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40/72

40:前進あるのみ

「なるほど! サラ様、その計画、いいと思うぞ!」


私が立てたホワイトセレネ獲得計画をルドルフに話すと、彼は笑顔で今の言葉を発した。



精霊王との話を終え、部屋に戻る前に。

ノア王太子の部屋に、立ち寄らせてもらった。


既に入浴を終え、変わらぬ姿勢でベッドで眠るノア王太子に「おやすみなさい」を伝えるためだ。ただ一言、挨拶を告げるつもりだった。でもその顔を見たら、離れがたくなってしまい……。結局、館での滞在が伸びたことやぶどう祭りを見学する予定であること、またも瘴気の襲来があることも、話していた。


賢者アークエットは気を使い、自室に先に戻っていた。国王陛下に瘴気の件で話す必要もあったので、当然だろう。部屋には男性の精霊の召使いしかいない。勿論、ドアの外には警備の精霊騎士がいるが。


だから。


ノア王太子に「おやすみなさい」のチークキスをした。


もちろん、チークキスだから、唇で頬に触れたわけではない。それでも肌と肌が触れ合うことで、心臓は信じられないぐらいドキドキしてしまった。


私は顔を真っ赤にし、ノア王太子の頬から顔を離した。でもノア王太子の表情に変化はない。


脳裏には、出陣の儀の時のことがよみがえる。

私の頬に優しくキスをしたノア王太子は……。

輝くような笑顔で私を見て、玉座に続く赤い絨毯へ戻っていった。


もし何事もなく。

瘴気討伐を終え、王宮に戻ってきてくれたら。

ノア王太子に抱きつく計画をしていたのに。

そんなことをしたらノア王太子は驚くかもしれないが。

でもノア王太子は優しいから。

きっと抱きしめ返してくれて……。


そこから幸せな日々が始まるはずだったのに。


もう泣くつもりはないと何度誓っても。

涙がこぼれそうになる。

自分はこんなに泣き虫だったのか?

そんなはずはないと言い聞かせ、部屋を出る。


部屋を出ると、ドアの前に立っている精霊騎士とは別の騎士がいて、私を部屋まで送ってくれた。賢者アークエットが寄越してくれていたようだ。その騎士がいなくなったのを確認すると、私はルドルフの部屋に向かった。なんてことはない。賢者アークエット、私、ルドルフと部屋は横並びだったのだ。


「サラ様! 瘴気の件、さっき賢者様に呼ばれ、聞いたぞ」


ドアを開けたルドルフは、開口一番瘴気のことを話し出す。私はそれに応じつつ、別の話があると打ち明ける。


「分かった。そこに座ってくれ、サラ様」


案内されたのは収納ベンチ。

私の部屋にあったものと同じだ。

カーテンを私の部屋は閉じてしまっていたが。

ルドルフは開けっ放しだった。

でも真っ暗で何も見えないかと思いきや。

どうやら館周辺の木々には、ランタンが吊るされているようで、窓から見える景色は思いのほか明るい。しかも木々の隙間から星空も見えていた。これはカーテンを閉じるのでは勿体ない。部屋に戻ったら寝るまではカーテンを開けておこう。


「それでサラ様、話とは?」


私の隣にルドルフが腰かけると、私は早速、ホワイトセレネ獲得計画について話すことにした。


まずは明日。

一日かけ、クロッカスに乗ることに私が慣れる。

その練習の一環で、エルス河付近も飛行し、警備の状況などを確認しておく。


そしてぶどう祭りの一日目。

祭りを見学し、瘴気襲来時、私はノア王太子の部屋に避難する。ルドルフは「念のため、ダークフォレストの様子を確認してくる」とクロッカスに乗り、実際に警戒を行う。


ぶどう祭り二日目。

午前中、軽く祭りを見学し、疲れたということで私は自室に戻り休むことにする。自室に戻り、私は変装し、瘴気来襲に備える。瘴気来襲にあわせ、ルドルフは前日と同じ行動をとる。つまり「念のため、ダークフォレストの様子を確認してくる」とクロッカスに乗る。だが昨日と違うのは。途中で私をピックアップし、そのままダークフォレストへ向かう。


瘴気が襲来し、皆の注意が瘴気に向かっている間に、ホワイトセレネをゲットというわけだ。


ただ、ホワイトセレネがあるかもしれない場所は3か所ある。

だから三日目は予備だ。

この計画を聞いたルドルフは……。


「なるほど! サラ様、その計画、いいと思うぞ!」


そう瞳を輝かせる。


「本当に? 素人の私の考えよ。大丈夫かしら?」


「瘴気を攻撃するための作戦を考えるなら、俺はまあ、プロかもしれない。だが今回相手は瘴気ではないからな。俺が考えてもそれは……素人の考えになる。一緒だよ」


そう言いつつも、ルドルフは「丈夫なロープをどうやって調達するか」とか「変装するならどんな変装をすれば怪しまれないか」など、考える必要があることを次々と口にする。それに対し、私は案を出し、ルドルフも自身の考えを伝え……。


