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21:どうやら私、やらかしたらしい

精霊王に声をかけられたノア王太子が、ゆっくりこちらを振り向いた。


コバルトブルーの瞳は精霊王と私の姿を順番に捉え、一瞬。

ほんの一瞬、何かの感情が垣間見えた気がしたものの、それはすぐに消えてしまい、読み取ることはできなかった。むしろすぐに「分かりました」と返事し、話していた相手に途中離脱することを詫び、すぐにこちらへとやってくる。


「ノア王太子様。サラ様が千里眼の力を使い、瘴気の襲来を察知されました」


「えっ」


ノア王太子のコバルトブルーの瞳が驚きで大きく見開かれ、そしてそのまま私にその視線が向けられる。


「サラ、それは本当ですか?」


「はい。明日の夕方から、嵐がきます。その嵐に乗じて、瘴気がやってきます。嵐の進路に沿う形になるので、ソーンナタリア国はもちろん、ロセリアンの森、グルシャ王国、パマール国でも瘴気は出現することになります」


その瞬間、ノア王太子の顔はキリッと引き締まる。

優しい雰囲気から一転。

戦闘に赴く指揮官の顔となったノア王太子は……。

とんでもなくカッコいい。

急に野性味溢れた感じがして、不謹慎極まりないかもしれないが、ゾクゾクしてしまう。


「分かりました。それはすぐに動く必要がありますね。ルドルフ!」


少し離れた場所にいたルドルフをノア王太子は呼び出すと、テキパキと指示を出していく。


私が瘴気の襲来を察知したため、緊急会議を行うこと。賢者アークエット、カイル、ウォルターにも声をかけ、グルシャ王国、パマール国の王族と大使にも会議に出席するよう連絡することなどだ。


さらに自身の執事にも声をかけ、次々と指示を出す。祝賀舞踏会は自分は抜けるが、定刻まで続けるようにと伝え、明日の夕方には嵐の襲来の可能性が高いため、予定していた鷹狩りは中止する。帰国を急ぐ場合は早朝の出発を奨励するが、嵐が抜けるまで滞在を延期することをすすめることなどを、招待客へ伝えるように告げた。そして国王陛下夫妻の元に行き、事の次第を報告している。夫妻は驚き、そして私のことを尊敬の眼差しで見た。


国王陛下夫妻は、とても優しい方だった。

婚姻の儀式が行われた日。

謁見の間で各国の王族や大使からお祝いの言葉をもらう前に、30分という短い時間だったが、国王陛下夫妻とノア王太子の兄弟とも話すことになった。その時、国王陛下は……。


「異世界乙女を迎え、我が息子の妃とすることができ、とても光栄です。サラ様、どうか、ノアと共に、この国に平和と繁栄をもたらしてください」


50代前半と思われる国王は、私の手を両手で包み、祈るようにそんな言葉を言ってくださった。


一国の王であるのに、腰が低く、謙虚で私はとても驚いていた。そして今も、「よくぞ千里眼の力で教えてくださいました!」という表情で私を見ている。


「では、会議室へ向かいましょうか。サラ、会議の冒頭だけで構いません。同席いただいてもいいでしょうか? 本来、戦闘に関する会議の場に、あなたの同席を求めるべきではないのですが……」


「瘴気の襲来を察知したのは私ですから。私が話した方が迅速に事を進められると思います。皆様の足を引っ張らないようにするので、同席させてください」


むしろ同席するのが当然とも思ったので、そう答えると。


ノア王太子はコバルトブルーの瞳をまたも大きく見開き、息を飲み、そして嬉しいような悲しいような複雑な表情をした後。


「ありがとうございます。……では、こちらへ。精霊王ランドール様も会議室へご案内します」


ノア王太子が私をエスコートして歩き出し、その後ろに宰相と精霊王、精霊王の近衛騎士、ノア王太子の近衛騎士が続く。ホールを出て、広い廊下を進み、祝賀舞踏会の喧騒が届かないようなあたりまで移動すると、大きな扉が見えてきた。


中にはいるとこれまた巨大な円卓が置かれている。

既に召使いが何人もいて、円卓には飲み物が並べられ、地図も掛けられていた。そこに続々と関係者が終結し、会議が始まった。


まずは千里眼の力でとらえた瘴気の襲来(ということにしているがイベントをやったから知っていた)について私から報告すると、グルシャ王国、パマール国の王族は驚き、すぐに大使へ国へこの情報を伝えるよう促す。


