表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/72

13:すべてわたしに委ねてください

「そんなに恥ずかしがらなくても。あなたは十分、美しく、可愛らしいですよ」


「で、でも」


「大丈夫です。すべてわたしに委ねてください」


「ノア王太子様……」


ぎゅうっと抱きしめたその体は……。

文武両道で鍛えているはずだが、少し柔らかいような。

筋肉は……思いの外、ないのかしら?

それに肌はするっとして、もっと触り心地が良さそうなものを想定していたけれど。


期待を、し過ぎていたのだろうか?

遠慮がちに目を開けると……。


し、白い。

肌、白過ぎじゃない?

というか、体温を感じないのだけど。


そこでようやく気が付く。

自分が、白いリネンで包まれた枕を抱きしめていることに。


え、ど、どういうこと!?


混乱の極みで上半身を起こすと、部屋の中は明るい。

カーテンはすべて開けられ、陽の光が降り注いでいる。

私は天蓋付きのベッドのど真ん中で、どうやら一人、寝ていたようだと気が付く。


カチャッという音がして扉が開く。

心臓が飛び出しそうな程驚き、息を飲む。


「あ、サラ様。おはようございます!」


昨日とは一転、黒いワンピースに白いエプロンと言うお馴染みのメイド服姿のジョディが部屋に入ってきた。手にはトレンチを持ち、そこにはティーセットがのせられている。


「アッサムティーをご用意しましたよ。搾りたてのミルクもございます」


そう言うとジョディはそのまま私のところまでやってきて、サイドテーブルにトレンチをおき、紅茶の用意を始める。これは……“君待ち”でもお馴染みの、アーリーモーニングティーだ。


こうばしく甘みを感じさせる香りが漂ってきた。


「さあ、どうぞ、サラ様」

「……ありがとう、ジョディ」


渡されたカップとソーサーを受け取る。

一口紅茶を飲むと。

美味しい……。このミルク、アッサムの強いコクに全然負けていない。

搾りたてのミルクって濃厚ね……。


それにしても。

間違いないだろう。

昨晩……夜の儀はなかった……。

着ている白のネグリジェに乱れはない。

体に異変もないのだ。

そしてとてもよく眠ったという爽快感しかない。


「ねぇ、ジョディ、私……」

「大丈夫ですよ、サラ様」

「ジョディ……」


ジョディは昨晩、どういう状況だったのかを教えてくれた。


ノア王太子はきっちり1時間後、この部屋にやってきたという。そしてかなり暗い部屋の中、ソファで熟睡する私を発見する。


テーブルには王族に伝わる夜の儀に関する本が置かれ、お酒もズラリと並んでいた。これを見たノア王太子はどう思ったのだろうか……。


私を起こそうとしたのか。

それとも最初からこのまま寝かせておこうと思ったのか。


それは……分からない。


でもノア王太子は眠る私の体を抱き上げ、そのままベッドに寝かせると、自分の部屋へと戻っていったらしい。


今、私がいる部屋は、ノア王太子の部屋と隣接している。


つまり、ノア王太子の私室から、廊下に出ることなくこの部屋に来ることが出来た。つまりノア王太子の部屋と、この部屋は扉でつながっている。そう、ここは夫婦の寝室というわけだ。


「明け方、ノア王太子様に呼び出されました。そして今話したことをお聞きしました。アーリーモーニングティーを、時間が来たらサラ様にお出しするようにと。ノア王太子様はいつも通り、朝の剣術訓練に出ていらっしゃいます。間もなくお戻りになり、お着替えをされますから、サラ様もその一杯を召し上がったら、準備を始めましょう」


「ジョディ、その、教えて欲しいの」


こんなことを尋ねるのは相当恥ずかしいのだが……。

ノア王太子に聞く方がもっと恥ずかしい。


「王族の結婚ともなると、その……夜の儀が、滞りなくなされたかの確認とか……するのではなくて? その証拠を国王陛下や重鎮に示す必要があったりしないの……?」


恥ずかしくて最後の方は小声になってしまう。

しかも顔も体も、全身が恥ずかしくて熱くなっている。

一方のジョディは驚いた顔をしていた。


「もしやサラ様が元いらした世界では、それが……当たり前なのですか? そんな慣習、ソーンナタリア国でございませんよ。夜の儀については当人に任されています。今は隣国との戦争もなくなりましたが、かつては瘴気の数も少なく、国同士の争いが多くありました。そんな暗黒の時代においては、王族の婚姻も今より若い年齢で行われることも多く、夜の儀が上手くいかないこともありましたから。焦らず、当人同士のペースで進める。それがソーンナタリア国の慣習です。なにも婚儀の夜に必ず夜の儀をする必要もないのですよ。王太子様には弟君が二人いますが、末っ子の第三王子様の婚儀では、泥酔して爆睡でしたから」


「そうなのね……!」


それを聞いて一安心した。

安心はしたが……でも、ノア王太子は昨晩、夜の儀のためにこの部屋に来たわけで……。そして私は爆睡していた……。一体どんな顔で、ノア王太子と……。


「ねぇ、もしや着替えをしてその後は……」


「ノア王太子様と朝食です」


「……!」


いきなり気まずい……!

