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万葉集はじめました  作者: clarify
英雄の口説き方 no.1 雄略天皇 (ゆうりゃくてんのう)
1/64

1-1

後の世に、雄略天皇ゆうりゃくてんのうと呼ばれた覇者がいた。

その名を大長谷若建命おおはつせわかたけるのみことという。


若建命わかたけるのみことの気性はとても荒く、ものごとに躊躇ちゅうちょするような性格ではありませんでした。


しなくてはならない、と感じたならば迷うことなく身内でも手にかける、よく言えば素早い決断力を持った、まさに英雄と言うにふさわしい人物なのです。


彼は、兄の穴穂あなほ安康天皇あんこうてんのう】が、とある身内の恨みをかって殺害されると、即座に行動に移って事態を収拾、権力を掌握し、宋の皇帝の承認を経ずして自ら、百済くだら新羅しらぎ任那みまな加羅から秦韓しんかん慕韓ぼかん七国ななこく諸軍事しょぐんじ都督ととくする安東大将軍あんとうだいしょうぐん倭国王わこくおうと称して倭王の座に就きました。


※後に正式に上表したとき、高句麗こうくりと宋の関係上か、百済は外されて六国諸軍事とされた。

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