さらに精霊王は粛清の力とは違う、精霊の持つ不思議な力を使い、グルシャ王国、パマール国にいる精霊騎士に、この情報を伝えている。そしてグルシャ王国の王族は、台風が去るまでソーンナタリア国に残ることを決断。パマール国の王族は、夜明けと共に国に戻ると決断し、その支度のため、会議室を出て行く。


残った精霊王、グルシャ王国の王族、パマール国の大使、宰相、賢者アークエット、空・水・陸の騎士団の団長そしてノア王太子で、瘴気を迎え撃つ作戦について話し合うことになった。この時点で私は部屋へ戻ることを、ノア王太子からすすめられたのだが。それを断り、残らせてもらうことにした。私が持つ“君待ち”のプレイ記憶が、何か役に立てるかもしれないと思ったからだ。


「では今回襲来する瘴気の迎撃態勢について、話しましょうか」


ノア王太子の言葉に、会議が再開される。


今回の瘴気は、嵐と共に襲来するので、空の騎士団と水の騎士団による迎撃ができない。


そもそも瘴気は精霊の持つ粛清の力でしか倒すことはできなかった。ただ、人間の使う武器、ワイバーンによる攻撃で、傷をつけることは可能。つまり足止めぐらいはできるということだ。


だが今回は嵐があるため、ワイバーンの攻撃は無理であり、船で戦闘を繰り広げる水の騎士団も活躍ができない。精霊王は3体の聖獣であるドラゴンを使役できるが、イエロードラゴンとブルードラゴンの2体しか、今回は活躍できそうにない。


というのも。


イエロードラゴンは雷を司り、ブルードラゴンは水を司る。レッドドラゴンは炎を司るが、あいにくの嵐。強力な豪雨と暴風の前では、レッドドラゴンの炎も歯が立たない。


もちろん、レッドドラゴンは完全に戦力外ではないし、その鋭い爪で瘴気を引き裂くことはできるだろうが、他の2体のドラゴンに比べると、活躍の機会は減るだろう。


なにせ聖獣であるイエロードラゴンの雷、ブルードラゴンの水、レッドドラゴンの炎による攻撃は、精霊の「粛清の力」同様、瘴気を倒す=消し去ることが可能なのだから。


「ブルードラゴンはパマール国に向かわせ、レッドドラゴンはグルシャ王国に派遣しましょう。イエロードラゴンは私が直接指揮をとりますが、少々調整が必要なため、ロセリアンの森に戻る必要があります。サラ様によると、今回の瘴気はムカデという虫の形をとっているとのこと。その姿でスワンレイクを渡ることは不可能でしょう。そうなると、瘴気を迎え撃つ最前線はロセリアンの森となります。可能な限り、我々精霊の手でムカデ型瘴気を殲滅し、ソーンナタリア国への侵入は食い止めましょう」


精霊王のこの言葉に、一人だけ残っていたパマール国の大使は喜び、グルシャ王国の王族と大使は不満そうな顔だ。今回、炎が役立たないと分かっているのに、レッドドラゴンを派遣されるのは不満なようだが……。


イエロードラゴンは、後ろ脚に刺さる毒針の影響で、制御が難しくなっている。そして地理的に、グルシャ国より先にパマール国に嵐が襲来するのだから、この采配は仕方ないと思うのだが……。


「……我々精霊は。本来、自分達の暮らす森を防衛できればよく、何も人間を手助けする義理はないのですが」


精霊王は……人間好き、というわけではない。

精霊は自然を愛する。

その一方で、人間は森林を伐採したり、戦乱時には森に火を放つ。ただ、瘴気については、共通の敵。だから手を組んでいるに過ぎない。よってグルシャ王国の王族と大使のように、不満な態度をとられると……機嫌が悪くなってしまう。


でもそれは当然といえば、当然だ。瘴気に触れられれば、精霊といえど、無傷では済まない。それでも精霊王の命に従い、精霊騎士は、常に最前線で瘴気を迎え撃っているのだから。


「精霊王様、大変申し訳ありません。我々はあなたの恩情をつい忘れ、礼を欠く態度をとってしまいましました」


グルシャ王国の王族と大使は平謝りだ。一方の精霊王は「フン」と鼻を鳴らしているが、そこまで本気で怒っている様子はない。機嫌は悪くはなるが。基本的に精霊は善性が強い。本当は、それぞれの国に精霊騎士を派遣し、その見返りに貢物を受け取っているが、別にそれも精霊王が要求したわけではない。人間側が勝手にしていることだった。


