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此岸  作者: 満腹太
13/16

12

二郎は数日間で砦周辺の魔物の強さを確認した。


南の大陸で現れたゴブリンやオークがメインだったが、二郎の早打ちの前には接近すら出来ずにその命を終わらせた。


二郎は早打ちで倒せなくなる敵が出てくるまで大草原をすすんでみようと考えた。


見晴らしの良い大草原に現れる魔物は大型しかおらず、二郎は発見される前に背中の狙撃銃で確実に脅威を排除しながら進んでいった。


「これが神殿か…」


二郎の目の前にあるのは石柱で出来た古い神殿だった。


二郎は周囲を警戒しながら神殿内を覗いた。


神殿の中は大聖堂と思われる広間とその脇に幾つかの扉があった。


二郎は足音を消しながら壁伝いに大聖堂に入った。


大聖堂の奥の地面に大きな魔法陣が描かれていた。


(これが魔物が泡られる場所か?)


そんな事を考えていた二郎の耳に1つの扉から物音が聞こえた。


二郎は銃を抜きつつ物音が聞こえた扉をゆっくり開けた。


「…!」


二郎が見たのは着替えをしている女性だった。


こちらに背を向けローブが足元に落ちていた。


その女性は下着を脱ぎ、別の下着を履きかえ新しローブを着替えた。


ただ、普通の人とは違い彼女には背中に猛禽類を思わせる翼が生えていた。


その女性がふと後ろを向くとドアの隙間から覗いている二郎と目があった。


「キャ――――!!」


その女は二郎に向ってファイヤーアローを放った。


「うお!!」


二郎は扉を閉めてその場を離れた。


一瞬の差で二郎では無く、扉に魔法が当たり爆発した。


煙漂う室内から翼を持った女性が現れた。


「おまえ!人間か!!」


「良いモノ見せてもらいました。今晩のオカズにします。」


二郎は笑顔で答えた。


「ック!死ね!!」


女は顔を赤く染めながら二郎に無詠唱でファイヤーアローを放った。


二郎はファイヤーアローを横に跳ぶ事で避け、石柱の後ろに隠れた。


「フン!まあ、いい。もうすぐ次の便が到着する。それまでの命だ。」


女はそう言うと、魔法陣の上で詠唱を始めた。


様子を見ていた二郎の目の前で魔法陣が光輝いた。


光が納まると20体ほどのオークが現れた。


「柱の後ろに人間がいる!殺してしまえ!!」


女が叫ぶとオーク達は鳴き声を上げながら二郎のいる柱に近づいた。


二郎は迫りくるオークを1匹ずつ確実に銃で仕留めた。


オーク達は眉間に穴を開け全滅した。


「ック!全滅?!まずいわね…。」


女は再度呪文を詠唱するとその体が光に包まれた。


二郎は光輝く女に抱きつくと、女と同様に光に包まれた。


光が納まり二郎が見た物は石で出来た暗い室内だった。


今までいた神殿ではなく、光がたいまつの照明しかない部屋に女と共に倒れていた。


二郎が起き上がろうとした時、後頭部を何者かに殴られ気を失った。



二郎は眩しい光で目が覚めた。


「…ん、なんだ…」


二郎は台のような物の上で裸で拘束されていた。


周囲は緑色の壁と床、そばにいた男は緑の割烹着を着ていた。


「ククク、それではぁ、人間の解体を始めるぅ。」


そういうと男は拘束されている二郎の腹を横にナイフで開いた。


「あああああああああ!!!」


「ククク、良い悲鳴だぁ。次はこうだぁ。」


男は二郎の腹に手を入れると帳を引きずりだした。


「あああ!!やめて!!助けて!!」


「ククク、止めてと言われてぇ、止めるヤツいるかなぁ?」


男は楽しそうに二郎の腹の中に手を肘まで入れると二郎の心臓を鷲掴みにした。


「ククク、それではぁ、さようならぁ。」


男は二郎の心臓を引き千切ると二郎の胸に置いた。


二郎は心臓を引きちぎられたショックで意識を失いながらも声に出せない悲鳴を上げていた。


しばらくすると二郎の体は動かなくなった。


「ククク、ゴミは処分しないとなぁ。」


男は二郎を載せた台ごと隣の部屋まで移動した。


隣の部屋には大きな穴が開いていて、男は台の上の二郎を投げ捨てるように穴に落とした。


「ククク、久し振りの人間解体は楽しかったですねぇ。」


男は扉の脇にあるスイッチを押すと穴の中から火柱が上がった。


「これでごみ処理は完了ですぅ。次の人間はどれにするかなぁ。」


男は笑みを浮かべながら部屋を出ていった。



