第30話「勢揃い!7人のメタリックソルジャー」
ウォーレンスの合体獣センカンレンスの圧倒的な力を前に、歯が立たなかったMSヒートフレイム、MSブラストアクア、MSロードサンダー。
さらに翔と幸平、雪乃と歌織が捕まり、恭一郎はゴダーイに吹き飛ばされて倒れた。
麗「暁くん…!」
錬堂「おい、麗くん…!」
満里奈「どこへ行くつもりなの…?」
麗「暁くんが…早く助けに行かなくちゃ…!」
緊急事態に麗は作業を中断して恭一郎の救援に行こうとする。
美琴「待って!」
そんな中、MS秘密基地に美琴が八塩と共に到着。
八塩「遅くなりました。」
満里奈「美琴ちゃん、八塩さん。」
美琴「麗さん、あたしが恭一郎さんの所へ行くわ!」
八塩「まだ、やる事が残ってるんでしょう?」
美琴は自分が恭一郎の所へ行くと言った。
麗「でも…!」
大樹「美琴ちゃんの言う通りですよ。」
麗「大樹くん…!」
大樹「恭一郎さんの事は俺達に任せて、麗さんは早く残った作業を…!」
麗はとまどうが、直後に到着した大樹がソルジャービクトライズの最終チェックを進めた方がいいと言う。
麗「…わかったわ、お願いね2人共!」
大樹「もちろん!行こう美琴ちゃん!」
美琴「はいっ!」
麗は大樹と美琴に恭一郎を任せた。
鋼鉄戦記メタリックソルジャー
第30話「勢揃い!7人のメタリックソルジャー」
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翔と幸平と捕えたゴダーイは、Dr.ミーヤスが待つ仮設実験場へ2人を運んだ。
幸平「くっ…どうするつもりなんや!」
Dr.ミーヤス「なに、ある目的のためにお前達のソルジャーコマンダー、調べさせてもらうぞ。」
Dr.ミーヤスは2人のソルジャーコマンダーを徹底的に調査していた。
Dr.ミーヤス「ほぉ…ここまで精密なギミックになっているとはな…なるほど。」
メタリックソルジャーのギミックを調べるDr.ミーヤスは、何かを作ろうとしていたのだ。
翔「一体、何をしようとしているんだ…?」
そしてキングウォーレンスではビッグウォーレンスの修理が完了。
ウォーファイター「ギギーッ!」
ギーン「御苦労!まさかセンカンレンスとの合体ギミックも搭載するとはな。」
ブロード「これは良い感じに進んでるよ!」
メリッサ「このままいけばいいわね。」
サタンウォーレンス「センカンレンス、成果をあげてみよ!」
ゴダーイ「……。」
場所は再び仮設実験場。ゴダーイは檻に捕えた雪乃と歌織の前にいる。
雪乃「何で私達を…?」
ゴダーイ「一応はウォーレンスの作戦だからな。だが貴様達がいればヒートフレイムは現れる。」
歌織「狙いはヒートフレイムなんか…?」
ゴダーイ「捕えた仲間達のためなら、必ず助けに来る奴だ。その時こそ決着の時…奴の最期だ!」
ゴダーイは捕えた翔と幸平、さらに雪乃と歌織を使って恭一郎をおびき出し、とどめを刺そうと考える。
雪乃「そんな、お兄ちゃんが…!」
歌織と雪乃は怯える。
幸平「歌織!雪乃ちゃん!希望を捨てたらあかん!絶対大丈夫や!」
だが、幸平は2人を元気づける。
雪乃「そうですよね…!お兄ちゃんならきっと大丈夫!絶対大丈夫!」
歌織「幸平ちゃん、やっぱり強いなぁ…!」
翔「そういうわけだ…絶対逆転してやるぜ!」
一方、瓦礫の中で倒れていた恭一郎の元に到着した大樹と美琴。
美琴「恭一郎さん、しっかり!」
大樹「恭一郎さん!」
恭一郎「…んっ…!」
恭一郎は2人の助けで目を覚ました。
恭一郎「大樹…美琴…すまないな助けに来てもらって…!」
美琴「大丈夫なの、恭一郎さん?」
大樹「ひとまず、額の血を…!」
恭一郎「あぁ…それにしても、一方的にやられてしまった…。」
一方的にやられて悔しがる恭一郎。
恭一郎「だが…まだ終わりじゃない!戦うのは俺だけじゃないしな、2人も来てくれたし。」
大樹「遅くなりましたが、力を貸しますよ!」
