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【プロットタイプ】倫理として殺す側

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/11/07

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

あのーさ、倫理観って、やっぱり育った感性とか、見てきたものによって反転するのよ。


同じ慈悲でも、行動が反転するの。

鏡花という生き物は、奇妙な物を愛する生き物である。

いや、これにはやや語弊があるかも知れない。単純に、一般的とは異なる趣味嗜好の持ち主である。ということである。

能面にはしゃぎ、おかめを口説き、古生代カンブリア紀にはしゃぎ、三葉虫にブチ切れる様な生き物である。一般的に興味を持たれないものに惹かれるところがある。

それ故に、倫理観もさぞ独特なのかと言われたら、意外とそうではない事を知るのである。


本を読むのが好きだった。今はとんと読んでいないが、今でも置き場と手間と時間が許すならば、紙の本を購入して没頭出来るぐらいには好きであった。

そんな高校時代、まだ後先の事を一切考えず、本を買い続けた時代に、長編シリーズを読んでいた。一冊一冊が小さな辞典の様に分厚いものを読んでいた。

あまりに救いがなく、グロテスクで、悍ましいものであった。けれどもそれ故に何処か清々しい。そんな物語であった。

まぁそんな話であるので、平気で人は死ぬし、仲間同士の共食いは起きるし、少女の強姦なんてさも当たり前であった。

そうして何巻目だったか、その巻だけに登場するゲストキャラが、妊娠をしたのである。妊娠をして、異型の子を身篭って、そして、出産した。


鏡花がテレビを見ている。だが見ているのはテレビ番組ではない。今時流行りの配信者がプレイする、プレイ動画サイトの動画である。鏡花は気に入った動画を発見すると、たまにこうして大画面に見ることがある。

そうして大抵は俺を呼んで、一緒に観賞させる。

「このゲーム。凄い好きで。あ、アクションとか、反射神経のものプレイすると気持ち悪くなるから出来ないんだけど」

まぁアクションやら、細々とした作業やら、脳を圧迫する様なものを続けてやると、暫く血走った目で過ごしていたからな。

「世界観が素晴らしいから、ほらゴシック系の感じが」

それは否定しない。

「あーそうそう。この場面」

そう言って見せたのは、何とも歪なものであった。車椅子に乗った女性と、蛞蝓と子供の頭部を合わせたような生き物がいる。ただそれだけ。

――えぇ、この人の子供なの? あら、可愛い。

転がっているのは、人間では無い。体の造形からして、とても人間とは思えない。

けれどもそれは、物語では、小説では、ゲームでは良くある話であった。異形を身篭って、出産など、これだけ特別という話ではない。

――……どうしよう。殺せない。子供って思うとますます……。

そんなしんみりとした声が画面越しに流れてくる。

其れを聞いて、何とも奇妙な気持ちに襲われる。

「あのさ、これと似たような話、私が前に貸した小説でもあったじゃない?

あのー実験台として異型と交わって、異型の子を出産……」

「あぁ、あれか」

「『産みたくない産みたくない産みたくない』って言ってて、其れを聞いていた主人公達が、その親と子供を殺すって場面。

もっと早く殺してやれば良かった……。そうすればもっと楽にしてやれたのにって場面」

其から此方を見た。

「瑠衣は、どっち側? ちなみに私は、殺す側」

其れが慈悲になると、信じた声であった。

私の趣味嗜好って人と違うんだよ。多分。

最近の私

マネキンに内心はしゃぐ。

能面を見て惹かれる。(なんか惹かれる)

アノマロカリスはどこだァ!?

三葉虫、てめぇは駄目だ!!

(外殻がしっかりしてるから残りやすいんですよー。あと長い時期居座ってたから)


頭おかしい自覚はあるんですが、倫理観はまだ残ってると信じたい。まじで信じたい。


で、あのー、ダークなラノベとか、ゲームで、

異形を身篭って出産、母親発狂。

とか、まぁ珍しくない。

それなりに見る。


で、登場人物とか見てられなくて殺すんですよ。

親子共々。

人としての尊厳とか、苦しみを味わわせない為に。


でも最近見たプレイ動画、実況動画か。見ていたら。

『あ、可愛い』

『……この人の子供なの?』

『どうしよう殺せない……。この人の子供って思うとなおのこと。愛着湧くかも知れないじゃない?』

とか流れてて。


何方も間違ってないじゃない?

私の意見と、この配信者さんの言葉。


人としてこれ以上苦しませない為に殺す。

尊厳を守るために殺す。弔う。

赤子である以上殺せない。

未来は何か変わるかも知れない。愛着持つかも。


私は先に、このめちゃ救いのないラノベ読んでて、

『早く殺してやれば良かった。一秒でも早く解放してやれば良かった……』

とか見ていたから、『尊厳による死』を浮かべたけど、もしラノベ読んでなかったらどうなったのかなって。


ちなみに別のプレイ動画では、『弔う』系の武器に持ち替えて殺していたのね。

で、『介錯したんだ……』って出てて。

私のように考える人もいるのか……。

としんみりした話。

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