頭の中
頭の中にある文字をとにかく書き連ねたものです。
僕は日々色々な妄想を膨らませている。例えば時間を止めることが出来たらどうやって生きるのが1番楽しいか。時を止めれるのであれば、男の夢である最強の名を欲しいままに出来る格闘家になることだって可能だ。どんなに速いパンチも避けることができるし、どんなに屈強な筋肉を持った奴も停止状態で殴り続ければいつかは倒れるだろう。さらにはお金にだって一生困らない。格闘家の給料に不満があったらアメリカにでも飛んでポーカーの大会で優勝しちゃえばいいのだから。相手の手札は見放題だし、次に出るカードも自由自在だ。でもそれって本当に楽しいのだろうか。最強になったからなんなのか、億万長者になったからなんなのか。今後弱くなることも貧乏になるリスクも全く無い人生なんて確実に楽しくはないだろう。人生に飽きてしまうだろうから。では、万能ではなく少し欠点のある能力だとしたらどうだろう。サイコキネシスを使えるが力の加減は上手く出来ないとする。格闘家なんてしたら相手を殺めてしまい表舞台から消えることになるだろうし、マジシャンになったとしても力が暴走して放送事故なんてこともありそうだ。リスクがある程度ないと楽しさを感じられないというのは人類みな同じだと考えるが、人を殺してしまうかもしれないリスクはさすがに負えない人が大多数だろう。いや、まず前提として自分だけが能力を持っているというのがつまらない。強さを突き詰めて、やり込み要素もなにもかも完全攻略したRPGは一気に飽きが来る。やはりどれだけ努力をしても届かない壁が存在するような対人ゲームのように相手もそれなりに能力を持っていて欲しい。しかしその中で自分が最強でありたいという願望もある。人間の感情というのは些か理解し難いものであり数々の矛盾を生み出すものである。そんなことを普段から考えているが、空想上でそんなこと語っていても仕様がないと思うくせにそんな自分に空想上くらいこんなことを語らせてくれと主張する自分もいる。自分だけが特別でありたいと願うくせに平凡な人生こそ幸せであると信じる自分もいる。自分を変えるために努力をしようと意気込んだすぐ後に、運命は全て神によって決められているのだから諦めようと理由付けして行動をやめる。良い占いは信じて悪い占いは信じない。人間の感情はいつも2人の自分がせめぎ合っている。ぶれない芯を持った人間だって居ると言うかもしれないが、傍から見てそう思われてる自分が好きで演じているだけに見える。ひたすらに頭の中に浮かんできた文章を打ち込み続けてはいるが、これはストレス発散にでもなっているのだろうか。こんな文を誰が読むのだろうと思いながらも、もしかしたら共感してくれる人間がたくさんいてバズるかもしれないという期待を抱く自分がいる。まず、無名の人間のなんの捻りもない題名で書かれたメモ帳のようなものが人の目に付くのだろうか。どの層がこの文を読むのだろう。ふと、目について読み始めたとしても5分で読むのを辞めるだろう。最初はあたかも個性のある人間が書いた有名文学が始まるかのような雰囲気を醸し出しているくせに、一向にストーリーは進まないしあっと驚く事件も起きない。人の思考を覗くというのはある意味興味深いとは思うが、無名のどこの誰かも分からない人間の妄想を読んでいるほどこの世界の人間は暇ではないはずだ。コロナウイルス感染症が流行り、家にいる時間は増えたかもしれないが様々なジャンルの作品が揃うこのサイトにてこれをまだ読み続けているあなたは相当な物好きだ。なんて読者に語りかけるような文を書いているが読んでいる人間は皆無であろう。ストーリーを考えて小説を書くという事もしたいけれどまずは試しに投稿してみたい。新しいことに挑戦するのが大好きなのだ。小説なんて書いたこともないが、小学生の頃から読書感想文は何度も入賞したし、国語の成績も良かった。最近占いで文才があるという結果を見て小説を書いてみたいなと思った。この歳になって文学はあまり読まなくなってしまったが、学生時代朝の読者の時間は誰よりも熱中して読んでいた自信がある。異世界転生ものが大々的に流行る前からゲームの世界に飛んでしまうというようなストーリーの作品を好んで読んでいたため、流行りだした当時はなんだかモヤっとした気分だった。その当時から結局は自分だけが転生者であったり現実の世界から迷い込んだ人間といった唯一無二感や全能感を感じたかったのだなと思い返してハッとした。冒頭で話していた頭の中は、小さい頃から変わらないのだ。僕にとっては自分が特別な存在になるという事が小さい頃からの願望であったし、そう思われるだろう振る舞いを今も無意識にやってしまっている。人に「お前ってやっぱ凄いよな」「他の人にはないもの持ってるよ」と言われるのが1番嬉しいのだ。そのために新しい事への挑戦を辞めたくはないし、本当に正真正銘唯一無二の人間になりたい。私の考えでは人間は皆、小さい頃から本当になりたい自分や根底にある願望は変わらないのだ。大人になった今こそ、ふとした時に考えてしまう事や小さい頃の自分が思い描いていた未来の姿に近づけるような努力を絶えず続けていくべきだと考える。もしこの文を読んでくれた人がいるのならば、新たなことへの挑戦や諦めかけた夢を再び追う決心をしてほしいと思う。リスクがあるからこそ人生は楽しい。頭の中にあるものを実現させよう。失敗したって死ななきゃ何度だって立ち上がれるのだから。
もし最後まで読んでくださった方がいたら、友達になれるレベルで感謝の気持ちを抱いているので連絡取りたいくらいです。ありがとうございました。