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46:ぶどう祭り~初日~

あの黄金スマイルは。


「はい」を引き出すだけではなく、その後の行動も縛るものだったのだろうか?


賢者アークエットは、黄金スマイルの後に「お部屋に戻られたら、余計な事を考えず、入浴をすませ、ゆっくりお休みください」と言っていたのだが。恐ろしいことに、私はその通りに行動することになった。


もしも黄金スマイルを見せられなかったら。


ホワイトセレネ獲得計画が失敗した時のこと、眠ったままのノア王太子と離れ離れになった時のことを考え、一睡もできなかったかもしれない。


でも、実際は。


余計な事を考えることなく入浴をすませ、終えるとぐっすり眠っていた。そして今朝はとても爽快に目覚め、ぶどう祭りという祝い事にあわせ、ドレスに着替えたところだった。


私の部屋に届けられていた、賢者アークエットが魔法で用意したドレス。それはぶどう祭りにふさわしい色合いのものだった。


淡い紫色のスカートに、ぶどう・葉・ツタがプリントされた濃いパープルのオーバースカートが重ねられたドレスは、実にインパクトがある。サテン生地のウエストベルトには、キラキラと光るビジューが散りばめられ、華やかさを演出していた。


髪はそのままおろし、アメシストで飾られたカチューシャをつける。首元にはアメシストでぶどうを表現したチョーカーをつけた。例の帰石のペンダントは、ドレスを着ても問題なく谷間に収まっている。


今朝も朝食はノア王太子と……そう思い、部屋に向かって驚いた。


ノア王太子のベッドのそばに、白いテーブルクロスが敷かれた丸テーブルが置かれ、そこには六脚の椅子も用意されている。そして私が頼んでいた、たっぷりの挽肉にマッシュポテトが詰まった焼き立てパイが、テーブルに運ばれてきた。


「えっと、これは……」


すると部屋に、精霊王、ルーナ、レブロン隊長、賢者アークエット、ルドルフが入ってきた。


「サラ様、おはようございます。昨日の朝食が男性ばかりで味気ないという貴重な意見をいただきました。聞くと女性は皆、ノア王太子様に夢中なようで……。そこで今日はこちらの部屋で、皆で朝食をとることにしました」


そう説明するのは精霊王ランドール。

ぶどう祭りに備え、とても美しい衣装をまとっている。


マントは、落ち着いて深みのある緑――天鵞絨びろうど色。金糸の刺繍と宝石の飾りが施され、留め具はゴールドでできたぶどうだ。中に着ているのは、ライラック色のアルバに似た衣装で、腰にはゴールドのベルト。そのベルトにも様々な宝石が埋め込まれている。そして頭上には輝く王冠。いつも通り口元は布で隠されている。


七色の瞳は自身のマントを映し出したかのように、グリーンダイヤモンドのように輝いている。


「サラ様、ごめんなさいね。驚かせてしまいました。私も今朝、お兄様に提案され、驚いていたのです」


そう言って微笑むのはルーナだ。


ルーナは古代ギリシャを思わせる、キトンのような衣装をまとっているのだが、色はアイリスの花を思わせる淡い紫色だ。ウエストには銀細工のベルト、肩の布を留める銀細工はぶどうの実と葉がデザインされている。


緩くウェーブを描く、眩しい程に煌めくプラチナブロンドの長い髪には、美しい宝石が輝くティアラ。ぶどう祭りにあわせ、きちんとお化粧をしているのだが。美しさが増し増しで、もはや女神みたいだ。


「私はソーンナタリア国の皆様の、ここでの案内役も務めていますから。皆様がいる場所にこのレブロンあり、ということで同席させていただくことにしました」


レブロン隊長はいつもの美しい白い軍服姿で微笑む。


「精霊王様の寛容な御心に感謝しています。サラ様、食事はみんな一緒が一番だろう?」


そう言ってウィンクするのはルドルフだ。

今日はいつもの空の騎士団の軍服姿で、我がままを言い出した張本人と思うのだが、実に爽やか。


「精霊王様の寛容さ、優しさに心から感謝しております。きっとノア王太子様も皆と一緒で、とても喜んでいるはずです」


精霊王に対し、深々とお辞儀をするのは賢者アークエットだ。


濃いパープルのローブを羽織り、その下にはウォーターグリーンのチュニックのようなものを纏っている。襟元や袖に銀糸で美しい刺繍が施されている。腰にはアメシストが埋め込まれたシルバーのベルトをつけていた。


こうして、ノア王太子と一緒に食事が始まる。


たっぷりの挽肉にマッシュポテトが詰まった焼き立てパイ。これはノア王太子の好物と、私が勘違いしたものだ。ボート遊びの後の休憩で。ノア王太子は私のために、手にしていたこのパイを落としてしまって……。ほんの数日前のことなのに。とても昔のことに思える。


そしてこのパイなのだが。実際に食べると美味しいし、何よりも焼き立ての香りがたまらない。


もしかしたら。

香りだけは脳に届いているかもしれない。


せめて香りだけも楽しんでと、切り分けたパイを、ノア王太子の口元に持っていく。


反応がないことは分かっている。

だから気にしない。


でもちゃんと話しかけ、なぜこのパイを用意したかをノア王太子に話す。


先に食事を始めているルドルフが盛大に鼻をすする音が聞こえてきて、賢者アークエットが「今日は祭りの日ですから」と宥めていた。これ以上、ルドルフを泣かせるわけにはいかない。パイをのせたお皿はサイドテーブルにおき、代わりにスムージーをゆっくり飲ませる。