おはようございますの挨拶の後に、「うっかり寝ていて申し訳ありませんでした」と言うわけ……? 恥ずかしすぎる……。


「あの、サラ様」

「な、何、ジョディ!?」

「夜の儀の件は気にされないで大丈夫かと」

「……!」


ジョディは勘が鋭い。

すべてお見通しという感じだ。


「今日から三日間は、婚姻祝賀期間で、ノア王太子様の執務はぐっと抑えられています。各国の王族や大使もまだ滞在中です。本日のノア王太子様は、朝食の後、各国の王族や大使の皆様とゴルフ。その後は夕食会、よして夜はまた祝賀舞踏会です。明日も同じように予定が組まれています。深夜まで執務に追われることもないですから、また今晩にもお声がかかりますよ」


「そうなのね……。というか、声がかかるって……」


「サラ様。それは準備をしながら説明しますね」


そこで一度話を終え、まずは顔を洗ったりで身支度を整える。

ドレスを着せてもらいながら、「声がかかる」の件について聞くことが出来た。


「夜の儀については、基本的に朝食の席で、ノア王太子様から意思表示されるのです。つまり、今晩部屋に来て欲しい時は、朝食のテーブルに一輪の赤い薔薇が飾られます。こうすることで、執務などであらかじめ忙しいと分かっているのに、気を持たせないで済みますからね」


「なるほど……。では執務が思いがけず早く終わった場合は?」


「その場合は私達にお声がけがあります。すぐにお支度しますから大丈夫です」


ドレスを着ることが出来たので、ネックレスやイヤリングをつけてもらいながら、気になることをジョディに尋ねることにする。


これは……少し、聞くにはどうかなーと思うことだ。

でも、ジョディ以外で聞く相手は思いつかない。


「そ、その、王太子様からではなく、その……こちらから、その……」


「サラ様からお声がけしたい場合は、王太子様のテーブルにぼたんを置いておくのです」


「ぼたん!?」


まさか牡丹じゃないわよね?

そう思ったら……。


「『どうやらシャツのボタンが外れているようだ。サラ、今晩、このボタンをつけにきてくれるかい』と言われれば、お誘いに応じたことになります。部屋においで、というわけですね。逆にボタンについて何も言われなければ、今晩は都合が悪いということです。でもその場合は、普通に会話の中で『今日は執務で遅くなりそうだ』という感じで、ダメな理由を教えてくださりますから、安心です」


なんともまあ、奥ゆかしい……。

というか……意外と面倒なのね。

いい雰囲気になって盛り上がって18禁になだれこむ……なんて下品なことは、王族の皆様にはないということなのかしら?


「ちなみに何も夜の儀がすべてではありませんから。夜の場合は今の手順ですが、それ以外はお二人の自由意志の元、いつでもどこでも、お好きなように、ですから」


賢者アークエットは千里眼の力を私が持つという言い方をしたが。


実はジョディが持っているのでは!?


「さあ、準備が整いましたよ、サラ様」


ジョディの言葉を合図に、姿見に映る自分を確かめる。


朝食の後、そのままゴルフに向かうノア王太子に当然、私も付き添う。ギャラリーとして。だから動きやすいワンピースタイプのドレスを選んだ。上半身はシャーベットグリーンの生地にビーズを使った立体的な刺繍が施されている。スカート部分には金糸でアラベスク模様が刺繍されており、ドレス生地と同じ色のチュールが、全体的に重ねられていた。エアリーでまるで森の妖精みたいだ。髪は、編みこみのハーフツインテール。これに白い日傘と白いレースのロンググローブをあわせる。


「とてもお似合いですよ。素敵です。今日は天気がいいので、テラスで朝食をとノア王太子様から言われております。ご案内いたしますね」


ジョディに促され、部屋を出た。

本日公開分を最後までお読みいただき

ありがとうございます!


次回は明日、以下を公開です。


8時台「朝からこんなお姿を拝めるなんて」

12時台「陸と水の騎士団長」

20時台「寝よう!」


更新頻度がアップするので、更新通知をひろうため

ブックマーク登録のご検討、いかがでしょうか~


では皆様にまた明日会えることを心から願っています!


      【お知らせ】

  >>まさかの続編スタート<<


『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!

既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』


https://ncode.syosetu.com/n8030ib/


SSを用意しようとしたら、結構長くなりそう……。

ということで続編開始決定☆

本作をお読みいただいていた読者様。

よかったら4月29日(土)の12時台の更新を

ご確認くださいませ~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリ作品をご紹介】
●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●[四半期]推理(文芸)3位●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●のんびりほのぼの●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』もぜひお楽しみください☆

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●頑張れ!悪役令嬢!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!
『悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!』

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●読み切り新作全4話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●読者様感謝企画☆新作完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~
『完結●ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~』はサクッと読める全5話です!

●全6話さくっと読めます●
バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

●一番星キラリの超おススメ●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『完結●断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結!

●新作公開●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。
『乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。』は、女魔王が主人公です!

●一番星キラリのおススメ●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告したバナー
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ第二弾
『完結●婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告した』一気読みがおススメです☆

●一番星キラリのもふもふ作品●
バナークリックORタップで目次ページ
もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
断罪終了後シリーズ第四弾『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』もおススメです☆

●一番星キラリの悪役令嬢デビュー作●
悪役令嬢完璧回避プランバナー
毎日更新中!『悪役令嬢完璧回避プランのはずが色々設定が違ってきています』もぜひお楽しみください☆

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