美琴「あたし達が来たからには、絶対逆転できるよ!」
恭一郎「あぁ…!満里奈さん、翔と幸平さんのソルジャーコマンダーの反応を探知してください!」
MS秘密基地に連絡して、翔と幸平のソルジャーコマンダーの反応を探知してもらう事にした。
満里奈「わかったわ。すぐに見つけ出す!」
麗がソルジャービクトライズで作業中のため、代わりに満里奈と錬堂がソルジャーコマンダーの反応を探知し始めた。
恭一郎「よし、今のうちにみんなを助け出す作戦を考えよう。」
大樹「作戦ですか…?」
恭一郎「センカンレンスもいるからな、戦っている間に誰かが救出するのがいい。」
美琴「でも3人で敵わなかった相手、あまり戦力を分散できない…。」
恭一郎「それなんだよな…ん、通信?」
そんな時、恭一郎のソルジャーコマンダーに通信が入る…。
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満里奈「恭一郎くん、翔さん達は南西の採石場よ!」
通信終了後、満里奈から翔達の居場所を教えてもらった恭一郎、大樹、美琴。
恭一郎「これで準備万端だ、よし…行くぞ!」
大樹「はい!」
美琴「えぇ!」
3人はそれぞれのソルジャービークルで出動した。
それから、仮設実験場前に到着したヒートチェイサー、ブラストスコードを乗せたビルドキャリアー、アリスローダー。
センカンレンス「ついに来たか、メタリックソルジャー共!」
3人が来た事を知って、行く手を阻みに来たセンカンレンス。
大樹「あれがセンカンレンス…!」
美琴「ただならぬ雰囲気だね…。」
恭一郎「とにかくやるぞ!」
恭一郎・大樹・美琴「「「メタリック…アァァァップ!」」」
電子音「Soldier Change Heat-Flame!!」
電子音「Soldier Change Build- Ground!!」
電子音「Soldier Change Alice-Blossom!!」
3人はMSヒートフレイム、MSビルドグランド、MSアリスブロッサムに変身。
ヒートフレイム「一気にいくぞ!フレイムブレード!」
ビルドグランド「グランドハンマー!」
アリスブロッサム「ブロッサムトンファー!」
接近戦向けの3人は一斉にセンカンレンスに攻撃を仕掛ける。
センカンレンス「無駄だ!」
ヒートフレイム「うわっ…!」
ビルドグランド「ぐおっ…!」
アリスブロッサム「きゃっ…!」
だが、センカンレンスはビーム砲を使って3人を近づけさせない。
ビルドグランド「あいつ…近づけさせないつもりみたいです…!」
ヒートフレイム「ならばこれだ…!」
3人「「「メタルブラスター!」」」
ならばと、3人はメタルブラスターで攻撃する。
センカンレンス「無駄だと言ったはずだ!くらえ!」
ヒートフレイム「なっ…うわぁ…!」
ビルドグランド「ぐあっ…!」
アリスブロッサム「きゃああっ…!」
逆にセンカンレンスの怪音波によってレーザーを跳ね返されて、ダメージを受けてしまう。
アリスブロッサム「っ…手も足もでない…!」
ビルドグランド「厄介すぎる…!」
ゴダーイ「どうやら、無駄なあがきだったみたいだな。」
ヒートフレイム「ゴダーイ!」
さらにゴダーイも参戦してきた。
ゴダーイ「悪いが、ここで消えてもらうぞ!リボルバー5!」
センカンレンス「一斉放射!」
センカンレンスとゴダーイの総攻撃に3人は圧倒されてしまう。
ゴダーイ「まだミーヤス様が作業中だ。ここに近づけさせるわけにはいかない。」
アリスブロッサム「強い…!」
ビルドグランド「これは…ピンチですね…!」
ヒートフレイム「あぁ…だがここで負けるわけにはいかない…っ!」
3人はダメージを負いながらも、立ちあがる。
ゴダーイ「まだ立ち上がるか…?」
ヒートフレイム「当たり前だ…!俺達が絶対に勝つ!」
3人は再び、センカンレンスとゴダーイに立ち向かっていく。