その結果、ホワイトセレネ獲得計画はどんどんブラッシュアップされていく。さらにルドルフが知る情報を合わせると、計画はこんな感じでまとまった。


まずは明日。

ロセリアンの森を散策させてもらう。

祭りでは沢山の精霊で迷子になりかねない。

森の中の様子をあらかじめ把握するため、そして気分転換のため、散策させてもらう。


この散策で変装に必要な物を手に入れ、瘴気襲来にあわせ、避難できそうな場所を確認しておく予定だ。さらにこの散策において、私が長時間歩くことに慣れていないということで、精霊王に許可をもらう。


つまり、足が痛まないよう、散策の際、クロッカスに乗りたいと相談する。そして精霊王に、ロセリアンの森、及びその上空でのクロッカスの飛行許可をもらう。許可を得たら、エルス河付近まで飛行し、警備の状況なども確認しておく。


精霊王に飛行を快諾してもらった御礼として、明日からのぶどう祭りの最中、ルドルフはクロッカスで上空から警備を行うことを申し出る。定期的に周回し、何か問題が起きていないかを上空から確認しつつ、瘴気に備える。周回の際は、ダークフォレストの上空も旋回しておく。


ぶどう祭りの一日目。

私は祭りを見学し、ルドルフは警備。

警戒中のルドルフは、瘴気襲来にあわせ「念のため、ダークフォレストの様子を確認してくる」とクロッカスに乗り、実際にダークフォレストの上空で警戒を行う。


こうすることで、ダークフォレストの上空にルドルフがいることに疑問を持たせないようする。


ぶどう祭り二日目。

私は朝からぶどう祭りに出掛けることにする。

そこでドレスが汚れる事態を引き起こす。


一緒に行動しているであろう賢者アークエットは、魔法でなんとかしようとするだろう。


だがそれを止める。


代わりに「祭りの最中の瘴気襲来に備え、避難場所を確保してある」と賢者アークエットに打ち明けるのだ。そこにはもしもに備え、着替えも用意している。逃げやすいような服を用意していると。そこで着替え――という名の変装をするのだ。


当初二日目は、自室にこもるつもりでいた。なぜこの方法になったのかというと……。


それは精霊王の館の独特の螺旋階段に理由がある。

あの螺旋階段は、館のあるじである精霊王が、館が出ることを許していない者が使うと、永遠に地上へたどり着けないようになっているのだ。


つまり、こっそりあの館から抜け出すのは無理。

窓から出るには、空を飛ぶ能力がないと難しい。


だからぶどう祭りで外出し、出先で変装し、ルドルフと合流することになった。


上空警備をしているルドルフと合流し、警戒を行いつつ、瘴気襲来に合わせ、ダークフォレストに向かう。勿論、昨日と同じ理由だ。


そして。


瘴気が襲来し、皆の注意が瘴気に向かっている間に、ホワイトセレネをゲットする。


ぶどう祭り三日目は予備日。ホワイトセレネがあるかもしれない場所が3か所あるからだ。


「どうだサラ様。素人ながら俺達二つの頭脳で、より実現可能性がアップした。これならなんとかやれそうだろう?」


「そうね。私の最初の案より、うんとよくなったわ。ルドルフに相談して、よかった!」


私の言葉にルドルフはとても嬉しそうにしている。

だが、すぐに真剣な表情になる。


「この計画では、俺達はダークフォレストに足を踏み入れるつもりはない。けど、何が起きるか分からない。ダークフォレストの中に不時着せざるを得ない可能性もあると思う。だからその備えはしておく。森の中を歩き回る場合を考え、食料・水・テントなどは、予めホワイトセレネがあると考えられる場所に投下しておく。武器もちゃんと装備する。……勿論、墜ちるつもりはないけどな」


この備えは絶対に必要だと思う。

ただ、森に落ちたら戻れるのかは分からない。

だから何か確実にダークフォレストから出る方法が欲しいと思ったが……。


それがあれば、ホワイトセレネはとっくに誰かが持ち去っている。


例え墜落しても。

クロッカスが元気であれば、再度飛行だってできる。

もしもや最悪ばかり考えても。

それはそれで膠着してしまう。

無論、用心はする。

でも、石橋を叩き過ぎて渡れなくなるつもりはない。


前進あるのみ。


ルドルフとの話を終え、部屋に戻った。

昨日に続き来訪いただけた方、ありがとうございます!

この投稿を新たに見つけていただけた方も、ありがとうございます!!

このあともう1話公開します!

12時台に公開します。

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