真冬の暮らし
猫はこたつで丸くなったり、あちこちで寝ていたり。
窓の外、雪ふりだと恨めし気にみつめる、りとさんでありました。
新年を迎えて早や一月。一年で一番寒い日々を過ごしています。
今年は雪が少なく、春からの水不足が心配されています。しかし雪はなくとも、冷えるときは氷点下二けたまで遠慮なく冷えますし、雪も降れば地吹雪となって車を運転するのも戦々恐々になります。
そんな冬、猫はどうしているかというと。
新しく据えられたペットクッションで寝ています。
そのクッション、どこに置かれたかというとリビングのワイヤーラックの最上段です。娘が名付けました。「りとのプライベートルーム」
猫は、やはり高い所が好きですね。そして高い所は暖かい。しかも誰にも邪魔されない。
猫の天国、リラックススペース。
秋辺りから、キャットタワーを置いてワイヤーラックの最上段へ登らせようと思っていた計画は実現しました。
ええ、キャットタワー、導入したんです。旦那の手作りですが。
正月休みに、ただぼんやりとコタツに寝ころんでいた旦那が、何を思ったのかキャットタワーを作ると言いだしました。
もとより買おうかなと思っていたわたしですが、まあ作るんなら作れば? と静観していました。なんせ、こちとら文フリ京都のまえで忙しかったのです。縫い物が←おいっ。
なので、旦那が丸い木の柱を買って来たり、土台に電動ドリルでビスを固定したりするのを、ただ見ていたのです。
しかし、「材料が足りないから買いに行く。付き合え」とか、「ここの下のところに、マットを敷け」とか、「柱のところに麻の紐を巻け」とか、やたらと指示してくる。
こちとら文フリ京都でいs……。
カリカリしながら、タワーの中段にモフモフなシートを敷いたり、麻紐をぐるぐる巻いたりして出来上がりました、ハンドメイドのキャットタワー!! でかい、これ狭いリビングに置くのかいっ! あんたの両親きたら、きっとビックリしちゃうよ。
キャットタワーは2メール程の細めの丸太が柱となって、真ん中くらいと上に猫が上がれるスペースが付いています。柱には麻の紐が巻かれているので、爪とぎにうってつけです。
そして、これが。ワイヤーラックの隣に置くと、そのままラックの最上段へ楽々と登っていけるのです。しかし、大きくて邪魔!! ま、猫のためだ。
そんなわけで、初めこそ見慣れぬタワーに警戒していたりとさんですが、「爪がとげるよ」「のぼれるよ」「すっごいたかいところにいけるよ」というのを理解した今は、なくてはならない存在に。
今はリビングにコタツがあって場所をとっているけど、コタツを片付けたら今みたいな狭苦しさは感じないかな。
そんなわけで、冬は冬でまったりしているりとさんなのでありました。
最近は、ひとりお散歩もしていますが、うっかりすると四時間も帰って来なかったりするので、気が気ではありません。
吹雪だと、数分で戻ります。




