame Soldier Attack!!」




ヒートフレイム「うおおおおおっ、フレイムツインサンライトフィニィィィッシュ!」


その間にヒートフレイムはフレイムツインブレイバー「オーバーライジング」で「フレイムツインサンライトフィニッシュ」を放つ。



アーマーレンス「アクアスナイパーが…!」


ヒートフレイム「よし…ぐあああっ…!」


アクアスナイパーははじくものの、距離をとる前にサンダージャベリンで突かれて吹っ飛ぶ。



アーマーレンス「甘かったな!くらえ!」


ブレアウィンド「きゃっ…!」


クールアイアン「ぐあっ…!」


さらに胸レーザーでブレアウィンド、クールアイアンを攻撃。



ビルドグランド「このぉぉぉ…らああっ!」


アーマーレンス「ふんっ!おらっ!」


ビルドグランド「ぐあああ…!」


ビルドグランドはそこへ突っ込むが、サンダージャベリンでグランドハンマーをはらわれ、攻撃をくらってしまう。



アーマーレンス「もらった!」


倒れた所でビルドグランドはソルジャーカードを奪われてしまった。



大樹「しまった…!」


ヒートフレイム「大樹!このぉぉぉぉ!」


グレートフェニックス「いくぞ恭一郎!」


ヒートフレイム「おぉ!ソルジャーガードロー!」




電子音「Soldier Weapon Soldier Guard-low!!」




電子音「Great Change Great Heat-Flame!!」




強制変身解除した大樹に駆け寄ったヒートフレイムは、ソルジャーガードローでグレートヒートフレイムに強化変身。



グレートヒートフレイム「よくも大樹を!フレイムグレートザンバー!うおおおおおっ!」


アーマーレンス「ぐあああ…!」


フレイムグレートザンバーで立ち向かい、攻撃は優勢でアーマーレンスを押す。



グレートフェニックス「効いてるぞ!」


グレートヒートフレイム「うおおおおおっ!」


アーマーレンス「なら、これだっ!」


グレートヒートフレイム「なっ…うわっ…!」



優勢ではあったが、ブロッサムトンファーを至近距離でくらってしまう。



クールアイアン「そこまでだああっ!」


アーマーレンス「グランドハンマー!」


クールアイアン「ぐっ…うああああっ…!」


そのままアーマーレンスは近づいてきたクールアイアンに、グランドハンマーで攻撃。

アイアンシールドでも受け止めきれない攻撃を受けて倒れるクールアイアン。



アーマーレンス「今だ!」


そのまま、クールアイアンのソルジャーカードを奪う。



_



ブレアウィンド「光希さん…!」


グレートヒートフレイム「光希さんまで…!」


アーマーレンス「早速使わせてもらうぞ、アイアンシールド!」



右手にグランドハンマー、左手にアイアンシールドを装備したアーマーレンス。



グレートヒートフレイム「結衣、空からだ!グレートフェザー!」


ブレアウィンド「ウィンドウイング!」


グレートヒートフレイムとブレアウィンドはグレートフェザーとウィンドウイングを展開する。



アーマーレンス「何っ…!?」


ブレアウィンド「ウィンドアロー!はああっ!」


アーマーレンス「ぐっ…!」


グレートヒートフレイム「うおおおおおおおっ、とあああああっ!」


アーマーレンス「ぐああああ…!」


空中からウィンドアローの攻撃で牽制して、後ろで構えていたグレートヒートフレイムがフレイムグレートザンバーで攻撃。



グレートヒートフレイム「トドメだ…!」


ダメージを与えられてアーマーレンスにトドメを刺そうとする。



アーマーレンス「いいのか?俺を倒すと今まで奪ったソルジャーカードは全て失われるぞ!」


グレートヒートフレイム「何っ…!?」


アーマーレンスは自分を倒すと奪ったソルジャーカードも全て失われると言い放つ。



アーマーレンス「隙ありっ!アクアスナイパー!」


グレートヒートフレイム「なっ…ぐあああ…!」


ブレアウィンド「きゃあああ…!」


それを聞いて動きが止まった隙にアーマーレンスはアクアスナイパーと胸レーザーで2人を攻撃。



アーマーレンス「いただくぜ!」


倒れた所で2人のソルジャーカードを奪った。



結衣「なっ…!」


恭一郎「うぅ…!」


アーマーレンス「ついに揃ったぜ、はーっはっはっは!」


7人全員のソルジャーカードを奪ったアーマーレンスは満足して退散していった。



グレートフェニックス「おい…しっかりしろ恭一郎!結衣!大樹!光希!」


強制変身解除された恭一郎と結衣は気を失ってしまい、グレートフェニックスは倒れている4人に必死に呼び掛ける。




全員が変身不能になってしまった今、恭一郎達は最大の危機に陥ってしまった…。









続く



_



次回予告


 メタリックアーマーを奪われ、変身不能に陥ったメタリックソルジャーの7人。

それでも、暴れるアーマーレンスを止めるため、恭一郎達は再び立ち上がる!



次回、第38話「くじけない魂」

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