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鋼鉄戦記メタリックソルジャー  作者: 燃えてる仮面
本編
30/53

第30話「勢揃い!7人のメタリックソルジャー」

 ウォーレンスの合体獣センカンレンスの圧倒的な力を前に、歯が立たなかったMSヒートフレイム、MSブラストアクア、MSロードサンダー。

さらに翔と幸平、雪乃と歌織が捕まり、恭一郎はゴダーイに吹き飛ばされて倒れた。






麗「暁くん…!」


錬堂「おい、麗くん…!」


満里奈「どこへ行くつもりなの…?」


麗「暁くんが…早く助けに行かなくちゃ…!」


緊急事態に麗は作業を中断して恭一郎の救援に行こうとする。



美琴「待って!」


そんな中、MS秘密基地に美琴が八塩と共に到着。



八塩「遅くなりました。」


満里奈「美琴ちゃん、八塩さん。」


美琴「麗さん、あたしが恭一郎さんの所へ行くわ!」


八塩「まだ、やる事が残ってるんでしょう?」


美琴は自分が恭一郎の所へ行くと言った。



麗「でも…!」


大樹「美琴ちゃんの言う通りですよ。」


麗「大樹くん…!」


大樹「恭一郎さんの事は俺達に任せて、麗さんは早く残った作業を…!」


麗はとまどうが、直後に到着した大樹がソルジャービクトライズの最終チェックを進めた方がいいと言う。



麗「…わかったわ、お願いね2人共!」


大樹「もちろん!行こう美琴ちゃん!」


美琴「はいっ!」


麗は大樹と美琴に恭一郎を任せた。







鋼鉄戦記メタリックソルジャー

第30話「勢揃い!7人のメタリックソルジャー」



_



翔と幸平と捕えたゴダーイは、Dr.ミーヤスが待つ仮設実験場へ2人を運んだ。



幸平「くっ…どうするつもりなんや!」


Dr.ミーヤス「なに、ある目的のためにお前達のソルジャーコマンダー、調べさせてもらうぞ。」


Dr.ミーヤスは2人のソルジャーコマンダーを徹底的に調査していた。



Dr.ミーヤス「ほぉ…ここまで精密なギミックになっているとはな…なるほど。」


メタリックソルジャーのギミックを調べるDr.ミーヤスは、何かを作ろうとしていたのだ。



翔「一体、何をしようとしているんだ…?」






そしてキングウォーレンスではビッグウォーレンスの修理が完了。



ウォーファイター「ギギーッ!」


ギーン「御苦労!まさかセンカンレンスとの合体ギミックも搭載するとはな。」


ブロード「これは良い感じに進んでるよ!」


メリッサ「このままいけばいいわね。」


サタンウォーレンス「センカンレンス、成果をあげてみよ!」






ゴダーイ「……。」


場所は再び仮設実験場。ゴダーイは檻に捕えた雪乃と歌織の前にいる。



雪乃「何で私達を…?」


ゴダーイ「一応はウォーレンスの作戦だからな。だが貴様達がいればヒートフレイムは現れる。」


歌織「狙いはヒートフレイムなんか…?」


ゴダーイ「捕えた仲間達のためなら、必ず助けに来る奴だ。その時こそ決着の時…奴の最期だ!」


ゴダーイは捕えた翔と幸平、さらに雪乃と歌織を使って恭一郎をおびき出し、とどめを刺そうと考える。



雪乃「そんな、お兄ちゃんが…!」


歌織と雪乃は怯える。



幸平「歌織!雪乃ちゃん!希望を捨てたらあかん!絶対大丈夫や!」


だが、幸平は2人を元気づける。



雪乃「そうですよね…!お兄ちゃんならきっと大丈夫!絶対大丈夫!」


歌織「幸平ちゃん、やっぱり強いなぁ…!」


翔「そういうわけだ…絶対逆転してやるぜ!」






一方、瓦礫の中で倒れていた恭一郎の元に到着した大樹と美琴。



美琴「恭一郎さん、しっかり!」


大樹「恭一郎さん!」


恭一郎「…んっ…!」


恭一郎は2人の助けで目を覚ました。



恭一郎「大樹…美琴…すまないな助けに来てもらって…!」


美琴「大丈夫なの、恭一郎さん?」


大樹「ひとまず、額の血を…!」


恭一郎「あぁ…それにしても、一方的にやられてしまった…。」


