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15/72

15:陸と水の騎士団長

ゴルフのギャラリーとして、皆がラウンドを回るのに同行したが。


9時からスタートし、終わったのは15時過ぎ。

その後、表彰式もあったから終わったのは夕方。

長かった……。

終わるとプレイしていた人達は入浴。

私はただ観覧しているだけだったが、汗はかいたのでやはりお風呂に入ることにした。


その後は夕食会に備え、ドレスに着替える。夕食会の後はそのまま祝賀舞踏会へと移動するので、それを踏まえたドレスを着ることにした。


甘いライトピンク色のドレスだが、スカート部分の大胆な花柄デザイン、見頃部分のエレガントな素材により、かなり大人っぽく見える。


トップスに使われているのは、ライトピンクのシャンブレーサテン。光の当たり具合で色合いが変わり、とても上品な輝きを放っている。スカート部分には、白地に淡いピンク、黄色、ラベンダー色、優しい赤色の花が、大ぶりにプリントとされていた。さらに白のチュールが重ねられ、とても華やかなデザインのドレスになっている。


合わせる宝石はコンクパールのネックレスとイヤリング。髪はアップにして同じくコンクパールを使った髪留めでまとめた。


姿見に映る自分を見て、しみじみ思う。

この体はすごいと。

賢者アークエットは天才だ。

どんなドレス、髪型でも映える。

おかげで自分に自信がもてるし、自然に姿勢もよくなるというもの。


ご機嫌で夕食会に向かう。


昨日の晩餐会、今日の昼食会を経験したことで、かなり社交にも慣れてきた。自分の近くに座るメンバーは毎度変わるが、彼らとも問題なく食事をしながら会話もできている。食事の味もちゃんと感じられるようになっていた。


舞踏会の会場にノア王太子にエスコートされ、移動する時に「サラのトークが面白いと、グルシャ王国の王太子、サルス皇国の皇太子、パマール国の第二王子、それに……とにかくいろいろな人がサラと話して楽しかったと言っていましたよ」そう言ってもらえることもできたのだ!


これは……とても嬉しい。

とにかく必死だった昨日に比べ、気持ちに余裕ができたから。

何より、昨日の晩餐会より今日の昼食会、今日の昼食会より今日の夕食会と、ノア王太子との距離も縮まった気がするのだ。


一番距離が縮まったと感じたのは、朝食の時だけど。朝食の時、初めてゆっくりノア王太子と話せた気がする。ただ、私が前半はガッツリ食べてしまったから……。肝心なことを聞けていないが。


そう。


ノア王太子はいきなり私と婚姻の儀式を挙げることになり、そのことをどう思っているのか……?


この答えを早く聞きたい。知りたいと思うのだが。

さすがにこれは二人きりの時、落ち着いて話せる状況で聞きたいと思っている。


二人きりで落ち着いて話せる状況……。

落ち着けるかどうかは分からないが、あの夫婦の寝室なら二人きりになれる。

だが。

今日の朝食の席に、一輪の赤い薔薇は……なかった。


最初は昨晩、爆睡していることを怒っているのかと思ったが。今日一日接してみて、怒っている気配は微塵もない。むしろ、距離が縮まった感じているぐらいなのだ。


いや、でもそれは今日一に過ごしてそうなったわけで。朝食が用意されている段階では、怒っていた……?


いずれにしろ、今日、もうノア王太子と二人きりになり、会話するチャンスは……ない。明日の朝食までお預けだ。


なぜ一輪の赤い薔薇がなかったのか……。


その理由はどう考えても私の爆睡が原因としか思えない。でもこれは確かに私に非がある。だってノア王太子はちゃんと約束を守り、1時間後にあの部屋にきたのだ。1時間、我慢(?)した後に部屋にきた。それなのに私は爆睡していたのだから……。逆の立場だったら……「おい!」と思う。


ひとまず、ノア王太子の怒りのほとぼりが冷めるのを待つしかないだろう。……怒っているようには見えないが、それは自身の立場を踏まえ、大人の態度をとっているだけの可能性も高い。


「サラ様!」

「ルドルフ!」

「まだ挨拶程度しかできていないだろう? 今日のゴルフには俺達は参加していないから、まだゆっくり話すこともできてないと思う。だから改めてになるが、紹介するよ。二人の団長を」

「……!」


確かにそうだった。

各国の王族や大使との対話に追われ、身内とも言える陸と水の騎士団の団長とは、簡単な挨拶しかできていない。二人とも攻略対象ではないが、とんでもなくカッコいい。いつか攻略対象に昇格するのではと噂されていたぐらいだ。じっくり鑑賞したい。


「まずは陸の騎士団の団長、カイル・デュークス。俺達三人の中では最年長の26歳で独身だ。見ての通り、鍛えに鍛えた体の持ち主。トゥ・ハンデッド・ソードの大剣を腰に帯び、馬上で片手で扱う怪力男でもある。性格は豪快で陽気、でもって酒豪」


知ってます、知ってますとも、カイル様!


