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いつもと変わらない朝のはずだった...
「ロッド、起きなさい!起きなさい!」
めちゃくちゃでかい声が下から聞こえて来る。
僕のお母さんだ。
「は〜い。起きまーす。」
ベットは至極の時間だ。
今日も憂鬱な朝が来て、美味しい朝ごはんを食べる。
ベットから起き上がり一階に向かった。
いい匂いがしてくる。
今日の朝食は、目玉焼きとベーコン、オレンジジュースだ。
朝から飲むオレンジジュースが僕の身体を最高な状態にしてくれる。
僕は椅子に座り、朝食を食べた。
嫌な朝だが、この時間だけはいつも幸せだ。
満足して、学校に行く準備をする。
今日は部活がある。部活の道具を持ち玄関に行く。
今日は雨が降るようだから、傘を持って行こう。
「お母さん。行ってきます。今日は部活があるからちょっと帰りが遅くなるね。じゃあ、バイバイ。」
「行ってらっしゃい。」
ドアを開けて登校しようとした。
その瞬間、辺りが歪み始め僕は混乱した。
赤や緑、青などいろんな色が辺りを覆い尽くす。
黒と白が僕の方へ迫って来る。
今朝食べた朝食が吐き出しそうな程の気持ち悪さが襲ってきて、僕の意識は消えた。