その頃、仮設実験場内では、Dr.ミーヤスが情報をまとめ上げ終えた。
Dr.ミーヤス「これで完璧だ。さて、お前達はもう用済みだな。」
翔「何っ!?」
Dr.ミーヤス「ここでこのまま、死んでもらおう!」
銃を持ち出して、用済みとなった翔と幸平、雪乃と歌織にトドメをさそうとする。
歌織「そんな…!」
雪乃「今度こそ…駄目なの…?」
ブレアウィンド「そうはさせませんっ!」
だがそこへMSブレアウィンド、MSクールアイアンが到着。
Dr.ミーヤス「何っ!?」
ブレアウィンド・クールアイアン「「メタルブラスター!」」
2人のメタルブラスターの攻撃が機械を破壊して、翔達の拘束は解除された。
翔「外れた…!」
幸平「よっしゃ!歌織!雪乃ちゃん!」
拘束が解除された幸平は歌織と雪乃の檻を開けようとする。
Dr.ミーヤス「そうはさせん!」
クールアイアン「アイアンシールド!」
Dr.ミーヤスは持っていた銃で攻撃するが、クールアイアンのアイアンシールドに阻まれた。
そしてその銃弾は檻に当たり、雪乃と歌織は解放された。
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翔「よし、ソルジャーコマンダーは取り返したぜ!幸平!」
幸平「おぉ、おおきに!」
ブレアウィンド「皆さん、脱出しましょう!」
ソルジャーコマンダーを取り返した翔達は仮設実験場を脱出。
Dr.ミーヤス「やられたか…だが、目的は達成した。」
Dr.ミーヤスは実験場を爆破して去った。
ブレアウィンド「2人共、ここは隠れてください。」
雪乃「ありがとう結衣さん…。ついにみんなが揃うんですね。」
クールアイアン「初めてだものな、全員が同じ場に集まるのは…!」
幸平「それじゃ、歌織待っててや!」
歌織「頑張って、幸平ちゃん!」
幸平「おぉ!いくで翔ちゃん!」
翔「おぉ!」
翔・幸平「「メタリック…アァァァップ!」」
電子音「Soldier Change Blast-Aqua!!」
電子音「Soldier Change Road-Thunder!!」
翔と幸平はMSブラストアクア、MSロードサンダーに変身。
ヒートフレイム「ぐあっ…!」
ゴダーイ「そこまでだな…んっ!?」
ブラストアクア「そこまでだ!」
4人はヒートフレイム達の元へ駆けつけた。
センカンレンス「貴様達…!」
ヒートフレイム「みんな!」
ブレアウィンド「作戦成功ですね!」
ゴダーイ「作戦だと…?」
ビルドグランド「俺達が戦っている間に、結衣ちゃんと光希さんが翔さん達を助けるってね。」
アリスブロッサム「作戦決める時に連絡があったからね、そこで別々で行動する事にしたんだ。」
ヒートフレイム「ゴダーイ、お前が出て来る事は好都合だったんだよ!」
ゴダーイ「そういう事だったのか…!」
クールアイアン「さぁ、ここからは自分達の反撃といかせてもらう!」
ロードサンダー「さっきまでの倍返しや!」
ブラストアクア「一気に逆転だ!」
ヒートフレイム「あぁ!初めて7人揃ったメタリックソルジャーの底力、見せてやる!」
今ここに、7人のメタリックソルジャーが初めて全員並び立った。
ヒートフレイム「真っ赤に滾る正義の炎!メタリックソルジャー!ヒィィィトフレイムッ!」
ブラストアクア「深海のスナイパー!メタリックソルジャー!ブラストアクア!」
ロードサンダー「浪速の電撃パワー!メタリックソルジャー!ロードサンダー!」
ブレアウィンド「吹きゆく緑の烈風!メタリックソルジャー!ブレアウィンド!」
ビルドグランド「轟く大地の咆哮!メタリックソルジャー!ビルドォォグランドッ!」
クールアイアン「最高防御の鎧!メタリックソルジャー!クール…アイアン!」
アリスブロッサム「世界を支える愛の花!メタリックソルジャー!アリスブロッサムッ!」
名乗りあげた7人はそれぞれのソルジャーウェポンを構えると、センカンレンスとゴダーイに立ち向かった。