二郎が気がついたのは暗い穴の中だった。


周囲には多くの人骨があり、二郎の足元も人骨で覆われていた。


「…拷問死か。その後にここに入れられたのか?…まずは、この穴から逃げないとな。」


二郎は壁にある穴や出っ張りを使い器用に穴を上って行った。


穴の深さはおよそ20メートル。二郎は1時間ほどで穴から脱出した。


「それにしても、ここはアイツらの基地か?」


二郎はカウボーイ姿になると部屋の扉から顔を出し廊下を見た。


石で造られた暗い廊下には所々でたいまつが焚かれているだけで人の気配はなかった。


「まずは調査か。」


二郎は気配と足音を消し廊下に出ると右か左か迷った末、右に向かって歩きだした。


幾つかの個室があったが、人の住んでいた形跡はなかった。


「ここもか…、次こそは何かあるか?」


二郎が次の部屋の扉を開けると、驚きで声がでなかった。


部屋の床は掘られ3メートルほど低くなっていて、そこには緑色に輝く怪しい液体に何体かの魔物が横になって沈んでいた。


「…なんだこれ…」


二郎が液体の表面を覗くと横になっていた見た事もない魔物が目を開けた。


「うお!」


二郎が液体から顔を離すと魔物は再び目を閉じた。


「…まぁ、ここはいいや。次行こう。」


心臓の鼓動が聞こえるくらい驚いた二郎は、自分に言い聞かせるように部屋を後にした。



「ここは…!」


二郎が扉を開けた先には二郎を殺したあの男が居た。


「ククク、さあ、さようならぁ。」


男は台の上で寝かされていた女の首をナイフで切り裂いた。


「ククク、気持ちの良いシャワーですねぇ。」


男は溢れる血を浴びながら笑っていた。


「さて、そろそろ魔物の改造のお仕事に戻りますかねぇ。」


そう言うと男は台を二郎がいる扉に向かって押し始めた。


二郎は扉の横に立ち出て銃を構え男が出て来るのをまった。


激しく扉が開くと台に寝かされた女が出てきた。


両手、両足を拘束された裸の女が男に押されながら出てきた。


「ん?」


男が二郎に気がついた瞬間、発砲音と共に男の額に穴が空いた。


男はそのまま崩れ落ちた。


「…こいつは死んで正解だな。」


半笑いで死んでいる男を見て二郎はつぶやいた。


すぐに遠くから誰かの走る足音が聞こえた。


その足音は確実に二郎のいるう場所に向かっていた。


「大丈夫か!」


廊下の先で女が叫んだ。


「ッ!!貴様が!!」


血の海で倒れている男を見た女が二郎に向かって憎悪の目で睨んだ。


その女は、二郎が裸を見た女だった。


「おまえが兄さんを!!」


女は二郎に向かって無詠唱でファイヤーアローを唱えた。


二郎は迫る炎の矢を避けながら戦略的撤退をした。


後ろを向いて走り出した二郎を鬼の形相で追いかける女。


廊下を必死に蛇行しながらも全力で走る二郎。


その頬を炎の矢が掠り冷汗を何度も流した。


そして見つけたのは空いている扉だった。


二郎はその扉に入ると急いで扉を閉めた。


その扉は今までの鉄や木の扉と違い、透明なガラスのような物で扉が出来ていた。


扉の鍵を閉め、突破されない様に横にあった長椅子や机でバリケードを築いた。


その間、扉の向こうでは鬼の形相の女が扉を叩いていた。


「ふぅ、これで暫くは大丈夫かな。」


二郎が扉の向こうで必死に扉を叩く女を無視し部屋の中を見渡すと、その部屋には入ってきた扉以外に2つの扉があった。


1つは奥に通じる魔法陣が描かれた部屋へ通じる扉。


もう1つは地下へ通じる扉だった。


二郎は地下への道を慎重に進むと、そこは地下に造られた巨大な牧場だった。


ただし、飼育されているのは多くの魔物だった。


その魔物を白い翼を持った自称神を名乗るものが管理しているのは牧場の雰囲気から二郎は理解できた。


「ここは…。」


階段から見ていた二郎にオークの1体が気が付き、雄たけびを上げた


「まずっ!見つかった!!」


焦った二郎は階段を駆けのぼり透明な扉を閉め鍵を掛けた。


直ぐに扉の向こうに数人の白い翼を持つ男たちが現れた。


「オイ!扉を開けろ!」


「痛い目に合いたいのか!」


「さっさと開けるんだよ!!」


それぞれが扉を開けるように言うが二郎はそれを無視して魔法陣のある部屋に走って向かった。


魔法陣の上に二郎が乗るが魔法陣は何も反応を示さなかった。


「くそっ!詠唱が必要なのか?エネルギーが足りないのか?!」


