SEIRANN魔法学校
「...8時20分....。」
「....。」
「って..えぇぇ!!」
ち......遅刻する〜〜〜
.....。
あ、どうも。ご紹介遅れました。
雲母 嵂、12歳。6月6日生まれの双子座です。
O型という、大雑把、マイペースな性格です。
.....ってはっ、誰に話してるんだろ。
....8時30分.......
やばい、紹介している場合じゃない!!
「行ってきますー」
そう言って家を出た。...返事はないけどね。
嵂は、特別な理由があって一人暮らしをしてる。
まあ、つい最近からだけど。
その理由は............。
........嵂は、魔法を使うことができる...能力者だから。
この世界、パープミートには、約一億人がいきている。
その中で、能力者は、約500人しかいない。いわゆる、「特別」な存在ってこと。
そして、今日はその「能力者」用の学校の入学式があるんだ。
寝坊しちゃったから、遅刻しそうなんだけどー。
学校までは、嵂の家から、専用バスで10分ぐらい。
♪〜♫〜♪♫〜〜♪
「到着しました。ドアは、左側です。」
ふぅぅ。やっとついたー。
8時46分。........。
やーばーいー。9時からなのに。
受付に行くと、ちゃんと嵂の名前があった。
専用ルームに入ると、ざっと50個程度の椅子があって名前がついている。
ぼーっとしてると、左側の女の子に声を掛けられた。
「あ、えっと、私、藤黎 梨尋っていうんだ。よろしく。」
「あ、よろしくね。雲母 嵂っていうの。」
『・・・名前がちょっと似てる‼︎』
「ハモったー!」
梨尋って、嵂と気が合いそう...!
「梨尋、親友になってよ!」
「うん、いいよ!」
こうして、嵂は、初めての親友ができた。
「クラス、一緒になるといいね!」
「そーだね!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嵂は、入学式用の部屋を見渡してみた。
シンプルな、オパール・グリーンが主な部屋。窓は分厚い。とても素敵な部屋だ。
そういや、門にシステムがあったっけ。
...などと考えていると、入学式がはじまった。
「これより、SEIRANN魔法能力学園の第一回入学式、開校式をはじめます。」
「まず、クラス分け、寮分けをします。」
「簡単に、クラスは、3つあります。」
「まず、SPクラスです。このクラスは能力の高い人のためのクラスです。」
「FSクラスは、魔法使いに向く人のクラスです。」
「最後は、MBクラスです。おそらく、人数が少なくなると思いますね。」
MBクラスって......何だろう。
説明がないし!
・・・まあ、いずれ分かるかなぁ………?
「それでは、これを使ってクラスを決めます。」
何だろう。箱のような物に見えるけど。
すぐに番が来た。
「手を置き、目をつぶって、力を抜いてください。」
…………。目を開けると、箱に、<MB>と書かれていた。
嘘!!何でだろう!
梨尋は....、りずはどうなんだろう........?
「私もMB!やった〜♫」
何と一緒だった。神様に感謝しないと‼︎
「sクラス8名、fクラス12名、mクラス5名の、計25名となりました。」
「改めておめでとう!」
「このクラスで3年間学びます。寮は、sクラスは、1階で、2人4部屋。」
「fクラスは、2階で2人6部屋。」
「mクラスは、3階で、2人1部屋と、3人1部屋です。」
「ちなみに、男子12名、女子13名です。」
説明が終わり、挨拶があって、無事に終わった。
この日は、クラスの授業内容などの説明はなく、嵂は、寮で明日を待つことにした。