ヒートフレイム「ゴダーイ!とああっ!」
ビルドグランド「うおおおっ!」
ヒートフレイムとビルドグランドはゴダーイと戦う。
ゴダーイ「今度こそ、ゴダーイスペシャルの餌食にしてやろう!」
ヒートフレイム「大樹いくぞ!ライジングソード!」
ビルドグランド「はいっ!グランドハンマー!」
フレイムブレードとライジングソードの二刀流で挑むヒートフレイムと、グランドハンマーで戦うビルドグランド。
ゴダーイ「うおおらっ!」
ヒートフレイム「とあっ!」
ゴダーイスペシャルとフレイムブレード、ライジングソードの刃がぶつかり合う。
ヒートフレイム「今だ大樹!」
ビルドグランド「はいっ!うおおおおお!」
ゴダーイ「ぐおわっ…!」
ヒートフレイムが刃を抑えている間に、ビルドグランドの一撃がゴダーイにヒットした。
センカンレンス「何人来ようが、勝つ事はできんぞ!」
センカンレンスと戦う5人は、機関銃とビーム砲の一斉発射に苦戦していた。
ロードサンダー「ぐっ…またや!全然近づけへん!」
ブレアウィンド「せめて動きを止められないでしょうか?」
ブラストアクア「幸平、少しだけでもいい…動きを止めてくれないか?」
ロードサンダー「よっしゃ、ならこれや!ソルジャーフック!」
センカンレンスの動きを止めるために、ロードサンダーはソルジャーフックを使ってセンカンレンスを縛り付けた。
センカンレンス「縛った所で、攻撃は止められんぞ!」
唯一露出していた機関銃で攻撃してくる。
クールアイアン「ふんっ、アイアンシールド!」
機関銃の攻撃はクールアイアンがアイアンシールドで防御。
ブラストアクア「今だ!アクアスナイパー!」
ブレアウィンド「ウィンドアロー!」
その間にブラストアクアとブレアウィンドがアクアスナイパー、ウィンドアローで機関銃を破壊。
センカンレンス「ぐああああ…!」
アリスブロッサム「ブロッサムトンファー!いくわよおおおおっ!」
ロードサンダー「今や!んっ!」
アリスブロッサム「やああっ!はああっ!」
センカンレンス「ぐあああああ…!」
そしてブロッサムトンファーを構えたアリスブロッサムが突っ込んでいったと同時にソルジャーフックを開放して、アリスブロッサムがビーム砲を高速打撃で破壊した。
ブラストアクア「武器さえ無くなれば…!こっからが反撃だ!」
ゴダーイ「ぐっ…おのれ…!」
ヒートフレイムとビルドグランドのコンビネーションで、徐々にゴダーイを追い詰めていた。
ヒートフレイム「いくぞ!合体!」
ゴダーイと戦うヒートフレイムは、フレイムブレードとライジングソードの根を合体。
ヒートフレイム「フレイムツインブレイバー!オーバーフレイム!」
ゴダーイ「何だとっ!?」
ヒートフレイム「おおおおっとあああっ!」
ゴダーイ「ぐおおおっ…!」
2つの剣を合体させたフレイムツインブレイバーのフレイムブレードを上にした「オーバーフレイム」でゴダーイを追い詰める。
ヒートフレイム「ソルジャーアタックカード、装填!」
電子音「Heat-Flame Soldier Attack!!」
フレイムブレード側にソルジャーアタックカードを装填するヒートフレイム。
ヒートフレイム「とあっ!フレイムツインビクトリーフィニィィィッシュ!」
ジャンプして、V字に2つの刃で斬る必殺技の「フレイムツインビクトリーフィニッシュ」を決める。
ゴダーイ「ぐぬっ…ぐわあああああ…!」
ゴダーイのゴダーイスペシャルを叩き折りながらダメージを与える事に成功した。
ビルドグランド「やった!」
ゴダーイ「お…おのれぇ…!」
傷を受けたゴダーイはそのまま退散する。
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ヒートフレイム「みんな!」
ビルドグランド「お待たせ!」
センカンレンス「ぬっ…7人だと!?」
ヒートフレイム「みんな、一斉攻撃だ!」