半分混乱した二郎は部屋を見回すが何もなかった。


「まずい、まずい、まずいーー!」


二郎は隣の部屋に移動すると周囲を見回した。、すると壁に突起物があるのを気がついた。


二郎はそれをいくつか押した。


「おい!やめろ!」


「下手に触るんじゃない!」


「そんなにボタンを押したら!!」


ボタンを適当に押している二郎を扉の向こうの男が静止させようとするが、二郎の心の中では捕まればまた拷問死を迎えると考えていて恐怖で一杯だった。


「ん?」


二郎は透明なケースに囲まれた赤いボタンを見つけた。


二郎がカバーを開けると扉の向こうの男たちは、今まで以上の声で二郎を止めようと叫んだ。


「おい!それに触るな!」


「まて!やめるんだ!」


「それだけはおしちゃいけない!!」


二郎は男たちの尋常じゃない雰囲気を感じ取った。


「ポチっとな。」


二郎がボタンを押した。


その瞬間、二郎達は光と爆発に包まれた。





「知らない天…天井ないし。」


二郎が目を覚ますと空を覆う星空が見えた。


周囲を見回すと焚き火のそばに数人が座っていたのが見えた


「あら、眼が覚めたのね。」


二郎は寝ぼめた頭で声の方を見ると、スパッツにタンクトップの筋肉質の男がいた。


「あーっと、クリムトだっけ?ここはどこ?」


「ここはジュンケイの町に向かう街道よ。私たちは空から落ちてきた大地の調査で町から南に森の中に向かったんだけど、あなたが岩や土と一緒に倒れてるから驚いたわ。」


「そうか。助けてくれてありがとう。」


「お、眼が覚めたか。」


クリムトと二郎の会話にルーレンが現れた。


「ええ、御蔭さまで、元気になりました。」


二郎は起き上がるとマットの上に胡坐をかいて座りなおした。


「ああ。…ところで、なんであんな所にいたんだ?」


ルーレンは二郎の行動に疑問を持った。


ジュンケイよりも南には大きな町は無く、小さな村しか存在しなかった。


「んー、依頼ですね。報告できるところまで調査出来たんで聖都に戻ろうと思います。」


「そうか、がんばれよ。それともう一つ、空から落ちてきた大地について何か知らないか?」


二郎は腕を組んで考えた。


「いろいろと言えないことがありますが、俺の予想で良ければ。」


「予想とは?」


「はるか上空に浮遊大陸があると予想できます。それが何らかの原因で一部が落下したのではないかと…」


「浮遊大陸か。ガキのころに聞いたおとぎ話に出てきたな。神様が住んでる楽園だっけか?」


「神様なら苦しんでる人を救ってほしいものですよ。」


「確かにな。」


二郎とルーレンはお互いに笑いあった。


「さあ、二郎。美味しいスープよ。」


いつの間にかにクリムトがスープを持って来てくれていた。


「ありがとう。」


二郎は素直に礼を言って受け取った。


「…はぁ、美味しいな。」


二郎は暖かいスープを飲み干すと再び眠ってしまった。



翌日


二郎はルーレン達に連れられてジュンケイの町にきていた。


ジュンケイは南の大陸で南西の端にあり、これよりも南にも西にも大きな町は存在しなかった。


「ジロウ、俺達はギルドに報告に行くが、お前はどうする?」


ルーレンは町に入るなり二郎に訪ねた。


「んー、馬を買って聖都に向かいます。」


「そうか、遠い旅になるががんばれよ。」


黒い太陽の一行がそれぞれに二郎に別れを告げるとその場を去って行った。


「んじゃ、さっさと向かいますか。」


二郎は馬を買いに馬屋にむかった。




3日後


「ハッハッハ!おい、命が惜しければ有り金すべて置いていけ。」


カウボーイの姿の二郎の目の前に4人の山賊が現れた。


彼らが現れた瞬間、二郎の乗る馬を射ぬかれ地面に倒れた。


二郎が起き上がろうとすると、眼の前に剣を突き付けられ金を要求された。


「…起き上がらないと渡せないが…」


「おい、そいつの剣を取っとけ。」


山賊の1人が他の山賊に命令し、二郎の体を調べた。


「こいつ剣を持ってませんぜ。」


「ハッハッハ、そうか。おい、ゆっくり立ちな。」


二郎はゆっくりと立ちあがった。


二郎の前に3人、後ろに1人と二郎に不利な状況だった。


「さあ、金を出せ。」


二郎はゆっくりとポケットに手を入れようとし銃を抜き、剣を突き付けている男の胸に向かって鉛玉を放った。


「うぐ!!」


男はニヤついた顔を歪めながら剣を振る前に息絶えた。


「!きさま!!」


