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12:アレしかない!

この姿になればさすがに理解する。

間違いない。この後に残されている行事は……。

婚儀を挙げた男女が夜に挑む行事はただ一つ。

アレしかない!

18禁版が18禁版たる所以のアレですよ、アレ!

急に緊張感が高まる。

しかもバスルームから部屋に戻ると。

部屋の明かりが……。


ベッドの左右に置かれたサイドテーブル。

そこにはそれぞれランプが灯されている。

今、その二つのランプしかついていない。

シャンデリアの明かりは、消されている。


「サラ様。準備が整ったことをノア王太子様にお伝えしますので、このままこちらの部屋でお待ちください。ノア王太子様はすぐにいらっしゃいますので」


そう言ったジョディはニッコリ笑顔で、もう一人のメイドと共に部屋を出て行こうとする。


え、何!?

す、すぐに、来るの!?


「ちょ、ちょっと待って!」


思わずジョディを引き留めてしまう。

ジョディは驚きながらも、こちらを振り返る。


「何か足りないものや必要な物がございますか?」


「そ、それは……足りない物はないわ。必要な物は……」


ノア王太子との18禁。

ゲーム画面でなら……何度も……。

だが現実は。

む、無理だ。


数時間前は、ノア王太子の私への好感度がMAXなら問題なし!なんて勢い込んでいたけど。


分からないのだ!


ノア王太子の私への好感度がどういう状態なのか。

婚儀を挙げているし、その最中のノア王太子の表情は落ち着いていた。


その時だけではない。


その後のありとあらゆる行事の最中も、その落ち着いた表情だった。終始一貫、その顔。


正直、未だ、正視はできていない。

あくまでチラチラとその顔を視線をあわせずに見るので精一杯だった。


その状況で確認する限り。

読み取れる感情は落ち着いている。それに尽きる。


さらに恐ろしいことだが。

ノア王太子と私は、婚儀を挙げた二人とは思えないぐらい、会話をしていない。いや、会話はしている。でもそれは婚儀にまつわる行事に関するものだけ。


でもそれで問題なかった。二人で行動しているが、常に周りに人がいる。そして行事の連続。行事に関する以外の会話をする余裕は、どこにもなかった。


つまり。

ろくに会話もできていない。

世間話や天気の話すらしていない。

そして私への好感度も不明。

さらに私は未だ自分の立ち位置が分からない。

王太子と婚儀なんて挙げているが、実はモブだったりする……?


もし私がヒロインだったら。

ヒロイン特有の幸運設定で、この後の18禁も乗り越えられるのかもしれないが。幸運設定は期待できない。そうなると……。


“君待ち”をプレイしていた。

だから私はノア王太子を知っている。

でもノア王太子は私とは初対面。

それでいきなり18禁。

勿論、18禁からいきなりスタート!みたいな展開は、フィクションでもノンフィクションでもありそうだけど……。


私に関していえば、無理、無理、無理。


「……あの、サラ様。賢者アークエット様は、この後の儀式に関する知識を、サラ様はお持ちであると仰っていたのですが。もしや……知識がおありではないのですか?」


ないわけではない。

ないわけではないのですが~~~!

あのノア王太子との18禁なんて、ゲームでならまだしも、現実は……。


ガタブル状態の私を見たジョディは。

「あ、多分、この人、そっちの知識ない」と、理解したようだ。


とても真剣な表情で告げた。


「サラ様。お気持ちは分かります。賢者アークエット様は……時々抜けたことをしますから。落ち着いてください。まずノア王太子様には、お支度に時間がまだかかると伝えますから。そしてすぐに王族に伝わる夜の儀に関する書物をお持ちしますから。あ、あと。お酒もご用意します。サラ様は今、しらふですよね。こういう時はお酒の力をかりるのも一つの手ですから」


え、えーと、この流れでいいの?

一応、今すぐ18禁突入にはならない。

その間に心の準備……できる?

いや、無理でしょう。

今、必要なのは……そう、ノア王太子との会話!

まずは話すの、で、その会話の流れで自然に18禁へ移行……。


いやー、それでも無理!

いや、落ち着け、落ち着くのよ、自分!

深呼吸をした。

十回ぐらい。


婚儀は……同意の上で挙げたのだ。

王太子妃になると決めた。

せっかく召喚されたのだ。

しかも大好きだった乙女ゲームの“君待ち”の世界に。

そして絶対的エースのあのノア王太子と結ばれるのだ。

何を今さら躊躇う必要が?

多分、ここで18禁無理!とか言い出すなんて、私ぐらいだ。


そうだ。そうですよ。

パート仲間の金子さんと葵さんと田中さんと陽菜さんがもし、私と同じ状況だったら……。


うん。

間違いない。

大喜びで18禁へ突入するはずだ。

そうだ、それが普通だろう。

良し。

もうここはなるようになれだ。


第一今の私の体は、元いた世界の私の体とは比べ物にならない。この体であれば、何を恥じる必要があるだろうか!


