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AIと反逆者  作者: 風薙 桐
一章~踏み出す覚悟~
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エピローグ

初投稿です。至らない点があるかとは思いますが、楽しく書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

「アンダー2部隊。35地点に反逆者発見、至急移動し、目的を撃破するぞ。」


「はい!」

隊長がそう告げると周りの隊員は素早く武器を持ち、移動の準備を始めた。

"妹がそこに居たら?”一瞬そんな考えが頭によぎったが、裏切ったのは自分なのだ。今更何を考えているのか。

「移動開始。」

合図と共に俺、瀬戸南の所属する部隊は目的地に移動した。AIに屈しない反逆者と呼ばれる"人間”を殺すために。


35地点に到着すると10人ほどの反逆者の姿があった。

「突撃!」

隊長の声が響き、自分もいつも通り突撃して、剣で斬り殺せばいい。それだけなのに不思議と今日は斬る気になれなかった。

妹のことを思い出したからなのだろう。しばらく戦闘風景を眺めていると

「南!何してんだ!」

ハッとして剣を構え、前に来た人間を斬る。後ろでその仲間だと思われる人が何かを叫んでいた。

少し経つとその声も静まり隊長の帰還の号令が耳に入った。

「本当にこのままでいいのかな。」

自分への問いかけの答えは出なかった。


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