一方的にやられて悔しがる恭一郎。



恭一郎「だが…まだ終わりじゃない!戦うのは俺だけじゃないしな、2人も来てくれたし。」


大樹「遅くなりましたが、力を貸しますよ!」


美琴「あたし達が来たからには、絶対逆転できるよ!」


恭一郎「あぁ…!満里奈さん、翔と幸平さんのソルジャーコマンダーの反応を探知してください!」


MS秘密基地に連絡して、翔と幸平のソルジャーコマンダーの反応を探知してもらう事にした。



満里奈「わかったわ。すぐに見つけ出す!」


麗がソルジャービクトライズで作業中のため、代わりに満里奈と錬堂がソルジャーコマンダーの反応を探知し始めた。



恭一郎「よし、今のうちにみんなを助け出す作戦を考えよう。」


大樹「作戦ですか…?」


恭一郎「センカンレンスもいるからな、戦っている間に誰かが救出するのがいい。」


美琴「でも3人で敵わなかった相手、あまり戦力を分散できない…。」


恭一郎「それなんだよな…ん、通信?」


そんな時、恭一郎のソルジャーコマンダーに通信が入る…。



_



満里奈「恭一郎くん、翔さん達は南西の採石場よ!」



通信終了後、満里奈から翔達の居場所を教えてもらった恭一郎、大樹、美琴。



恭一郎「これで準備万端だ、よし…行くぞ!」


大樹「はい!」


美琴「えぇ!」


3人はそれぞれのソルジャービークルで出動した。






それから、仮設実験場前に到着したヒートチェイサー、ブラストスコードを乗せたビルドキャリアー、アリスローダー。



センカンレンス「ついに来たか、メタリックソルジャー共!」


3人が来た事を知って、行く手を阻みに来たセンカンレンス。



大樹「あれがセンカンレンス…!」


美琴「ただならぬ雰囲気だね…。」


恭一郎「とにかくやるぞ!」



恭一郎・大樹・美琴「「「メタリック…アァァァップ!」」」




電子音「Soldier Change Heat-Flame!!」

電子音「Soldier Change Build- Ground!!」

電子音「Soldier Change Alice-Blossom!!」




3人はMSヒートフレイム、MSビルドグランド、MSアリスブロッサムに変身。



ヒートフレイム「一気にいくぞ!フレイムブレード!」


ビルドグランド「グランドハンマー!」


アリスブロッサム「ブロッサムトンファー!」


接近戦向けの3人は一斉にセンカンレンスに攻撃を仕掛ける。



センカンレンス「無駄だ!」


ヒートフレイム「うわっ…!」


ビルドグランド「ぐおっ…!」


アリスブロッサム「きゃっ…!」


だが、センカンレンスはビーム砲を使って3人を近づけさせない。



ビルドグランド「あいつ…近づけさせないつもりみたいです…!」


ヒートフレイム「ならばこれだ…!」


3人「「「メタルブラスター!」」」


ならばと、3人はメタルブラスターで攻撃する。



センカンレンス「無駄だと言ったはずだ!くらえ!」


ヒートフレイム「なっ…うわぁ…!」


ビルドグランド「ぐあっ…!」


アリスブロッサム「きゃああっ…!」


逆にセンカンレンスの怪音波によってレーザーを跳ね返されて、ダメージを受けてしまう。



アリスブロッサム「っ…手も足もでない…!」


ビルドグランド「厄介すぎる…!」


ゴダーイ「どうやら、無駄なあがきだったみたいだな。」


ヒートフレイム「ゴダーイ!」


さらにゴダーイも参戦してきた。



ゴダーイ「悪いが、ここで消えてもらうぞ!リボルバー5!」


センカンレンス「一斉放射!」


センカンレンスとゴダーイの総攻撃に3人は圧倒されてしまう。



ゴダーイ「まだミーヤス様が作業中だ。ここに近づけさせるわけにはいかない。」


アリスブロッサム「強い…!」


ビルドグランド「これは…ピンチですね…!」


ヒートフレイム「あぁ…だがここで負けるわけにはいかない…っ!」


3人はダメージを負いながらも、立ちあがる。



ゴダーイ「まだ立ち上がるか…?」


