黒いドロドロしたもの。
腐ってる。
きっと私は、みんなが知ってるより
腐ってる。
きっと私は、みんなが知ってるより
しょうもないやつだ。
きっと私は、みんなが知ってるより
おおきなものを抱えて生きてる。
きっと、それを知ったら
みんな幻滅する。
昔の私。
死にたいって思ってた。
鋭い刃物を自分に向けた。
怖かった。
赤いものが少し流れる。
どんなに軽い傷を付けることができても、
力が入れられなかった。
死にたくなんてない。
怖い。
この時初めて気がついた。
私は、なんて馬鹿なんだろう。
今の私。
昔より充実してる。
楽しい。
うん…楽しい
はずだ。
大好きな友達がいて、
楽しいのに
楽しいのに
黒いドロドロしたものが私を邪魔する。
それは、
そこナシの沼のようで
動いてもがくほど深くはまっていく
ような気がする。
「助けて!!!!!!」
そう
大声で叫びたい。
でも…
出来ない。
だって
この黒くドロドロしたものは、
私の欲望や嫉妬心や憧れや
憎しみや苦しみや…
虐められて逃げ出した弱さや
欲に溺れ、失った心や
そんな塊だから。
そう…
今、私を邪魔するこれは
全て私自身が作り出したもの。
だから、
だから、
助けてなんて言えない。
私の心に入りこまないで、
きっとこんな私を見たら
幻滅するから。
軽蔑するから。
嘘。
そんなの嘘っぱち。
誰か、私の心に入りこんでほしい。
誰か、私の話を聞いてほしい。
誰か、私の本当の姿を見てほしい。
誰か、私を助けてほしい。
そう思ってるのに、声に出来ない。
幻滅されるのが怖いから。
軽蔑されるのが怖いから。
そしてなにより
私が私自身を嫌いだから。
きっと認めたくないんだ。
こんなに自分が堕ちてしまった事を。
だから
精一杯の強がりをします。
沼だろうと底がなかろうと
自力で這い上がってみせる、って。
そして、
その黒くドロドロしたものを
綺麗に流し落として
みんなの前で堂々と立って、
あの時実は…って笑って声に
してみせるって。
だから、
今は、自分からは言えないかもしれない。
もし、気がついたときは
どうか言葉にしないでほしい。
出来れば…
こんな最低や奴のゆすくえを
静かに見守ってほしい。
まぁ…なんだこれだね(笑)
ごめんよ(/_;)