身長は2メートル超えで、馬でさえ持ち上げることができる力持ち。豪快で陽気な性格だから女性にもモテる。それなのにめっちゃ硬派。だからこそ攻略したいという君待ちファンが続出で。何より非常に逞しい体をしているのに、顔立ちが整っているところが特筆すべき点。


明るいバターブロンドの髪にコルク色の芳ばしい肌。

ターコイズグリーンの瞳に通った鼻筋。


この顔と体で、陸の騎士団の団長の軍服をビシッと着こなしている。その軍服は、広大な森林を思わせる深緑色で、飾りボタン、ショルダーチェーン、飾尾はすべて金色。マントは落ち着いたブロンズ色だ。


「サラ様。陸の騎士団の団長、カイル・デュークスです。あなたのような美しき異世界乙女にお仕えすることができ、光栄に思います。聞くところによると、サラ様はクロッカスに……ワイバーンに乗り、空を飛んだとのこと。ぜひ我が愛馬であるリッツにも乗って見ませんか」


「……! そ、それは喜んで!! 本当に乗せていただけるのですか!?」


カイル団長の愛馬である芦毛のリッツといえば。


瘴気による7度の戦闘を無傷で帰還し、8度目で大怪我を負うが、そこから見事復活している。俊足で、逞しい体型のカイルが騎乗してもその速度が落ちることがない名馬と言われている。“君待ち”のイベントにも度々登場し、カイル抜きでもいろいろと活躍してくれた。


「ハハハ。サラ様は威勢がいい! きっとリッツもサラ様を乗せることを喜ぶと思います。いつでも喜んで乗せますよ」


「ありがとうございます!」


すごい、すごい、すごい!

興奮する私に、続けてルドルフは水の騎士団の団長を紹介してくれる。


「次に水の騎士団の団長、ウォルター・ジョン・オーグル。カイルの1歳下の25歳。見ての通りの優男だが、弓の腕はこの三人の中で随一だ。冷静な判断力と戦術で味方を勝利に導く、まさに軍師。性格は……そうだな。クールだ。それなのに無類の甘い物好きで、甘い物を食べてい」


「ルドルフ! 余計な情報はいりませんよ。……サラ様、改めまして。水の騎士団の団長、ウォルター・ジョン・オーグルです。どうぞよろしくお願いします」


大海を思わせるアクアマリン色の軍服は、水の騎士団の団長専用のもので、飾りボタン、ショルダーチェーン、飾尾はすべて銀色。マントは爽やかなウォーターブルーで、これをまとうウォルター団長は……本当に美しい。水色がかったサラサラのブロンドは後ろで一本にまとめらている。少し釣り目の瞳の色は、スモークブルーで睫毛が長い。肌は水の騎士団の団長と思えない程、白い。


線の細さは女性のようだが、ルドルフが言う通り、弓の名手。船上でウォルター団長が弓を放つ時のカッコよさはピカ一だ。そして……。そう。クールなのに、甘い物、特にシュークリームが大好きなのだ。


「こちらこそ、よろしくお願いします。シュークリーム、美味しいですよね!」


私の言葉にウォルター団長の頬がピクリと反応し、ルドルフとカイル団長は「おおおーっ」と雄叫びをあげる。それをウォルター団長がたしなめる。


「……異世界乙女が持つ千里眼の力、ですか。確かに、その力は……すごいものでしょう。でもその力があったとしても、瘴気が襲い来る戦場ではどうにもなりません。眼前に迫る敵に勝てなければ、意味がないのですから」


ウォルター団長のスモークブルーの瞳は、冴え冴えとして冷たく感じる。もしかしてシュークリームのことをバラしたから怒っているのだろうか……? それともいつものクールさからの反応?


「おいおい、ウォルター。ちいとその言い方はキツイのではないか。サラ様は見ての通りのお姿だ。戦場に出るわけがない。サラ様は千里眼の力で後方支援。前線に立つのが自分らの使命、だろう?」


カイル団長の言葉に、ウォルター団長は片方の眉毛をくいっとあげ、冷え切った視線を向ける。


「カイル、そんなこと言われずとも分かっている。結局異世界乙女がいようが、いまいが、前線で戦うのは僕達ということだ。僕達がいれば問題ない」


「ウォルター、お前さん、クールさが売りだろう? 熱くなりなさんな」


カイル団長はそう言うと、ウォルター団長の肩に腕を回すと、そのまま引きずるようにして歩いて行く。


「はなせ、カイル!」

「まあ、まあ、酒でも飲もうぜ、ウォルター」


二人はそんな会話をしながら去って行く。


「サラ様、ウォルターはクールな奴だから。いつもあんな感じでツンツンしている。だから気にしないでいい。それよりどうだ、俺とダンスでも一曲?」


「え、ええ、いいわよ」


口ではそう返事をし、ルドルフにエスコートされ、ホール中央に向かうが。


なんだか心臓がドキドキしていた。


今のウォルター団長のあの態度。ウォルター団長はクールな性格だが、あくまでそれは動揺せず、冷静沈着ということ。あんなキツイ言い方は、“君待ち”をプレイしていた時でも、見たことがない。


さっきのあの言い方は、あきらかに異世界乙女を嫌っている言い方だった。どうしてあんなことを、ウォルター団長は言ったのだろう?


「サラ様」


ルドルフの声に我に返る。

丁度、ワルツが始まったところだった。

このあともう1話公開します!

20時台に公開します。

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