ヒートフレイム「当たり前だ…!俺達が絶対に勝つ!」


3人は再び、センカンレンスとゴダーイに立ち向かっていく。






その頃、仮設実験場内では、Dr.ミーヤスが情報をまとめ上げ終えた。



Dr.ミーヤス「これで完璧だ。さて、お前達はもう用済みだな。」


翔「何っ!?」


Dr.ミーヤス「ここでこのまま、死んでもらおう!」


銃を持ち出して、用済みとなった翔と幸平、雪乃と歌織にトドメをさそうとする。



歌織「そんな…!」


雪乃「今度こそ…駄目なの…?」


ブレアウィンド「そうはさせませんっ!」


だがそこへMSブレアウィンド、MSクールアイアンが到着。



Dr.ミーヤス「何っ!?」


ブレアウィンド・クールアイアン「「メタルブラスター!」」


2人のメタルブラスターの攻撃が機械を破壊して、翔達の拘束は解除された。



翔「外れた…!」


幸平「よっしゃ!歌織!雪乃ちゃん!」


拘束が解除された幸平は歌織と雪乃の檻を開けようとする。



Dr.ミーヤス「そうはさせん!」


クールアイアン「アイアンシールド!」


Dr.ミーヤスは持っていた銃で攻撃するが、クールアイアンのアイアンシールドに阻まれた。

そしてその銃弾は檻に当たり、雪乃と歌織は解放された。



_



翔「よし、ソルジャーコマンダーは取り返したぜ!幸平!」


幸平「おぉ、おおきに!」


ブレアウィンド「皆さん、脱出しましょう!」


ソルジャーコマンダーを取り返した翔達は仮設実験場を脱出。



Dr.ミーヤス「やられたか…だが、目的は達成した。」


Dr.ミーヤスは実験場を爆破して去った。



ブレアウィンド「2人共、ここは隠れてください。」


雪乃「ありがとう結衣さん…。ついにみんなが揃うんですね。」


クールアイアン「初めてだものな、全員が同じ場に集まるのは…!」


幸平「それじゃ、歌織待っててや!」


歌織「頑張って、幸平ちゃん!」


幸平「おぉ!いくで翔ちゃん!」


翔「おぉ!」



翔・幸平「「メタリック…アァァァップ!」」




電子音「Soldier Change Blast-Aqua!!」

電子音「Soldier Change Road-Thunder!!」




翔と幸平はMSブラストアクア、MSロードサンダーに変身。




ヒートフレイム「ぐあっ…!」


ゴダーイ「そこまでだな…んっ!?」


ブラストアクア「そこまでだ!」


4人はヒートフレイム達の元へ駆けつけた。



センカンレンス「貴様達…!」


ヒートフレイム「みんな!」


ブレアウィンド「作戦成功ですね!」


ゴダーイ「作戦だと…?」


ビルドグランド「俺達が戦っている間に、結衣ちゃんと光希さんが翔さん達を助けるってね。」


アリスブロッサム「作戦決める時に連絡があったからね、そこで別々で行動する事にしたんだ。」


ヒートフレイム「ゴダーイ、お前が出て来る事は好都合だったんだよ!」


ゴダーイ「そういう事だったのか…!」


クールアイアン「さぁ、ここからは自分達の反撃といかせてもらう!」


ロードサンダー「さっきまでの倍返しや!」


ブラストアクア「一気に逆転だ!」


ヒートフレイム「あぁ!初めて7人揃ったメタリックソルジャーの底力、見せてやる!」


今ここに、7人のメタリックソルジャーが初めて全員並び立った。



ヒートフレイム「真っ赤に滾る正義の炎!メタリックソルジャー!ヒィィィトフレイムッ!」


ブラストアクア「深海のスナイパー!メタリックソルジャー!ブラストアクア!」


ロードサンダー「浪速の電撃パワー!メタリックソルジャー!ロードサンダー!」


ブレアウィンド「吹きゆく緑の烈風!メタリックソルジャー!ブレアウィンド!」


ビルドグランド「轟く大地の咆哮!メタリックソルジャー!ビルドォォグランドッ!」


クールアイアン「最高防御の鎧!メタリックソルジャー!クール…アイアン!」


アリスブロッサム「世界を支える愛の花!メタリックソルジャー!アリスブロッサムッ!」



