表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブースト・VASARA  作者: ルク穴禁
第14章(変わる世界)
102/102

102(エピローグ)

ーー(バサラ)はアンタレスの隊員として、トラピストの使徒が放ったモンスターの後片付けをしていた。一時は大量に増えたモンスター、特にフライングモンスターは数万匹まで増えた。俺は片っ端からビームを纏わした大ブレードで斬り刻む。楽勝だ。


ーーそして、数年後。モンスターとトラピストの使徒が消え去った地球。今どき、ハイブリッドも稀有な存在となった世界。アンタレスは解体された。


俺はセカンドキャリアに何をしようか考えていた時に、イタリアに居るキノさんから天文学の世界へ誘われた。


俺はキノさんの申し出を受けて、今、木星探査の巨大宇宙船に乗ってる。牡丹は俺の後を追いかけてきた。2人で気ままな木星の衛星旅行をするつもりだったが、アダムとアール、サソリのメンバー全員も同じ宇宙船に乗り合わせていた。同じく、キノさんに誘われたそうだ。


俺は牡丹と一緒に宇宙船の客室の窓から宇宙空間を見る。


「あれで良かったのかな?」

「何が?」

「トラピストの使徒よ」

「人間に宣戦布告して、地球を乗っ取ろうとしたんだ。あれで良かったと思うよ」

「バサラさんがそう思ってるならいいの。今やバサラさんは地球を救った英雄だから」

「本当の英雄は織田長官だよ。あの世から導いてくれた」

「オカルトパワーね」

「俺はオールドデザインのデザイナーズベイビーだから。さて、木星の衛星はどんな世界かな?」

「地球以外の星って初めてだから楽しみ」

「呑気だな、アハハ」

「戦争は終わったのよ」

「そうだな」




ーー平和が長続きしますようにーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