「さあ、サラ様。座ってください」


気づくと。

ソファの前まで、ジョディと一緒に移動していた。


「!」


ソファの前のローテーブルにはランプが置かれ、さらにワインクーラーには、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、ロゼとボトルに入ったお酒が揃っている。磨き上げられたグラスと一緒に、マスカットやイチジクなどのフルーツも用意されていた。


そして。


赤いクロス張りの結構分厚い本が置かれている。

表紙には恐れ多くも王家の紋章が刺繍されており、そして年季が入っていることが伝わってきた。王族の間で代々伝承されているものと分かる。


「ノア王太子様がいらっしゃるまで1時間ありますから。全部をお読みになるのは無理でしょう。でも重要なのは前半に書かれていることで、最後の方はその型の違いについてですから、目を通さなくても大丈夫ですよ」


型……?

もしかして体……

いや、そこではなく、あ、あと1時間後にノア王太子はここに来るの!?


つい、今、さっき。

パート仲間のことを思い浮かべ、覚悟を決めた。

この覚悟は……そこまで強いものではない。

ちょっとでも横やりが入れば折れてしまいそうな覚悟だ。

そんな覚悟を1時間も維持するの……?

今となってはもう、すぐにでも18禁に突入してもいいぐらいなのですが!!


でも。

ジョディは私を心配して、こうしてお酒とフルーツ、そして王族に伝わる秘伝の書を準備してくれたのだ。この厚意を無下にするわけにはいかない。


「ジョディ、ありがとう。あと1時間後ね。分かったわ。……言われた通り、前半部分を中心に目を通すわ」


「はい。そしてサラ様。いざとなれば、ノア王太子様におまかせすれば大丈夫です。ノア王太子様なら、ちゃんと優しく扱ってくださりますよ」


それは……どうだろう。

“君待ち”18禁版のノア王太子は……。

いや、今、それを思い出すのはよそう。

それを思い出すと、折れそうな覚悟が、ポッキリ折れてしまう気がします!


「わ、分かったわ」


「とりあえず白ワインを開けておきますね。シャンパンはげっぷが出るかもしれませんし、赤ワインは唇が赤くなりますからね。こんな時は白ワインが一番です。ただし、飲み過ぎるとレストルームに駆け込むことになりますから、くれぐれもご注意ください」


ジョディ……。なんていいメイドなの。

かなり踏み込んだアドバイスをしてくれている気がする。


こうして。


グラスに白ワインを注ぐと、ジョディは部屋を出て行った。喉は……緊張感からか、渇いている気がする。白ワインを飲みたいところだが……。


さすがに酒臭い状態で、あのノア王太子と18禁に突入するのは避けたい。ということで、空いているグラスに水をいれ、それを一口飲む。


はあ。


なんだか、一人でいろいろ興奮したからだろうか。

全身から薔薇の香りが立ち上っている。

みずみずしくて華やかでいい香り。


チラリとテーブルに置かれた秘伝の書に目をやる。

王族……というか上流階級の貴族にはこのような書物が伝わると、クイズ番組で見た気がするが。実在するのね……。


どんなことが書かれているのだろう。

普通に、学術的観点からも、気になる。

見るつもりはなかったが……。


気づけば手に取り、熟読していた。

熟読。

そう、予想外に文字が多く、みっちり18禁に関する情報が書かれていたのだ。しかも想像していたより18禁ではない。なんというか、生物学的に分析されているので、18禁を学問として捉えることができた。


これは……なんだか不思議だ。

18禁がもたらす、神秘の世界を目の当たりにしたように感じる。


そんな崇高な気持ちになり、ハラリとページをめくった瞬間。


とんでもない絵が飛び込んできて、慌てて本を閉じる。

ひゃぁぁぁ、何、あれは!

とりあえず、ソファに転がり、クッションを抱きしめる。


私、元いた世界では大人な年齢だったわけで。

今さら18禁でここまで大騒ぎする必要はないのに。

どうしてこうも動揺してしまうのだろう……?


そこで考え込んだ私は、一つの結論に至る。


きっとノア王太子に18禁最中の姿や顔を見られたくないのだ! もちろんこの体も顔も、元いた世界のものとは変わっている。そうだと分かっているが、あのノア王太子に緩みきった顔を見せたくない……!


ということは。


部屋が真っ暗であれば、ノア王太子との18禁に耐えられるのでは?


そうだ。きっとそうだ。


部屋の置時計で確認すると、ノア王太子が来るまでまだ30分近くある。


まだ早いと思うが……。


いざ18禁に突入してから「明かりを消してください!」と言えるかどうか分からない。こんな時こそ、転ばぬ先の杖だ。ソファから起き上がると、ベッドに向かい、二つのランプを消した。


一気に部屋全体の暗さが増す。


今、明かりはソファのローテーブルのランプひとつのみだ。そしてランプの明かりは、ベッドの方にほぼ届いていない。


これならなんとかいける気がする!


安心した私はソファに戻り、クッションを手に、先ほどと同じ姿勢になった。


ジョディは。

ノア王太子にどんな説明をつけ、1時間も待たせることにしたのだろう? 私が18禁に関する知識が皆無で、絶賛学習することになった……とは言わないと思うけど。


そこでふわっと欠伸が出た。

昨日に続き来訪いただけた方、ありがとうございます!

この投稿を新たに見つけていただけた方も、ありがとうございます!!

このあともう1話公開します!

12時台に公開します。

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