7人「「「「「「「メタルブラスター!」」」」」」」
センカンレンスを囲む7人はメタルブラスターの一斉銃撃をヒットさせる。
センカンレンス「ぐあっ…ぬぅ…!」
ヒートフレイム「いくぞ!」
7人「「「「「「「ソルジャーアタックカード、装填!」」」」」」」
電子音「Heat-Flame Soldier Attack!!」
電子音「Blast-Aqua Soldier Attack!!」
電子音「Road-Thunder Soldier Attack!!」
電子音「Blair-Wind Soldier Attack!!」
電子音「Build- Ground Soldier Attack!!」
電子音「Cool-Iron Soldier Attack!!」
電子音「Alice-Blossom Soldier Attack!!」
一斉攻撃のチャンスに7人はそれぞれのソルジャーウェポンにソルジャーアタックカードを装填。
クールアイアン「まずは自分が!ブロークンクラァァァッシュ!」
センカンレンス「ぐおおお…!」
まずはクールアイアンの「ブロークンクラッシュ」が命中。
ビルドグランド「まだまだぁ!ハイパワーグランディィィック!」
ブレアウィンド「私も…!シューティングスターハーレー!」
続けて、ビルドグランドの「ハイパワーグランディック」と、空中からブレアウィンドの「シューティングスターハーレー」が命中する。
センカンレンス「ぐぅっ…!」
ブラストアクア「まだだ!ディープアクアショット!」
真正面から、ブラストアクアの「ディープアクアショット」が炸裂。
センカンレンス「まだ…まだぁぁ…!」
アリスブロッサム「今度はあたし!必中トルネードトンファァァァァ!」
動けなくなってきたセンカンレンスへ、走ってきたアリスブロッサムが「必中トルネードトンファー」を放つ。
ロードサンダー「今度こそぉぉぉ!ジャベリンプラズマエェェェンドッ!」
センカンレンス「ぐぬっ…うあああああ…!」
ダメージが積み重なったセンカンレンスにロードサンダーの「ジャベリンプラズマエンド」で貫き、投げ飛ばす。
ヒートフレイム「最後は俺だ!オーバーライジング!」
ヒートフレイムがフレイムツインブレイバーのライジングソードを上にした「オーバーライジング」に持ち替える。
ヒートフレイム「フレイムツインサンライトフィニィィィッシュ!」
センカンレンス「ぐああああああ…!」
2つの刃を使った必殺技「フレイムツインサンライトフィニッシュ」をヒットさせた。
センカンレンス「ぐぅっ…おのれ…!」
クールアイアン「まさか…!」
ビルドグランド「俺達の連続攻撃を受けても、倒れないなんて…!」
センカンレンス「メタリックソルジャー…7人纏めて塵にしてくれよう!」
満身創痍のセンカンレンスは7人から逃げるようにジャンプして、そこへ来たビッグウォーレンスと合体した。
ヒートフレイム「ビッグウォーレンス!?」
センカンレンス「いくぞビッグウォーレンス!メタリックソルジャー共を撃ち倒せ!」
ビッグウォーレンスはセンカンレンスの意思で動くようになった。そのまま戦艦から7人に攻撃をする。
ブラストアクア「くっ…あんなデカいのに攻撃されては…!」
アリスブロッサム「…見て!あれ!」
ブレアウィンド「ソルジャービクトライズ…!」
ロードサンダー「完成したんやな…あれが!」
その現場に麗が操縦したソルジャービクトライズが到着。
麗「みんなお待たせ!着陸するから、ソルジャービークルを収納して!」
センカンレンス「そうはさせんぞ!」
麗「ビクトライズウォール、発動!」
ビッグウォーレンスが着陸したソルジャービクトライズに攻撃するが、特殊防御ビクトライズウォールを発動して攻撃を防ぐ。
ヒートフレイム「よしみんな、今のうちだ!」
7人のソルジャービークルを全てビークル格納庫に収納して、7人はソルジャービクトライズに乗り込んだ。