名乗りあげた7人はそれぞれのソルジャーウェポンを構えると、センカンレンスとゴダーイに立ち向かった。



ヒートフレイム「ゴダーイ!とああっ!」


ビルドグランド「うおおおっ!」


ヒートフレイムとビルドグランドはゴダーイと戦う。



ゴダーイ「今度こそ、ゴダーイスペシャルの餌食にしてやろう!」


ヒートフレイム「大樹いくぞ!ライジングソード!」


ビルドグランド「はいっ!グランドハンマー!」


フレイムブレードとライジングソードの二刀流で挑むヒートフレイムと、グランドハンマーで戦うビルドグランド。



ゴダーイ「うおおらっ!」


ヒートフレイム「とあっ!」


ゴダーイスペシャルとフレイムブレード、ライジングソードの刃がぶつかり合う。



ヒートフレイム「今だ大樹!」


ビルドグランド「はいっ!うおおおおお!」


ゴダーイ「ぐおわっ…!」


ヒートフレイムが刃を抑えている間に、ビルドグランドの一撃がゴダーイにヒットした。






センカンレンス「何人来ようが、勝つ事はできんぞ!」


センカンレンスと戦う5人は、機関銃とビーム砲の一斉発射に苦戦していた。



ロードサンダー「ぐっ…またや!全然近づけへん!」


ブレアウィンド「せめて動きを止められないでしょうか?」


ブラストアクア「幸平、少しだけでもいい…動きを止めてくれないか?」


ロードサンダー「よっしゃ、ならこれや!ソルジャーフック!」


センカンレンスの動きを止めるために、ロードサンダーはソルジャーフックを使ってセンカンレンスを縛り付けた。



センカンレンス「縛った所で、攻撃は止められんぞ!」


唯一露出していた機関銃で攻撃してくる。



クールアイアン「ふんっ、アイアンシールド!」


機関銃の攻撃はクールアイアンがアイアンシールドで防御。



ブラストアクア「今だ!アクアスナイパー!」


ブレアウィンド「ウィンドアロー!」


その間にブラストアクアとブレアウィンドがアクアスナイパー、ウィンドアローで機関銃を破壊。



センカンレンス「ぐああああ…!」


アリスブロッサム「ブロッサムトンファー!いくわよおおおおっ!」


ロードサンダー「今や!んっ!」


アリスブロッサム「やああっ!はああっ!」


センカンレンス「ぐあああああ…!」


そしてブロッサムトンファーを構えたアリスブロッサムが突っ込んでいったと同時にソルジャーフックを開放して、アリスブロッサムがビーム砲を高速打撃で破壊した。



ブラストアクア「武器さえ無くなれば…!こっからが反撃だ!」






ゴダーイ「ぐっ…おのれ…!」


ヒートフレイムとビルドグランドのコンビネーションで、徐々にゴダーイを追い詰めていた。



ヒートフレイム「いくぞ!合体!」


ゴダーイと戦うヒートフレイムは、フレイムブレードとライジングソードの根を合体。



ヒートフレイム「フレイムツインブレイバー!オーバーフレイム!」


ゴダーイ「何だとっ!?」


ヒートフレイム「おおおおっとあああっ!」


ゴダーイ「ぐおおおっ…!」


2つの剣を合体させたフレイムツインブレイバーのフレイムブレードを上にした「オーバーフレイム」でゴダーイを追い詰める。



ヒートフレイム「ソルジャーアタックカード、装填!」




電子音「Heat-Flame Soldier Attack!!」




フレイムブレード側にソルジャーアタックカードを装填するヒートフレイム。



ヒートフレイム「とあっ!フレイムツインビクトリーフィニィィィッシュ!」


ジャンプして、V字に2つの刃で斬る必殺技の「フレイムツインビクトリーフィニッシュ」を決める。



ゴダーイ「ぐぬっ…ぐわあああああ…!」


ゴダーイのゴダーイスペシャルを叩き折りながらダメージを与える事に成功した。



ビルドグランド「やった!」


ゴダーイ「お…おのれぇ…!」


傷を受けたゴダーイはそのまま退散する。



_



ヒートフレイム「みんな!」


ビルドグランド「お待たせ!」