このスムージーは私が頼み、作ってもらったもの。スムージーはこの世界にはないので驚かれたが、味見をしたミレーユは絶賛してくれた。今後もノア王太子の食事に取り入れてもらうことになっている。ノア王太子には、まさに今、飲ませているが、他のみんなも飲んでいる最中。精霊王の「これは……爽やかで甘みもあり、とても美味しいですね。初めて口にしました」と感動している声が聞こえてきていた。


あの精霊王が美味しいと言っている。

その事実に嬉しくなってしまう。

もしノア王太子に意識があれば。


「サラ、これは初めて口にしましたよ。沢山の野菜と果物がいっぺんにとれて、すごいですね。とても美味しいです」


こんな風に言ってくれるだろう。


何せこのスムージ。私が元いた世界でよく作っていたもの。特売で沢山買った野菜で作っていたが、にんじん、セロリ、たまねぎ、キャベツ、レタス、アスパラガス、りんご、バナナ、桃、オレンジなどが入っている。仕上げに蜂蜜も加えてもらった。ビタミンCがたっぷりだと思う。


ノア王太子もちゃんと最後まで飲んでくれた。

ホッとして皆のいる朝食の席へ向かった。



ぶどう祭りは、いわゆる収穫祭だった。


ロセリアンの森の中には、ぶどう畑が沢山ある。そこで収穫されたぶどうをそのまま販売したり、ぶどうジュースにしたり、お菓子にしたり。そしてそれらを売るお店が、精霊王の館を中心に、屋台という形で沢山登場している。


巨木は幹が太いが枝も太い。普段は何もない枝に、この祭りに合わせ、屋台がひょっこりと登場している。食品のお店が多いが、ぶどうをモチーフにした銀細工、工芸品、ランタンなどのアクセサリーや雑貨も販売されていた。そういったお店を吊り橋をつたい、はしごしながら楽しむのだ。


一方で、精霊王やルーナ達が行う祭事もあった。


今年一番最初に収穫されたぶどうの実を、精霊王の館のある巨木の樹洞じゅどうに捧げる。ここに捧げたぶどうは翌朝にはなくなっているという。動物が食べるのか、何か霊的な存在が食べるのか、それは謎だ。ただ、ぶどうを捧げた樹洞じゅどうをのぞくと、来年のぶどうは不作になる。だから見ることは一切禁じられていた。


さらに今年収穫したばかりのぶどうを使ったワイン作りで、その実をつぶす工程を精霊王とルーナが行う。二人がこの祭事を行うことで、ロセリアンの森でのワイン作りが解禁となる。


加えて今年のぶどうの豊穣を、大地とぶどうの木に感謝し、ぶどう畑で一番の古木に感謝と祈りを捧げるという。古木は樹齢が2000年を超えているというから驚きだ。


祭事は上記三つで、それ以外にぶどう祭りの初日の夜は昨年の残りワインが無料でふるまわれ、二日目はワインの搾りかすで作ったキャンドルが入ったランタンを空に飛ばし、三日目は花火が打ち上げられる。


そしていろいろと盛り沢山なこのお祭りに、瘴気がやってくるというわけだ。


ひとまず瘴気は昼時にくることは分かっているので、精霊王とルーナがぶどう祭りの初日に行う祭事――今年一番最初に収穫されたぶどうの実を、精霊王の館のある巨木の樹洞じゅどうに捧げる――を見学させてもらうことにする。


精霊王の館がある巨木は、本当に大きい。その樹洞じゅどうもとんでもない大きさだ。でもその中に入ることはなく、外で祭事は行われる。


樹洞じゅどうの入口には、クローギンアンドレという精霊達の鈴がいくつも飾られていた。

精霊王がみずみずしいぶどうを籠にいれ、樹洞じゅどうの入口に置く。そしてルーナと二人、祈りの言葉を捧げる。その言葉はなんと言っているかは分からない。ただ二人の美しい声はまさに癒しだ。声を聞いているだけで涙が出そうになる。


祈りを終えると、籠に入ったぶどうは樹洞じゅどうの中へと入れられた。


これで祭事が一つ終わった。


ルドルフは上空からの巡回警備に向かい、私は賢者アークエットとレブロン隊長と屋台のはしごをすることにした。ぶどうの砂糖菓子、新鮮なぶどうジュース、摘みたてのぶどうを楽しんだ。


そして。


ぶどうが彫られたクローギンアンドレ――精霊達の鈴を見つけた。それは樹洞じゅどうに飾るものよりサイズが小さく、革紐に通されており、バングルとして腕につけられるようになっている。その革紐がコバルトブルーのものとピンク色のものがたまたまあった。


それを見た瞬間。


ノア王太子とペアでつけたい!


そう思ってしまった。私がそのバングルをいそいそと手に入れるのを見て、賢者アークエットはクスクスと笑う。本物の宝石に囲まれて育った王族なのだ、ノア王太子は。それにちょっと子供っぽいかもしれない。頬と耳を赤くしながら、バングルの入った紙袋を受け取った。

昨日に続き来訪いただけた方、ありがとうございます!

この投稿を新たに見つけていただけた方も、ありがとうございます!!

このあともう1話公開します!

12時台に公開します。


今朝、千葉県で最大震度5強の地震があったとのこと。

千葉県及び近郊にお住まいの読者様、余震に注意し、通勤・通学お気をつけてください!

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