「ところで精霊王様。スワンレイクを渡ることはできないのであれば、我々はスワンレイク前に陣取り、ロセリアンの森から抜けてくれるムカデ型瘴気を迎え撃ちましょうか?」


ノア王太子の提案に精霊王は頷く。


「地理的にも、そこがソーンナタリア国のムカデ型瘴気を迎え撃つ最前線となるでしょう。精霊騎士も多めに、そちらへ配備しましょう」


「ありがとうございます」


ノア王太子が謝意を伝えると、賢者アークエットが口を開く。


「精霊王様。ダークフォレストを抜けてやって来るムカデ型瘴気は、ロセリアンの森の手前の河を渡ってくる可能性はありますか?」


「スワンレイクは水深があります。対してエルス河は水深はそこまでありませんが、川幅がとても広い。そして嵐により、河の流れは早くなります。よって渡り切れず、流されるものの方が多いかと。エルス河よりもウルクーナ山脈側からの侵入が多いと考えています。もちろん、エルス河にも精霊騎士は配備しますが」


賢者アークエットの問いに、精霊王が即答する。


「なるほど。そうなるとロセリアンの森での最前線は、ウルクーナ山脈の麓になるわけですね」


再度の賢者アークエットの問いに、精霊王は頷き、「よってイエロードラゴンはウルクーナ山脈の麓に展開することになると思います」と答えた。


この後もいくつか戦闘態勢についての話し合いがなされ、明日の午後にはノア王太子が率いる陸の騎士団、空の騎士団と水の騎士団の一部が、スワンレイクに向かうことになった。スワンレイク以降の防衛は、スワンレイクから10キロほど離れたリックシャーという村に空の騎士団と水の騎士団の残りが配備される。宮殿の防衛は精霊騎士、賢者アークエット、宮殿護衛騎士によって行われることになった。


「それではこれで会議を終えようと思いますが、何か質問などあれば」


ノア王太子の言葉に、私はおずおずと手を挙げる。

念のためで伝えておこうと思ったことだった。


「サラ。何でしょうか」


ノア王太子に促され、私は「一言だけ、分かっていることをお伝えしておきます」と切り出し、イベントで知りえた情報を口にする。


「今回の瘴気はとにかく数の多さが感じ取れます。くれぐれも挟み撃ちされないよう、気をつけてください」


「なるほど」と精霊王と賢者アークエット以外が頷いた。


なぜこの二人は驚いた顔で黙り込んでいるのか、少し心配になってしまう。だが、会議自体はこれで終了となった。終了となったが、賢者アークエットはノア王太子に話しかけ、精霊王は私の所へやってきた。


「ノア王太子様は、まだ賢者アークエットと話があるようです。あなたのことはわたくしが部屋までエスコートしましょう。わたくしの護衛も後に続くので、変な誤解はされません。安心してください」


そう言うと精霊王は、シャンデリアの明かりを受け、オレンジダイヤモンドのように輝く七色の瞳を私に向ける。そして朗らかに微笑んだのだが……。その笑顔があまりに神々しく、私はただ頷くことしかできない。


優雅な仕草で私の手を取ると、精霊王はゆっくり歩き出した。


「サラ様。あなたは瘴気がとる姿、数の多さまでお分かりになるのですね」


「え、あ、はい」


あれ、千里眼の力で、姿と数まで分からなかったっけ?


どうだったけ?と思っている私に、さらに精霊王はこう声をかける。


「イエロードラゴンの件だけでも、驚きだったのですが」


「そ、そうですか……」


やはり、私、なにか変なこと言ったのだろうか……。

とにかく私は、この“君待ち”の世界で、自分の立ち位置が分からない。

もしやヒロインでさえ知らない情報を――。


「わたくしは長い時を生きています。ですからあなた以外の異世界乙女に会ったこともあります。千里眼の力についても誰よりも知っているつもりでしたが……。あなたのような千里眼の力をもつ異世界乙女に、出会ったことはありません。あなた以外の異世界乙女は、瘴気の襲来を予想する。それしかできなかったのです。瘴気の姿、数の多さ。イエロードラゴンに関すること。そんなこと言い当てた異世界乙女は、いませんでした」


瞬時に悟る。どうやら私、やらかしたらしいと。

このあともう1話公開します!

20時台に公開します。

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