センカンレンス「ぬっ…7人だと!?」


ヒートフレイム「みんな、一斉攻撃だ!」



7人「「「「「「「メタルブラスター!」」」」」」」


センカンレンスを囲む7人はメタルブラスターの一斉銃撃をヒットさせる。



センカンレンス「ぐあっ…ぬぅ…!」


ヒートフレイム「いくぞ!」



7人「「「「「「「ソルジャーアタックカード、装填!」」」」」」」




電子音「Heat-Flame Soldier Attack!!」

電子音「Blast-Aqua Soldier Attack!!」

電子音「Road-Thunder Soldier Attack!!」

電子音「Blair-Wind Soldier Attack!!」

電子音「Build- Ground Soldier Attack!!」

電子音「Cool-Iron Soldier Attack!!」

電子音「Alice-Blossom Soldier Attack!!」




一斉攻撃のチャンスに7人はそれぞれのソルジャーウェポンにソルジャーアタックカードを装填。




クールアイアン「まずは自分が!ブロークンクラァァァッシュ!」


センカンレンス「ぐおおお…!」


まずはクールアイアンの「ブロークンクラッシュ」が命中。



ビルドグランド「まだまだぁ!ハイパワーグランディィィック!」


ブレアウィンド「私も…!シューティングスターハーレー!」


続けて、ビルドグランドの「ハイパワーグランディック」と、空中からブレアウィンドの「シューティングスターハーレー」が命中する。



センカンレンス「ぐぅっ…!」


ブラストアクア「まだだ!ディープアクアショット!」


真正面から、ブラストアクアの「ディープアクアショット」が炸裂。



センカンレンス「まだ…まだぁぁ…!」


アリスブロッサム「今度はあたし!必中トルネードトンファァァァァ!」


動けなくなってきたセンカンレンスへ、走ってきたアリスブロッサムが「必中トルネードトンファー」を放つ。



ロードサンダー「今度こそぉぉぉ!ジャベリンプラズマエェェェンドッ!」


センカンレンス「ぐぬっ…うあああああ…!」


ダメージが積み重なったセンカンレンスにロードサンダーの「ジャベリンプラズマエンド」で貫き、投げ飛ばす。



ヒートフレイム「最後は俺だ!オーバーライジング!」


ヒートフレイムがフレイムツインブレイバーのライジングソードを上にした「オーバーライジング」に持ち替える。



ヒートフレイム「フレイムツインサンライトフィニィィィッシュ!」


センカンレンス「ぐああああああ…!」


2つの刃を使った必殺技「フレイムツインサンライトフィニッシュ」をヒットさせた。



センカンレンス「ぐぅっ…おのれ…!」


クールアイアン「まさか…!」


ビルドグランド「俺達の連続攻撃を受けても、倒れないなんて…!」


センカンレンス「メタリックソルジャー…7人纏めて塵にしてくれよう!」


満身創痍のセンカンレンスは7人から逃げるようにジャンプして、そこへ来たビッグウォーレンスと合体した。



ヒートフレイム「ビッグウォーレンス!?」


センカンレンス「いくぞビッグウォーレンス!メタリックソルジャー共を撃ち倒せ!」


ビッグウォーレンスはセンカンレンスの意思で動くようになった。そのまま戦艦から7人に攻撃をする。



ブラストアクア「くっ…あんなデカいのに攻撃されては…!」


アリスブロッサム「…見て!あれ!」


ブレアウィンド「ソルジャービクトライズ…!」


ロードサンダー「完成したんやな…あれが!」


その現場に麗が操縦したソルジャービクトライズが到着。



麗「みんなお待たせ!着陸するから、ソルジャービークルを収納して!」


センカンレンス「そうはさせんぞ!」


麗「ビクトライズウォール、発動!」


ビッグウォーレンスが着陸したソルジャービクトライズに攻撃するが、特殊防御ビクトライズウォールを発動して攻撃を防ぐ。



ヒートフレイム「よしみんな、今のうちだ!」


