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第2話 スキル

朝になり兵士に起こされて俺たち勇者は朝ごはんを用意されていたのでそれを食べて皆が準備できたところでついにダンジョンに行くことになった。



この世界にはステータスを見る方法があって、『ステータス表示』と言うと目の前に自分のステータスが現れる。そこで自分のを確認するというわけだ。他の人には見れないが『ステータス公開』と言うと手のひらに免許証サイズで実体化される。これで本人確認を取れるそうだ。ただし公開の方に載っているのは本人の名前と年齢、性別などでスキルやステータスの詳細等見られたら困るような事は書かれていない。そしてこの免許証は壊されても自動的に公開を解除するようなものでもう一度言ったら出てくる。ちなみに、消す時は本人が念じたら消える。


「おはようございます。勇者様それでは早速レベル上げをしに行ってください。仲間が要ると思っている方は勇者様から見て右手にいる兵士について行って仲間を厳選してください。ソロでいいと思う方は後ろにいる兵士について行ってください。レベルを上げる場所はそれぞれの好きな場所で行ってください。では、お願いします。」



俺はソロをすると決めていたので早速後ろに歩いて行くと俺以外にもう1人だけが後ろの兵士についていった。


兵士に着いて行くと城下町があり、その城下町を通り抜けて関所があり入り口と出口の2箇所がありその2箇所ともに兵士がいて証明証(免許証)を確認している。兵士の話によるとここで犯罪者や賞金首が紛れていたら捕まえれるからだそうだ。それと、違う国の場合は商業通行手形もしくは入国手形と言われるパスポートみたいな物があるらしくそれが無い場合は入国に1万Gold掛かるらしい。

1万Goldは日本円で言うと1万円と生活に必要そうなお金などを聞いて判断した。



俺ともう一人いた勇者が関所を出たところで別れ、兵士はお城に戻ったところで俺は早速古い方のダンジョン(名前はキリング第一ダンジョンだそうだ)に俺は潜ることに決めた。




早速ダンジョンの入り口にまで行くと一応ダンジョンで警戒しているのかこんなところにも兵士が居た。

そこで250階層までのそれぞれの部屋のデータが書いている地図(この世界では地図を持つと地図が脳内にインプットされるようになっている)を無料配布していた。きちんと罠がどこにあって何分で罠が再設置されるのかまでも記してある。その地図をもらったところでダンジョンに潜ってみた。


敵は死んだらポリゴン状になって砕けて死ぬので血などはでなくてドロップアイテムになって持ち主のアイテムリストの中に入るとダンジョンに入る前に兵士に教えてもらった。


初めての戦闘になったのはスライムだった。弱いスライムは普通の剣でも切れるがだんだん弾力が増し魔法で倒すようになり更に強くなると魔法と物理両方に耐性ができているそうだ。ここらへんのスライムは弱いスライムなので楽々と切っていった。

スライムの形はドラ◯エのあの形だった。



その日は5階層のボスを殺して6層で弱い魔物を狩り続け経験値を手に入れた。


ステータスにはレベル、攻撃力、防御力、素早さ、体力、魔法攻撃力、魔法防御力がある。



初日のステータスはレベル1、攻撃力10、防御力30、素早さ120、体力80、魔法攻撃力10、魔法防御力80とステータスにばらつきができていた。


それが今日狩り続けてレベル11、攻撃力70、防御力200、素早さ500、体力400、魔法攻撃力40、魔法防御力300となっていた。


これだけを見ると攻撃力が無く敵を倒せなさそうだが第一ダンジョンの方では5階層のボスは攻撃力10の人が5人居たら倒せる程度だそうだ。


ちなみに、レベル20の一般的な兵士のステータスは攻撃力50、防御力80、素早さ60、体力200、魔法攻撃力50、魔法防御力150、だそうだ。

個人差でばらつきがあるみたいだが一般的な兵士と比べてやはり勇者補正がかかるいそうだ。




俺はレベル11になった後、城に戻った。その頃には既に夕焼けで晩御飯が用意されていた。



俺が晩御飯を食べ終えて部屋に戻ろうとした時に他の勇者が続々と帰ってきた。部屋に着き、しようとしたことはスキルポイントの使用だ。



俺が選んだ能力は強奪という能力だ。しかし、素早さが相手よりも劣っていたら強奪は出来ない。今は強奪のレベルが1で奪えるものが少なく意味はないが、レベルが50がマックスだそうだが、40くらいで相手のステータス値も盗めるようになる。30くらいで人一人につき5つまで盗めるように50までいくと何でも盗めるそうだ…


その情報はパソコンの能力の名前の隣にHELPがあったのでそこを押したらでてきた。


スキルポイントが10溜まっていて、スキルのレベルを上げるのに必要なスキルポントは1レベから2レベには1、2レベから3レベには2、3レベから4レベには3と上げる前のレベル分のスキルポイントを使わなければならない。


つまり10ポイントを持っていて1レベから始まるとスキルレベルが5レベルになると言うわけだ。


俺は何のためらいもなく5レベルまで一気に上げた。



すると、目の前に


レベルアップボーナス

・盗める対象の範囲が広くなりました。極小→小の下

・盗める合計数が増えました。1→2

・盗む対象との距離が少し遠くでも盗めるようになりました。50cm→1m

・盗める対象から奪える数が増えました。1つ→2つ



盗める対象とは、敵のレベル・職業が関係しているので敵のレベルが少し高くても盗めるようになったという事だ。


しかし、一概にもレベルだけというわけではなく勇者の場合はもし5レベルでも盗む時には55レベルと同じ扱いになっているように職業補正で+50レベルされている



問題は、敵のレベルが分からないことだ。もし、スキルを発動しても敵のレベルが対象では無かった場合、5秒間の硬直に陥る。



つまり対象かどうかは、敵に5秒間の猶予を与える可能性もあるので行動不能にしてからするのが良さそうだ。




俺はそこまで考えた後にゆっくりと眠りについた。



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