麗「みんな!」
ヒートフレイム「雨宮、完成したんだな!」
麗「えぇ。7人のメタリックソルジャーと8台のソルジャービークルがこのソルジャービクトライズに揃った今こそ、最強武器が使える時!」
ブラストアクア「いよいよか!」
ロードサンダー「よっしゃ、みんなソルジャーコクピットに移動するで!」
7人はメインコクピットから奥に備えられたソルジャーコクピットに移動。
アリスブロッサム「こんな所にもコクピットが…!」
ビルドグランド「立つタイプの席が7つ…?」
ブレアウィンド「それぞれのカラーの所に行くんですね?」
ロードサンダー「そや!さぁみんな操縦席につきやー!」
クールアイアン「操縦席のここは…ソルジャーコマンダーが入る?」
ロードサンダー「全員、ソルジャーコマンダーをセットするんや!」
ヒートフレイム「よし!ソルジャーコマンダー、セット!」
それぞれの操縦席にソルジャーコマンダーをセットすると、ソルジャービクトライズから大砲「ビクトリーキャノン」が出現。
ブラストアクア「これは…!」
麗「ソルジャービクトライズの最強武器、ビクトリーキャノンよ!みんな、ソルジャーギャラクシーカードを転送するわ!」
麗はメインコクピットからソルジャーコクピットを7枚のソルジャーギャラクシーカードを転送する。
センカンレンス「そんな武器、使わせはしないぞおおおおっ!」
麗「みんな、早く!」
ヒートフレイム「おぉ!よーし…いくぜみんな!」
7人「「「「「「「ソルジャーギャラクシーカード、装填!」」」」」」」
電子音「Seven Metallic Soldier Galaxy Attack!!」
7人はソルジャーコマンダーにソルジャーギャラクシーカードを装填。
すると7人のメタリックアーマー、搭載された8台のソルジャービークルからエネルギーがビクトリーキャノンに集まっていく。
ヒートフレイム「くらえセンカンレンス!ビッグウォーレンス!」
7人「「「「「「「セブンソルジャーギャラクシィィィィ!」」」」」」」
8つのソルジャービークル、7人のメタリックソルジャーの力を全て結集した必殺砲「セブンソルジャーギャラクシー」を放つ。
センカンレンス「ば…馬鹿な…!?」
必殺砲により、センカンレンスごとビッグウォーレンスを破壊、撃破した。
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7人「「「「「「「やったぁぁぁぁぁっ!」」」」」」」
強大な敵に勝利して、メットを取って喜び合う7人。
ソルジャービクトライズから降りた7人、そして麗は集まる。
麗「ありがとうみんな!ついに7人全員が並ぶ時が来たんだわ。」
恭一郎「そういえば、初めてだったっけな?」
結衣「そうですね、何人かでは集まった事はありましたが…。」
光希「こうして見ると、多彩な面子だな。」
幸平「そやな!知らない人らが見たら、何の集まりかって驚くんやろな。」
翔「間違いないな、それは。」
美琴「でも、何か嬉しいよね。」
大樹「うん!戦いの中ではあるけど。」
麗「本当にありがとう、みんな。突然メタリックソルジャーになってから戦ってくれて。」
恭一郎「今さらだぜ雨宮。それに俺達はこれからも戦い続けるぜ!」
恭一郎、翔、幸平、結衣、大樹、光希、美琴は手を重ね合った。
恭一郎「必ずウォーレンスを倒して、俺達の手で平和を取り戻そう!」
7人「「「「「「「おおおおおおっ!」」」」」」」
そしてこれからの健闘を誓い合うのだった。
続く
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次回予告
Dr.ミーヤスが手に入れたメタリックソルジャーのデータ。これを元にあるアイテムを完成させたウォーレンスは恭一郎と翔に挑戦する。
2人の前に現れた刺客は…!?
次回、第31話「闇のメタリックアーマー」




