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18/72

18:甘い甘い時間

ノア王太子にエスコートされ、エントランスに向かうと。

オープンカーのような馬車バルーシュが待っていた。

そしてこの馬車は四人乗り。

馬車の前後に、警備のための近衛騎士が配備されているが、馬車にはノア王太子と二人だけだ。


御者はいるが、隣同士で座るのだ。

小声で話せば聞こえるはずがない。

ついに。

聞くことにする。


ノア王太子はいきなり私と婚姻の儀式を挙げることになり、そのことをどう思っているのか……?


ところが。


丁度、私が馬車に乗り込み、ノア王太子がそれに続こうとした時。賢者アークエットが一人ふらりとエントランスに現れた。


彼は魔法を使える。だから一人ふらりとエントランスにいて、そこに彼のための馬車がなくても、問題ないはずだった。だが、二人の人間が賢者アークエットに反応した。


その一人は、ジョディだ。

ジョディは私が賢者アークエットと話したいことを知っていた。知っていたが、私が賢者アークエットと二人きりで話したいとは、思っていなかった。


だから。


私に賢者アークエットを乗せればいいと目で合図し、彼に声をかけていた。


ジョディ、今はノア王太子と二人きりになりたいの!

賢者アークエットとは、ボート遊びの最中、なんとか二人きりになり、そこで問いただすから、今はいいの!


そう念じたが、伝わらなかった。


ジョディには伝わらなかったが、ノア王太子は私の表情の変化に気づき、後ろを振り返った。


「賢者アークエット。あなたも今日はボート遊びに参加されますよね? この馬車で一緒に湖まで移動しませんか?」


ノア王太子は……優しい人だ。

賢者アークエットは魔法を使えるが、そんなことは関係ない。湖に向かうのだ。行く先は同じなのだ。それに馬車の座席は余っている。


親切心。

ただそれだけ。

別に私と二人きりが嫌だったわけではない。

思いやりの気持ちで、賢者アークエットに声をかけた。


「それは助かります。同乗しても、よろしいのですね?」


賢者アークエット!

私達は新婚なのだ。二人きりにしてよ。

そう念じたが、当然、それは届くわけはなく。

笑顔の賢者アークエットが、馬車に乗り込んできた。


賢者アークエットは。

どこか人間離れした美しさを持ち、ただ見ているだけで心を魅了されてしまう。彼ではない攻略対象を選んでも、何度も彼に陥落されそうになり、肝心の攻略対象をクリアできなかったこともしばし。それだけとんでもない魅力の持ち主。


それなのに。


ノア王太子と婚儀を挙げたからだろうか?

全く魅了されることなく、今に至っては……“邪魔”とさえ思っていた。


これは恐ろしいことだ。


全国の“君待ち”の賢者アークエットファンから、白い目で見られる事態だ。それではなくてもノア王太子と婚儀を挙げている。無論、夜の儀は果たされていないが。それでも今の私は王太子妃。全国のノア王太子ファンに、ブーイングされても文句は言えない。


「今日も天気が良くて良かったですね。ボート遊びには最適です」


私の心のうちなど知らない賢者アークエットは、ニコニコと天気について話題にしている。同じく私の渦巻く気持ちを知らないノア王太子もまた、天使のような微笑みで「そうですね。まるで天気からも、サラとの婚儀を祝福されているようで、嬉しく感じますよ」と応じている。


一方の私は頬を膨らませていたが。いつまでも恨み節では仕方ないと、気持ちを切り替える。さらに。三人の共通の話題になりそうなことを話そうと考えた。


あ、そうだ。

他愛のないことだが。

少し気になっていたことがある。

それを尋ねることにした。二人に向け。


「そう言えば、婚姻の儀式の時、婚姻の誓約で指輪の交換をしましたよね? あの時、指輪に口づけをしたら光が発せられて、とても驚いたのですが。あれは……魔法ですか? 王太子様と……私は、魔法を使えたのでしょうか?」


この問いに、なぜか二人はギクリとして、身を固くした。


え、なぜ……?


賢者アークエットが固まるのは……少し分かる。

だって指輪が光るなんて、元いた世界ではあり得ないことだ。その光が魔法によるものであるならば。私が元いた世界に魔法がないことぐらい、賢者アークエットは知っているはず。あらかじめ私に話さなかったことを「しまった!」と思っている。そう思えた。


でもノア王太子がなぜギクリとするのか……?


「サラ様、王太子様も含め、お二人は魔法を使えません。あの指輪に魔法がかけてありました。そのつまり……演出です」


賢者アークエットはそう言った瞬間。

しまった!