7人のソルジャービークルを全てビークル格納庫に収納して、7人はソルジャービクトライズに乗り込んだ。



麗「みんな!」


ヒートフレイム「雨宮、完成したんだな!」


麗「えぇ。7人のメタリックソルジャーと8台のソルジャービークルがこのソルジャービクトライズに揃った今こそ、最強武器が使える時!」


ブラストアクア「いよいよか!」


ロードサンダー「よっしゃ、みんなソルジャーコクピットに移動するで!」


7人はメインコクピットから奥に備えられたソルジャーコクピットに移動。



アリスブロッサム「こんな所にもコクピットが…!」


ビルドグランド「立つタイプの席が7つ…?」


ブレアウィンド「それぞれのカラーの所に行くんですね?」


ロードサンダー「そや!さぁみんな操縦席につきやー!」


クールアイアン「操縦席のここは…ソルジャーコマンダーが入る?」


ロードサンダー「全員、ソルジャーコマンダーをセットするんや!」


ヒートフレイム「よし!ソルジャーコマンダー、セット!」


それぞれの操縦席にソルジャーコマンダーをセットすると、ソルジャービクトライズから大砲「ビクトリーキャノン」が出現。



ブラストアクア「これは…!」


麗「ソルジャービクトライズの最強武器、ビクトリーキャノンよ!みんな、ソルジャーギャラクシーカードを転送するわ!」


麗はメインコクピットからソルジャーコクピットを7枚のソルジャーギャラクシーカードを転送する。



センカンレンス「そんな武器、使わせはしないぞおおおおっ!」


麗「みんな、早く!」


ヒートフレイム「おぉ!よーし…いくぜみんな!」



7人「「「「「「「ソルジャーギャラクシーカード、装填!」」」」」」」




電子音「Seven Metallic Soldier Galaxy Attack!!」




7人はソルジャーコマンダーにソルジャーギャラクシーカードを装填。

すると7人のメタリックアーマー、搭載された8台のソルジャービークルからエネルギーがビクトリーキャノンに集まっていく。



ヒートフレイム「くらえセンカンレンス!ビッグウォーレンス!」



7人「「「「「「「セブンソルジャーギャラクシィィィィ!」」」」」」」



8つのソルジャービークル、7人のメタリックソルジャーの力を全て結集した必殺砲「セブンソルジャーギャラクシー」を放つ。



センカンレンス「ば…馬鹿な…!?」


必殺砲により、センカンレンスごとビッグウォーレンスを破壊、撃破した。



_



7人「「「「「「「やったぁぁぁぁぁっ!」」」」」」」



強大な敵に勝利して、メットを取って喜び合う7人。

ソルジャービクトライズから降りた7人、そして麗は集まる。



麗「ありがとうみんな!ついに7人全員が並ぶ時が来たんだわ。」


恭一郎「そういえば、初めてだったっけな?」


結衣「そうですね、何人かでは集まった事はありましたが…。」


光希「こうして見ると、多彩な面子だな。」


幸平「そやな!知らない人らが見たら、何の集まりかって驚くんやろな。」


翔「間違いないな、それは。」


美琴「でも、何か嬉しいよね。」


大樹「うん!戦いの中ではあるけど。」


麗「本当にありがとう、みんな。突然メタリックソルジャーになってから戦ってくれて。」


恭一郎「今さらだぜ雨宮。それに俺達はこれからも戦い続けるぜ!」


恭一郎、翔、幸平、結衣、大樹、光希、美琴は手を重ね合った。



恭一郎「必ずウォーレンスを倒して、俺達の手で平和を取り戻そう!」


7人「「「「「「「おおおおおおっ!」」」」」」」


そしてこれからの健闘を誓い合うのだった。









続く



_



次回予告


 Dr.ミーヤスが手に入れたメタリックソルジャーのデータ。これを元にあるアイテムを完成させたウォーレンスは恭一郎と翔に挑戦する。

2人の前に現れた刺客は…!?



次回、第31話「闇のメタリックアーマー」

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