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0―プロローグ

レフェル様とのコラボです!上手くつぐみを出し切れるか不安です(笑)

 2032年…舞台は東京の新宿。

 近未来なビルのようなアパートの一室に彼は住んでいた

 と言ってもこのアパートは普通の家賃月三万円の6DLKだ。この時代この広さでこの家賃は普通なのだ

「…………」

 ベッドに寝そべらずに彼は壁に縋るようにして眠っていた

 寝癖からか左の方だけボサッとしてはいるが整った顔はなかなかの美形で、体格もしっかり引き締まっている

 と、時計のアラームが鳴り始め彼に朝を告げた

「……ふぁ。やっぱり朝は眠いな…」

 アラームを止めるとするりとベッドから抜け出す。寝ぼけた表情のままふらふらと洗面所まで行くとスイッチを押し金属パイプのようなものから綺麗な純水が流れ出した

 それを両手ですくうと思い切り顔にバシャリと当てた

「よっしゃ!目が覚めた!」


 吉沢秀久は新宿にある一番有名な学園…“私立王立新等学園”の二年生である…。彼は170平均より高い背を伸ばすと無造作に籠へ脱いだ衣類を投げた

 引き締まった筋肉が露わになるがそのまま洗面所から出ると箪笥をあさり始める

「おっかしいな~…確か予備は閉まっておいたんだけどな…」

 制服は今洗っている為今日は予備を着ていかなくてはいけないのだが…中々発見出来ず、しきりに首を傾げてはあさるを繰り返す

「…こんなことなら最初から用意しとくんだったな…」

 苦い笑みを浮かべながら捜索を続けていると外から廊下を渡る音が響く

 その音はだんだんと近くなり急に止む


「シュウくんおはよう!」


「………んなっ…つ、つぐみ」

「みゅ?……」

 自動ドアが勢い良く開くと、つぐみと呼ばれる少女が入る。つぐみは秀久の状態に気づくと表情が固まってしまった

 同時に秀久に危険アラームが告げられるが、もう時は遅く……

「き、きゃああああ!」

「うわああああ!?ふべらっ!」

  ――ナイスヒット!

 つぐみは悲鳴を上げながら近くにあった靴べらを思い切り投げつける

 靴べらが顔面に直撃した秀久は目を回しながら撃墜した

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