そう思うがもう遅い。

賢者アークエットの黄金スマイル!

必殺技のようなスマイル出され、私は賢者アークエットにロックオンされ、何を言われても無抵抗な状態になってしまう。


「な、なるほど……。演出。とても厳粛な場で、あんな演出があるなんて。驚きでしたが、演出だったのですね」


ち、違う。

そうじゃないのに!

あんな厳粛な場で、あの光の演出、必要でした!?

おかげで私は腰を抜かすところだったと、ツッコミをいれたいのに!


あ、でも……。

あの光のおかげで。

ノア王太子の香りを……。


……!


ふわりとノア王太子に抱き寄せられていた。

そしてあの時と同じ。

フレッシュでみずみずしいノア王太子の香りを感じていた。


いい香り……。


「あの時、驚いたサラを受け止めましたよね。サラはとても華奢で軽くて……。大切にしようと思えました」


華奢で軽い……。

そう、そうなのだ。

元いた世界では普通に中肉中背でしたが。

今の私はホント、ハリウッドの女優さんみたいだから。

出るところは出て、くびれるべきところはくびれ、引き締まるところはちゃんと引き締まっている。つまりは、ボン、キュッ、ボン。それでていて手脚はほっそり。


あ、でも今朝みたいにパンをパクパク食べていたら……。

ヤバい、ヤバい。気をつけないと。


「……お二人は、なんとも仲がいいですね。初対面も同然で婚儀を挙げた状態だったのに」


賢者アークエット!

召喚していきなり婚儀を挙げろと言ったあなたが、どの面下げてその発言!?


そうツッコミをいれたくなったが。


「確かにそうですね。でもわたしはサラで良かったと思っていますよ、賢者アークエット。サラを召喚してくださったあなたに、感謝しています」


え……。


心臓がドクンと大きな音を立てる。

今の言葉、空耳?

私の願望が、ノア王太子の言葉を、脳内で勝手に変換していない?


「そうでしたか。それは……本当によかったです、ノア王太子様。お二人の幸せを私は願っていましたから」


「ありがとう、賢者アークエット。サラと幸せになりますよ」


さらにぎゅっと、ノア王太子に抱き寄せられていた。

これって、これって、これって……。

ノア王太子は私を気に入っている……ということ?


ノア王太子はいきなり私と婚姻の儀式を挙げることになり、そのことをどう思っているのか……?


その答えは……。

初対面も同然だった。でも私で良かったと思ってくれている。私を召喚した賢者アークエットに感謝さえしている。さらに私と……幸せになりたいと、ノア王太子は思ってくれている……!


本当に? 本当に?

脳内変換はしていない。

いつの間にノア王太子の私への好感度は上がっていたの?


疑問いっぱいで顔を上げた私は……。

透明感のあるコバルトブルーの瞳と目が合った。

透き通って輝くようなその瞳には……。

目は口程に物を言う。

それを実感した。

伝わってくる。

私に対する……好きだという気持ちが。

信じられなかった。

既に婚儀を挙げているのに。

周囲からは王太子と王太子妃と認められているのに。

その、実感がなかった。

でも、今、ハッキリと感じた。

私だけが一方通行で、ノア王太子を好きになっていたかと思ったのに。そんなことは……なかったのだ。ノア王太子もまた、私のことを好きになってくれていた。


ヤバいなぁ。

ジョディが綺麗にお化粧をしてくれたのだ。

泣いちゃいけない。


「サラ様。コットンキャンディーです」


驚いた。

目の前にカラフルな綿菓子を差し出されたのだ。


「……賢者アークエット様、ありがとうございます。これって……食べても大丈夫なのです?」


「ええ。勿論。甘くてふわふわして、幸せな気分になれますよ」


そう言って賢者アークエットはウィンクする。

私が泣きそうになっていると気づいて。

綿菓子を魔法で出してくれたのだろう。


「これは……初めて見ましたよ。コットンキャンディーというのですね。街で流行っているのですか?」


ノア王太子は、このカラフルな巨大な綿菓子に目を見張っている。こんな風に驚いた顔のノア王太子は……可愛いなぁ。


「ええ。最近、街で売り出されたようになったばかりですが、口に入れるとふわっととろけ、まるで雲をたべているようですよ」


賢者アークエットの説明を聞いたノア王太子は、笑顔で私を見る。


「サラ、わたしも味見していいですか?」

「勿論です! 一人では食べきれません。三人で食べましょう!」


こうして湖に着くまで。

三人で綿菓子を楽しんだ。

この時の時間は、綿菓子と同じ、甘い甘いものだった。

このあともう1話公開します!

20時台に公開します。

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