二郎は左前にいた叫んだ男に向かって銃を放った。


そのまま右前方の男を撃ち殺すと二郎は背中の男がいる方向に後ろ蹴りを放った


「うぐあ!」


二郎に斬りかかろうとしていた男は蹴りの衝撃でバランスを崩し倒れた。


男が立ち上がろうとした時、額に冷たいものを感じた。


「バイバイ。」


二郎が告げると男の額に突き付けられた銃から無慈悲な銃弾が放たれた。


4人の山賊を始末した二郎は他にもいないかと周囲を警戒した。


「…大丈夫そうだな。それにしても馬やられちゃったな。」


二郎は頭を掻きながらどうするか悩んだ。


「…さっさと行って報告するかな。」


二郎は悩んだ末、森の中に入るとドラゴンに変身し、聖都に向かって飛んで行った。


ドラゴンの飛行速度は馬の速度を遥かに超え、馬で20日以上掛かる距離を3日間という驚異の速度で飛んだ。


≪聖都も見えたし、そろそろ降りるかな?≫


超上空を飛んでいた二郎は雲の下にあると予想する聖都の位置に向かって急下降した。


≪うげ!ヤバい!≫


二郎が雲の下に来ると、そこは聖都の上空だった。


よりにもよって聖都の宮殿の真上で二郎は慌てて下降を辞めようとしたが、すでに制動は間に合わなかった。


≪ならば!!中庭に着地だ!≫


二郎はその巨体を器用に傾け中庭に墜落した。


≪いててて、体中痛いけど建物も人も被害はないはず≫


二郎が周囲を見回すと、剣や槍を構えた兵士に囲まれていた。


≪あれ?逃げ場ないかな?まあ剣や槍程度では傷付かないからいいけど。≫


二郎がそういうと宮殿の奥から見たことがある人物が現れた。


「全員剣を収めよ。その竜は悪しき竜ではない!」


アメン王は全員に聞こえるように大声で叫んだ。


≪アメン王、俺の言葉がわかるんですか?≫


「我を誰だと思っている。ジロウもさっさと姿を変えよ。そのままの姿では話も碌に出来ん。」


二郎はその大きな竜の頭で頷くと人の姿に変身した。


その姿はカウボーイスタイルだった。


「うむ、ここに来たという事は何かわかったのか?」


「はい、ですがここでは…」


「そうだな。では着いてこい。」


アメン王はそのまま宮殿に入ると二郎も兵士を越えアメン王の後に続いた。


「うむ、では前の部屋に行こう。」


「あ、はい、分りました。」


宮殿の中で立ち止まっていたアメン王は二郎に声をかけると数人の兵士に護衛されながら前回と同じ小さな部屋に入った。


2人が椅子に座ると二郎は現れる魔物、翼を持った者達が北の大陸にも侵攻していて、敵の転移魔法で基地らしき場所に飛んだこと、そしてそこを破壊し気が付けばジュンケイの町の南の森で空から落ちてきた大地の事を告げ敵の本拠地がおとぎ話に出てきた浮遊大陸である可能性が高い事を告げた。


「…うむ、これだけの調査を2年で行うとはな…」


「え!2年ですか?」


二郎が驚いた。二郎の体感した時間は聖都を出てわずか3か月ほどだと思っていたのだった。


「ああ、2年過ぎた。」


「2年かー。どうしよう…」


「うむ?誰か待たせている者がおるのか?」


「はい、イリスと言う冒険者です。」


「それはお主が言っていたハーレムの第一号か?」


「えーっと、とりあえずイリスに2年も待たせたこと謝らないと…」


「安心せよ。お主が北の大陸に行った後に西のそよ風の1人が怒鳴り込んできてな。ククク、大臣達は皆泣いておったぞ。」


「えーっと、どういうことですか?」


「ああ、そのイリスに怒られてな。いろいろあった後、西のそよ風と専属契約を行ったのだ。」


「専属契約ですか?」


「ああ、パーティーを組んでる者が1人の依頼を受けるのは冒険者の規約違反だと言われてな。それならば、西のそよ風全員を、と思ったのだ。明日には帰って来るだろう。今日はゆっくり休むがよい。」


アメン王は二郎の体を思いやり早めの就寝をするように言うと部屋から出て行った。


二郎は女官に連れられ客室に案内されると直ぐに食事が運び込まれた。


二郎が食事を終え、大きな浴室に女官に案内され、彼女に風呂の世話と下の世話をしてもらった。


再び女官を連れ部屋に戻った二郎は朝まで女官を離さなかった。


肉欲に溺れた二郎はいつの間にか過ぎていた2年の事やアメン王がドラゴン状態の二郎の言葉が理解できることをすっかり忘れていた。



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